めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

善医の罪(久坂部 羊)

2021-04-24 17:00:55 | 本(まあまあ) か・さ行の作者

ほんっと!(←力込め)
久坂部センセイの は、面白いったらありゃーしない!
どうしてお医者さんの文章って、こんなに伝わりやすくてわかりやすいんだろう・・・
こういう本があると、救われた気持ちになります。

だけど…
書かれていることは、理不尽で最初~最後の一歩手前まで憤りでムラムラ…。
久坂部センセイの描写がリアルでお上手だから、余計になんか…
組織とか 悪い空気の流れとか… しかも、アリアリと作為的な一連の渦に巻き込まれていくって、 
信じられない!なんでよ?!(怒)と思いながら、病院の組織とバックの医療法人とか に失望させらっれっぱなしだった。
そして、なんか怖いな。。と思った。

ワタシの思いは、一貫してルネ先生と同じ。 全くお・な・じです。ハイ。
そして、山際先生の放った一言、「こんなんじゃ、医者は誰も救命や治療をやらなくなる…。」
これが 胸に突き刺さりました。
そうよね。
そうだと思うよ。

あとあと、最後に、、
宇野さん!
ひゃ~~~
久坂部センセイ、どうして こういう設定になさったのか??(わくわく♪)
ビックリしましたが、← それまでの人物像に感情移入していたので…(笑)
こうくるとは。
だから、久坂部センセイの作品、大好きです。(爆)

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