めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

患者さんに伝えたい医師の本心(高本 眞一)

2019-06-03 21:09:35 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

こちら、読みました。
奥さまの発病、闘病… は、第1章で。
でも、奥さまのご病気が深刻な局面を迎えられた時と、ご自身が東大の教授になられた時期と重なっていたというのは…
あまりに精神的に、(もちろん体力的にも) ちょっと… 想像を超越した過酷さ だったかと・・・。

また、第4章では--- それこそ腰が抜けるほど、(笑) びっくりしました… (あわわわわ…)
だって、先生のご略歴(この本の背表紙)には載っていなかったもので~。
お医者様の世界も・・・ あるんですね…  まぁ、いろいろと。(そりゃーぁね…)
でも、そんな(第11章も同じく。) 先生だからこそ! と、先生が掲げられるビジョンと生き方に共感して、同志が集まるのではないかな~~、と。
かくいうワタクシめも、この本を通じ、髙木先生が目指されるところや考え方に賛同し、信頼感を抱いた一人です。

ご高名で天下の東大卒、東大教授、などなど、この世の中で怖いものなんて なぁんにもないんじゃないか… (?)
という、煌びやかな先生が発せられた、医療現場での葛藤や疑問というのは、ご高説や成果よりも、患者にとっては深く心に響きます。
こういう、正しい方向に牽引してくださるかたというのは、医療界にとどまらず、この国の宝ですね。

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