めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

ビブリア古書堂の事件手帖3~栞子さんと消えない絆(三上 延)

2013-11-30 22:35:33 | 本(まあまあ) ま・や・ら・わ行の作者

来ました。
待ち望んでいた、3作目

ワタシとしては、今ひとつだった2作目に比べて、とても面白く‘復活’しているように思えました。
まず、めくってすぐの篠川家の写真...
これが仕掛けになっていて、後々のストーリーの鍵となってくることからして、
途中から これまでとは違う展開めいた予感と共に、期待を裏切らない巻となっていました。

栞子と文香、正真正銘の実の姉妹ではありますが、年の差以上に大きな違いが出てきましたねぇ~~。
智恵子さん(母)は、これから出てくるのでしょうか…
もしかすると 大輔の方が、篠川姉妹よりも先に智恵子さんとお近づきになっちゃったりして… ??

今作には、1巻で登場した坂口夫妻や、2作目から引きずっている『クラクラ日記』、
それに、智恵子さんの真相を握っている「ヒトリ書房」の井上太一郎の新たなる登場、
などなど… ちょーーっと今後が楽しみになってきました♪

今回のは、登場する本とのエピソードも良かったし、
(ワタシは、『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』が 気に入りましてヨ。)
栞子が謎を解き明かす面白さ以上に、栞子自身の背景のミステリー性に興味津々…
とゆー感じでしょうか。

次の巻(№4)は長編のようなので、一気に進展か…??!
あ~~、 はよ 読みたい!


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夫のカノジョ(垣谷 美雨) | トップ | ガソリン生活(伊坂 幸太郎) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本(まあまあ) ま・や・ら・わ行の作者」カテゴリの最新記事