西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

彼岸の墓地掃除

2006-03-21 | 住まい・建築と庭
今日は彼岸の中日、家のすぐ近くの墓地の掃除を家内とした。雑草の根を掘り起こした。墓は未だ建っていない。土地だけである。約1坪弱の広さ、ほぼ正方形である。回りの墓地には1/5位は墓が建っており、ほぼ普通の細長い直方体が一番上にのっているあの石の墓だ。一寸したデザインをしてあるのは二つだけだ。これらの墓には全て花が供えられていたので、皆この彼岸の期間にお参りに来たようだ。私は既に12日に金沢の祖父母、母の墓にお参りしている。
ところで、この私達の墓地は、自宅の2階の書斎の窓から見下ろせる位置にある。旧の村の墓地を少し拡張し整備したもので、近所の我々新入住民にリーズナブルな値段で分譲されたのだ。私は、墓地と墓を色々自分で訪問、研究して自分らしいものをデザインしたいと考えている。家内には、大略のイメージとして「下方上円ピラミッド墳」(□○△)と言っているが、どうなりますか。

WBCで日本がキューバをくだし優勝

2006-03-21 | 時論、雑感
WBC(World Baseball Classic)で日本がキューバに10対6で勝って優勝した。プロ野球が日本で始まって72年と言う。松坂が投げMVP,イチローも福留も打って点を入れた。王 貞治監督の采配も良かった。今回、クールなイチローが妙に興奮、ハイテンションだった。15人いる日本人大リーガーで僅か二人、イチローと抑えのエースの大塚晶則だけが参加で、松井も井口も参加しなかったせいかもしれない。又、韓国に2敗し、最後に勝ったり、球審の明らかな誤審に泣かされたりだったからかもしれない。
ところで、Baseballは直訳すると、「塁球」であるが、「野球」(逆訳するとFieldball)と訳したのは近代俳句の創始者とも言うべき正岡子規である。正に名訳だった。

柳澤桂子さんと般若心経

2006-03-21 | 色々な仮説や疑問
今日のテレビ再放送で生命科学者・柳澤桂子さんと般若心経を見た。柳澤さんは1938年生まれで私より三つ上だ。お茶の水女子大理学部卒、アメリカの大学院に進学、日本に戻り慶応大学医学部助手を経て三菱生命科学研究所勤め、30歳代で「難病(病名不詳)」にかかり寝たきり、科学ライターとして発信、般若心経によって「悟り」を開く。宇宙は、空(くう)、全ては粒子で繋がっている、というのは科学者らしい。現在は奇跡的に回復している。
私も頭では、「全ては粒子として繋がっているだな」と分かるが自分が無生物の世界と同じとは中々理解がいきにくい。確かに「山川草木に仏性あり」だが。柳澤さんは般若心経を自分の言葉で「訳して」おられる。自分の命は自分のものではない、皆のものだ、という捉え方も良い。娘さんによって気付かされたようだ。自分の命に他所の人達が注目している、つまり「つながっている」のだ。こういう考えが広まると自殺はなくなるのではないか。とにかく、これは歴史的つながりに関係するが、それは、まあ生物史からかな、と今は思っている。