めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

めだか、太平洋を往け(重松 清)

2023-05-07 07:59:08 | 本(よかった!) か・さ行の作者

もぅ、いいや。
待望のGW、この本 に出逢えたから。
満足、満足、大満足!!
は~~~(ため息) いいGWだった!!

はっきり言って、重松作品、ここ数年の傾向が説教臭くなる一方だったので、しばらく ずっと遠ざかっていたんです。
なんつーか、…書いてあることが正論なだけに、 お仕着せ感がプンプンしていて、読むのがあまり面白くなくなっていたという反抗期?!(笑)
へへへ…
でもね、 覆った! 一発で。
正直、読み始めてしばらくは (またかよ・・)と薄っすら思ったりもしたんだが、いやいや、なんのなんの。

振り返れば、昼夜逆転のこのGW…(?)← 入院中よりも明らかに睡眠時間は長かった。。(かもしれない(笑))
あれ? あれ…?(笑) *GWの目標=蕎麦三昧→ 2時間並んでヘロヘロになりながらも達成しました。
そんな中、この本にのめり込む込む…。
改めて、重松センセイのスケールのデカさを彷彿とさせる作品。
これは、、 若い作家さんじゃ書けないよなー。
人生経験積んで、たくさんの物を見て感じてきた円熟作家さんでないと、こういう世界は作り出せないでしょう。。

登場人物の位置付けも良かった。
翔也とパパ、泣かせる~~~~
わかっていても泣けるーーー
わーん。。。
重松センセイの策略に引っ掛かった(?)
でも、策略でも何でもいいや。
そんな魂胆、頭をかすめる隙もなし。

明日からまた頑張ろう!
この活力を得られたのは、この本のおかげです。



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