カルテ番号 ま・7(38)
院長の言っていることはわかる。
わかるが・・・
「先生、プロの画家は、やはり才能が最初からあるからだと思います。
気功も最初から特殊な才能があるからですよね?」
院長は言葉に詰まりながらも答えた。
「縁、というものも才能だとしたら、そうですね。
でも、私はプロの絵描きは最初から上手い人ではないと思います」
縁?
何故、縁?
真木は縁という言葉に違和感を覚えた。
「縁?ですか?」
院長は即座に言った。
「そうです。縁だと思います。
才能は誰にもあるみたいですよ。
今の真木さんがいるのは、多くの先祖からの血ですよね。
その中には絵の上手い人も、歌の上手い人も、足の速い人もいました。
真木さんの才能は沢山あるのです。
それは誰にでも、沢山、沢山あるのです。
自分では自覚できないだけで、実はどんな人も才能に満ち溢れているのです。
ただ、その才能がオフになっているだけなのです。
それが、オンになる引き金を、縁というのだと思います。」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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