西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

私の考え出した言葉(50)リエゾン・リサーチャー

2006-05-10 | 私の考え出した言葉
リエゾン・リサーチャーとは、「学際連絡研究者」とでも言えようか。奈良女子大学大学院人間文化研究科で新 睦人先生が科長の時、学際的な研究科を構想し、どういう修了生を育てるのか、で私は「リエゾン・リサーチャー即ち学際連絡研究者を養成すべし」と発言し、文部科学省提出書類にその言葉が書き込まれたことがある。この言葉は、元々は、リエゾン・オフィサー即ち連絡将校という言葉からきている。(フランス語か)連絡将校とは、陸軍と海軍、前線と参謀等々との連絡を緊密に行いうる将校(少尉以上)である。連絡する両方の実情に通じていないといけない。
同じようにリエゾン・リサーチャーは、理科系と文科系、理科系でも基礎科学と応用科学の両方にある程度通じていないといけない。そのことで、両方で「ブレーク・スルー」の可能性が出てくるのだ。でも、こういう人って大学院で育てうるか一寸疑問だな、とも率直思った。

思い出を語ることは、脳を活性化させる

2006-05-10 | 色々な仮説や疑問
今朝のNHKTV「まちかど情報室」で「思い出を語ることは、脳を活性化させる」をやっていた。これは今のところ仮説と言う。今度、平安女学院大学の生活福祉学部に健康福祉セラピーコースをつくるが、そこでの「代替セラピー論」に「ナラティヴ・セラピー」という講義も取り入れようか、と考えている。「(思い出を)語ること」によって精神が落ち着き「癒し」にもなると考えていたが、今日のテレビでは「脳も活性化させる」という。それなら認知症の予防になるかもしれない。
そういうことを話していたら、「ボランティアで聞き手をやったら・・」の声が飛んできた。案外、私は「聞き上手かもしれない」と密かに思っている。いずれまた。

しんどい時の短歌(啖呵)

2006-05-10 | 生活・空間・芸術と俳句・川柳・短歌・詩
『学士会会報』の2006-Ⅲ(No.858)で竹内整一さん(東大文学部教授)が「「おのずから」と「みずから」―「はかなさ」の向う側ー」を書いている。中で僧侶の金子大栄さんが般若心経の「色即是空 空即是色」を次のように訳していることの紹介が心に残った。「花びらは散る。花は散らない。」しんどい時に唱えれば、と思う。
私は、改組、改組で「可愛そう」の時、次のような短歌(啖呵)を唱えていた。
「瞬点の我が宇宙を思う時あたま心の広々とする 市路」

IFHE is IF HE,

2006-05-10 | 言語・字・言語遊戯
IFHEとは、The International Federation for Home Economics(国際家政学会)の略語である。このIFHE を分解すると、IF HE となる。そこで、これに目をつけて私が「洒落挨拶」をしたことがある。2004年8月に京都国際会館で行われた「第20回国際家政学会議」の役員レセプションでのショートスピーチである。

IFHE is IF HE. So IF HE would cooperate with her,all could be done very well towards gender-equal family and gender-equal community as well.

外人から少し「笑い」を取り、会期中、これを聞いた外国人役員から、私はDr. IF HEとも呼ばれていた。