水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・727」

2015-10-22 19:05:29 | Weblog



カルテ番号 む・2(28)

感性に関しては、村木もそう思う。
例えば、高校生で行った京都、奈良の古刹、名刹。
当時は、その味わい深さ、宇宙観、素晴らしさなど解らなかった。
日本料理の味も、山菜の良さも解らなかった。
俳句も絵画も解らなかった。
ましてや、人の機微など解ろうともしなかった。

なるほど。
体力という物差しなら、落ちた。
体力、気力頼りの情熱も落ちた。
だが、静かな情熱なら、まだある。
ある、というよりも、若い頃には無かったものだ。
新たに湧き出たもの、ともいえる。

記憶力も落ちている。
名前が出てこない、など日常茶飯。
だが、応用力は上がっている。
単一の情報事項を忘れても、何とかなる。
情報の使い方が単一ではないのだ。
それは、能力が上がっている、という見方もできる。

(登場する人物・組織・その他はフィックションです)


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