学生にパリ・シテ島のノートルダム寺院を紹介していて、当然フライング・バットレス(飛び控え壁)の説明をし、ノートルダムを後ろから見ると、多くのフライング・バットレスを見ることになり、まあ「バックシャン(後ろ美人)」だな、と言ってから、「シャン」の説明もした。まあドイツ語の「シェーン(schon、oにはウムラウト、美しい意)」が学生語でなまったもの、「シャン」は我々の学生時代「美人」という意味だった、と話した。関連で「デカンショ節」を唄ってしまった。「デカンショ、デカンショで半年暮らし、後の半年寝て暮らす、ヨーイヨーイデッカンショ」(デカンショはデカルト、カント、ショーペンハウエルである。つまり三人の哲学書を読んで半年暮らすという訳・・)その替え歌に「シャン」が出てくる。
「橋の向こうをシャンが通る、同じシャンでもおばあシャン、ヨーイヨーイデッカンショ」最近の学生は、殆ど知らず、「へー」という顔をしていた。
「橋の向こうをシャンが通る、同じシャンでもおばあシャン、ヨーイヨーイデッカンショ」最近の学生は、殆ど知らず、「へー」という顔をしていた。