水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・708」

2015-10-03 19:04:22 | Weblog



カルテ番号 む・2(8)

村木は仕事をそのように考えた事はなかった。
仕事は生活の糧。
自分に出来る職であれば、決めては条件だ。
給料の多寡と安定性。
自分の仕事、などという発想は村木の周りにもいない。
会社は就職できれば、後は出世。
それは給料が良くなるからだ。

面白いとか、つまらないとか。
自分に適、不適などというのは甘えだ。
会社から与えられた仕事が出来ないなら、出来るようにする。
それで給料を貰っているのだ。
嬉しいとか楽しいとかは、単なるオマケ。
オマケを基準に仕事はするべきではない。
そういう生き方をしてきた。

最近は先が見えている。
大きな失敗さえしなければいい。
上手くやらなくてもいい。
仕事は淡々をこなせればいい。
一日が無事に終わればいいのだ。
もちろん、そこに喜びなどない。
それは、当たり前なのだ。
喜びを求める方がおかしい。

(登場する人物・組織・その他はフィックションです)

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