呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

呑み会 その2

2013-12-21 | 食べ物・お酒の話


気仙沼で呑み過ぎて、二日酔いで仙台に戻ってきたが、その夜は昔からの友人たちとの忘年会だった。調子悪いけど、40年来の仙台の友人たち、それに今回は東京、横浜、宇都宮、青森!からも参加してくれるという。これは多少調子が悪くても行かねばなるまい!

場所は二日町の「きりん」にて。
いい感じのお店で料理もgood!画像は「前菜盛合せ」牡蠣のカクテルソースのせが美味しかった。
お酒も宮城の地酒を中心にいろいろあったが、オジサン、オバサン(ごめん!)は「最近、日本酒は翌日に残る」とか言って、結構ワインを呑んでいた。うーん、歳を感じるなぁー。
このメンバー、前にも紹介しているけれど、古くは僕の小学校からの友人に高校時代のバンド仲間などが加わって、今でもこうやってたまに集まっている。東京にいるメンバーとは毎年西伊豆に行ったり、スキーに行ったり、もちろん呑んだりと、よく集まっていた。
でも元々は仙台つながりの連中だ。今回のメンバーのSとかKは小学4年からの友達。もうほぼ50年ですよ!高校の頃のメンバーだって40年、ホントに良い仲間です。



2次会は、近所の「僕んち」で。公務員早期リタイアのマスターが一人でやっているお店だが、ギターやベース。、ドラムなどがいっぱいある。
現役のジャズベーシストもいるし、それ以外も「昔取った杵柄」で、呑めや弾けや歌えや!
気づけば真夜中を随分過ぎ、外は仙台今年初積雪で真っ白だった。
持つべきものは友!の一夜ありました。







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呑み会 その1

2013-12-17 | 食べ物・お酒の話
会社メンバーの会議を気仙沼で開催した。たまには仙台以外のところで開催し、地元メンバーとの交流や他の職場の仕事のやり方を学んだりも大切ということ。今後は県内の他の支社でも会議開催を予定している。



さて会議後は、当然懇親会。気仙沼なので呑んだら帰れない。泊まりで懇親会(忘年会)です。
気仙沼では有名な「福よし」にて。なかなか良い店だった。料理がとて美味しかった。刺身類はもちろんのこと、ホッケ焼き、エビフライなども抜群!コリコリの歯応えのイカ刺しは久しぶりだ。
地酒の喜祥も大変美味しく、大盛り上がりの2次会もあり、完全に出来上がりどうやってホテルのベッドに入ったか全然覚えていない…。
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呑む気オヤジの、観る!~「清洲会議」

2013-12-15 | 映画(DVD)の話


♪映画「清洲会議」
三谷幸喜作品おなじみの役所広司、佐藤浩市、小日向文世らが相変わらず上手で良い味を出しているが、今回は秀吉役の大泉洋が抜群の存在感を示していた。
この人、僕が札幌にいた15~16年前に地元局のバラエティー番組にチョイ役で出演していて大して目立っていなかった。
それがいつの間にかキー局の番組に進出し、役者としても頭角を現してきた。もう今やお笑いタレントというより俳優として大活躍だ。立派なもんです。

さて肝心の映画の内容は?
最初のうちはちょっと退屈なところもあったが、「会議」が始まったあたりからの心理戦、お市の方や松姫の深慮遠謀、妻夫木くん演じる織田信雄のバカ殿ぶり、その他豪華な脇役陣のキラリと光る演技など、とても見応えがあり、面白かった。
やっぱり三谷幸喜は天才だね!



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呑む気オヤジの、観る!~「母の身終い」

2013-12-15 | 映画(DVD)の話



♪映画「母の身終い」
最近「そして父になる」とか、家族ものが続いているが、これもその流れで観たかった作品。
仙台では公開の予定がなく、銀座シネスイッチでしかやっていないので、この前の「日帰り弾丸上京(詳細はFBで)」で、朝一番で観てきた。

麻薬の運び屋手を出して逮捕・服役していた中年の息子は、出所後に職もなく、ソリの合わない母親の元に転がり込む。口うるさい母親とは毎日口喧嘩ばかり繰り返す。
そんな時、母親の癌が脳に転移し余命幾ばくもないことが分かる。そのうち身体にも思考も障害が発生し意識がなくなるという医者の説明に、母は息子に内緒でスイスの施設での尊厳死を選択した。それを知って母を説得する息子、迷惑を掛けたくないので自分の寿命は自分で決めるという母親。結局母親は施設と契約を結んでしまう。
いよいよその日が来た。施設まで母親を送る息子。明るく清潔なベッドルームで、薬を飲み死を待つ母親と見守る息子。最後はお互いに抱き合い「愛しているよ!」今まで素直に言えなかった言葉を口にし号泣する…。

狭い映画館のそこここ鼻を啜る音が聞こえた。僕もさすがに最後はウルウル。なんとも辛いテーマの作品だった。
前に観た「そして父になる」も「もうひとりの息子」も赤ん坊取り違えという暗くて辛いテーマだったが、まだ未来に希望があった。
でも母が自ら死を選ぶ、自分の身終いは自分で決めるという重い話だ。
唯一の救いは、最後にお互いに許し合い、親子愛を確認できたことか。
この映画については観たいと思った後に、新聞に短評が載っていて「重いテーマにしては掘り下げ不足」のような評価だった。
確かに、尊厳死を選んだ母親になぜもっと思い留まるよう説得しなかったのか、最後に母親に付き添っている時にそんなに淡々としていられるものか、ラストシーンで息子は何を思っていたのかなど、疑問やツッコミ不足があったことは否めない。
でも観終わった後には、絶対に親孝行しよう、最後まで母の面倒を見ようと思わずにはいられない作品でありました。




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母の煮しめ

2013-12-07 | 家族のこと

母が珍しく得意そうに「今日は煮しめを作ったら、美味しく出来たよ」と言う。
うん、確かに美味しいよ。
だんだん体力が落ちてきて、昔は料理が得意だったのに、最近は簡単な炒め物とかデパ地下食材とかレトルトが多くなっている。息子としてはちょっと寂しいが、でも年齢を考えれば致し方がないことだ。
独身の僕にとって、母と同居し、母が夕飯を作ってくれることはまさに幸せ。

日経新聞の夕刊一面に、毎日日替りで「あすへの話題」というエッセイが掲載されている。
僕は金曜日のヴァイオリニスト千住真理子さんのエッセイが、文章も上手だしウイットとペーソスがあって好きだ。
先日は今夏に亡くなった母親の作る鳥の唐揚げの思い出。以下、要旨。
『母親が亡くなる直前に得意の唐揚げを作ってくれた。無理しなくていいよというと「私が唐揚げを作れなくなったらおしまいだから」と、痛む体を必死に動かして、油の入った鍋にしがみつくようにして揚げてくれた。「なんかうまく揚がらない」と泣きそうな声でいう母親が揚げてくれた唐揚げは、確かに焦げたりベトベトだったりしたけど「美味しい!やっぱりこれだね!」と言ってがむしゃらに食べた。
この前、料理が得意な次兄が母が揚げるのとそっくりの味の唐揚げを作ってくれた。すごい勢いで唐揚げを食べ、「1キロ全部食べちゃった!」と次兄夫婦に笑いかけながら、しきりに目を瞬いた…。』

うちの母はいつまで僕の夕飯を作ってくれるのだろう。煮しめはいつまで作れるのだろう。
亡妻も痛む体を押して家族の夕飯を作っていた。一体どんな気持ちで作っていたのか。
母や妻に対するいろいろな想いが綯い交ぜとなり、涙を止めることができなかった。




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