カルテ番号 ま・7(31)
祓いとは、穢れを祓い清める。
穢れとは、氣が枯れた状態。
ならば祓い清めるという表現は少し違うかもしれない。
あるいは、そうとしか表現が出来なかったのかもしれない。
氣という概念が一般的でなく、共通ではないからだ。
「先ほど、氣というのは多種多様だと言いました。
だから、ここでいう氣が枯れる、の氣は生命の事だろうと。
生物だけでなく、モノや場という空間も生命があります。
その生命が枯れると、穢れとなるのだろうと思いました。
つまり、病は生命力が低下、あるいは枯れた状態です。
それなら、祓いは氣を活性化する事になるわけです」
なるほど。
祓いは気功治療専門家としての仕事だったのか。
祓いなどという言葉だと、神道のようだが、そうではないのだ。
祓いという言葉は使わなくても、する事は同じ。
いや、神職にある方が祓いを解っていなかった。
そして、本当に祓いが出来る人は少ない。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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