水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・733」

2015-10-28 19:01:04 | Weblog



カルテ番号 む・2(33)

呼吸法ということだろうか?
院長の言葉は続く。
「身体の仕組みで、意識しないで自動的に動く神経を自律神経といいます。
例えば心臓などですね、命令しなくても働いてくれます。
対して、意識して、命令で動く神経を運動神経といいます。
例えば、手足、目、言葉も声帯を動かして話しています。
ところが、呼吸は自律神経でありながら、運動神経でもあるのです。
少し特殊な仕組みです」

この院長は単なる方法を教えるのではなく、仕組みを説明する。
それは、身体、あるいは生命を知って欲しい、という姿勢のようだ。
「ところで、村木さんの悩みだったのは、衰え、でしたね。
肉体の衰えというのは、その生理作用が衰えるということです。
生理作用のほとんどは、自律神経です。
もちろん運動神経も鈍くなりますが、それは筋肉に関係しています。
筋肉は、運動すれば作られます」

年齢がいくと、運動の必要性はよくいわれる。
だが、なかなか続かない。
そんな気持ちを読んだのか、院長は言った。
「身体を動かすのに筋肉は必要です。
そして、筋肉はある意味、簡単に付きます。
そして、ある意味、簡単に落ちます。
そういう性質なのです。
ですから、筋肉にこだわらなくても大丈夫です」

(登場する人物・組織・その他はフィックションです)


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