ちょっと前に話題になったものの、読んでいなかった こちら。
ノンフィクションなのですね。 (と思い込んでたけど・・・ もしかしたら違うかも…。)
これまで、「建築」がテーマの本って、読んだことがなかったので、なかなか興味深く、面白く読み進めました。
かなり、ワタシのような 素人にもわかりやすく、読み易く書かれていたので。
でも、帝国ホテル(ライト館)の10年以上に渡る建築、ゆくゆくの保存に際し、それはそれは次から次へと災難が降りかかるのです。
そもそも、新築工事途中からして、設計者と助手、現場の工事人、支配人と役員などのホテル側などの意見の食い違いがすさまじく、これを乗り越えつつ先へ進めていくあたりの経過は、おもしろかったのですが・・・
苦労したわりに、揃いも揃って浮かばれない・・・。
なんか、あっけなく 主要人物たちが “故人” になっちゃったり…
と、あっけなくエピローグに突入した感が拭えず、チョット残念だった面も 。。。
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