西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

宇宙ステーション「きぼう」の形ー○と□

2006-03-06 | 時論、雑感
今朝NHKTVで宇宙ステーション「きぼう」のことをやっていた。その写真を見ていて「やはりな」と思ったことがある。形の中心は「円筒形」とそれらの組み合わせである、ということだ。これは、前に「タンクローリー」のことを書いたときにも述べたように、断面○の円筒が、最も少ない材料で最も多い容積をカバーできるからなのだ。「空間獲得経済性」とでも言えるだろう。宇宙空間では、大変重要なことだろう。しかし、人間が直接生活しない外部に出す物によっては四角くならざるをえないものもある。又、人間の乗る内部を見ると、棚などは□の組み合わせであるのは仕方がない。その間の○と□の隙間をどう利用するのか、今日の映像では、一寸分からなかったが頭の使いどころである。(写真は、「きぼう」号)

1階の縁側(7)ぶらんこ

2006-03-06 | 金沢の思い出
今までの、「金沢の家」については、カテゴリー「金沢の思い出」で見てほしい。縁側に行って上を見ると、小梁(こばり)というか横材が座敷から庭に向かって細かく入っているのが見える。そこに「欠き餅」を藁縄に編んで吊るしたことは既に書いた。同様に「春になると」、そこに縄を垂らしてブランコも吊るして子ども達が漕いで乗ったのだ。ちょっとギーギー言って大丈夫かなと思ったが近所の子ども達もやってきて乗っていた。「春になると」は、「きっこのブログ」の蘇東波の詩の受け売りである。「ぶらんこ」が俳句の春の季語だとも初めて知った。
ところで、右隣の水野さんの所は、子どもは皆、娘で今頃は立派なお雛様を床の間に飾っていたが、縁側には「逆上がり」用の鉄棒ならぬ「木棒」が座敷側の柱と庭側の柱に渡されていて、私もそこで逆上がりの練習をさせてもらった。とにかく縁側は「使いで」があった。
「縁側のブランコひねもす揺らしてる 市路」