西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

孫達の来襲

2006-03-29 | 生活描写と読書・観劇等の文化
今日、名古屋にいる娘と孫二人が春休みでやってきた。事前に家中の整理が大変だが、まあ年3,4回の楽しみだ。正月、春休み、ゴールデンウィークそして夏休みである。上の男の子が小3、下の女の子が4歳で幼稚園だ。夜、私は帰宅すると、孫二人が待ち受けていた。玄関の間で二人を抱っこした。かなり重くなっている。この「抱っこ慣習」は何時まで続くであろうか。上の子の通知表を初めて見せてもらった。今までも「どうだった?」と聞いていたので娘が持ってきたのだ。「へー、最近の通知表は大きいのだな」と思った。私の子どもの頃の紙も字も倍位の大きさだ。お祖父ちゃん、お祖母ちゃんが見ることを想定しているのかもしれない。まあ国、社、理、算数は「よく出来ました」になっている。図工、音楽、体育は「今一つ」である。まあ私の子ども時代とよく似た傾向だな、やはり孫かな、と思った。
「爺馬鹿チャンリン」である。

金閣寺と池、松

2006-03-29 | 住まい・建築と庭
松は、結構痩せた地に強く例えば桜島の噴火溶岩の隙間から松が生え出ていたのを昔、目撃したことがある。ところが、最近は全国的に松枯れ現象が起きている。京都の金閣寺では、薬剤を噴霧するのはやめて松枯れに強い苗木を数多く植えたようだ。将来が期待される。この画像をテレビで見ていて、金閣寺、池、松林、人間の視点とあって、金閣寺の風景を形成しているのが分かる。ここで大事なのは、金閣寺と言う建物だけでなく池や松林もセットで考えられていることだ。金閣寺は元々は室町時代のものだが、これらの配置は平安時代の寝殿造りを継承しているのではないか、と思った。これも「歴史とのつながり」の例ではなかろうか。

新入生へー学問の態度、対象そして伝授形式

2006-03-29 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
予稿(予行)練習。学部長・学科長として。「皆さん平安女学院大学生活環境学部生活環境デザイン学科御入学おめでとう。皆さんは、喜んで入学した人が大半と思いますが、中には不本意入学の人もいるかもしれませんね。そういう人に私は言いたいと思います。人生を90年の野球ゲームとすると、皆さんは10代後半なので2回裏位ですね。仮に同級生・友人が例えば国公立や「関関同立」等に行って、若干リードされた形になっても9回裏までには十分逆転出来ますよ。その方法も伝授したいと思いますので粘り腰でついてきて欲しいものです。私も人生7回表位で「まだまだ」とい思っていますよ。それで、そのためにも今日は三つのことを言います。一つ目は、学問の態度です。皆さんには今までのように学力ではなく、更に学問力をつけて欲しいということです。どういうことかと言うと、「真似ぶ」から来ている「学ぶ」だけでなく、口を出して問う、つまり質問し意見を言ってください。この二つが出来て初めて学問力なのです。是非4年間で学問力をつけてください。二つ目は、生活環境学の対象は、衣食住と言いますが正に毎日の日常茶飯の生活なのです。勉強、学問の対象がごろごろしているのですよ。ぼーとしている人には見えませんが、一寸コツを教えますから、それらをつかまえて考える楽しみにして下さい。考えるというのは、お金も要らないし、無料の、いや無量の楽しみで、何時でも出来ますよ。まあ自動車にぶつからない様に・・。三つ目に、大学の授業は、平安女学院では80分で、高校までの45分の2倍近くです。先生方も皆さんを飽きさせないよう工夫しますが、皆さんも大学生らしく、少し我慢して聞くこともおぼえましょうね。」(今日、実際に練習したが、このブログの方が「進化」している。)

白山

2006-03-29 | 言語・字・言語遊戯
白山(はくさん)は郷里・石川県(と岐阜県にまたがる)山である。今朝の衛星テレビ「日本の名峰」で紹介していた。標高2702メートル、日本列島で、これより西に2千メートルを越える山はなく、高山植物の西の端だ。「ハクサン」の名を冠する高山植物は30種もあり日本一という。高山植物では「黒百合」が有名。「黒百合は恋の花・・」という歌もあったっけ。日本三山(富士山、立山そして白山)の一つ。白山の名は雪が多いことからつけられた。そういう意味では雪の多い季節に行くのが良いのかもしれないが、まあ初心者として、先ず夏からでも行って見たいものである。