西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

「つなね」理事会に行き、「自宅」にも寄る

2006-03-26 | 地域居住学
4月9日に23軒でのコーポラティブ住宅「つなね」の管理組合総会があるので、今日、準備の新旧合同理事会があり出かけた。私が今年度、理事長で次にバトンタッチするのだ。今年は、たまたま理事長の私だけが男性で残りの3人の理事は女性だった。ところが今度の新しい理事会構成は全て4人が男性なのだ。奥さんが前にやっていたり、働いていたりで止むを得ない。2000年3月27日に住み始めなので今度7年目に入る。23軒なので毎年4軒が理事になるとすると、6年で一巡し、7年目から平均して2度目の理事となる。集会所の南の庭に杏(あんず)が満開になっていた。一寸、桜と間違えた。室生犀星の「杏っ子」を思い出した。
ところで、私の「つなね」邸は「別宅書斎」になっており、NPO法人の事務所にもなっているが、今年は、私が奈良女子大学から平安女学院大学に再就職したので充分機能していない。今日は理事会の後で一寸「別宅書斎」に寄って若干資料(業績=論文等)の整理をした。(写真は、満開の杏)

超高層住宅は、なぜおかしいのか

2006-03-26 | 住まい・建築と庭
『建築とまちづくり』誌から依頼されて「超高層住宅は、なぜおかしいのか」を書いた。6月号掲載予定である。六つ位、理由をあげたが、簡単に言うと、私の持論で大事だと思っている「人々、環境(特に自然環境)そして歴史とのつながり」が切れてしまうからだ、ということだ。それにしても、超高層住宅は、結構「人気」があり、上に行くほど単位空間の値段が高いことになっている。眺望、優越感の値段なのか。今まで、関連で考えた超高層575の四つも論考に入れておいた。再度あげる。
超高層 春の香りも 知らざりき
超高層 エアコン効いて 夏はなし
超高層 ニューヨークの 秋悲し
超高層 降り立ち吹雪に 驚きぬ