カルテ番号 ま・7(21)
院長は思い出しながら話し出した。
「その後は・・・百見は一考にしかず。
百回みても、自分で考えなければ進歩がない。
そして、百考は一行にしかず。
いくら考えても、行動に移さなければ意味がない。
さらに、百行は一果にしかず。
行動は、結果を残して意味がある。
まぁ、そんな諺でした」
真木はその続きの事は知らなかった。
だが、象の話とどうつながるのだろうか?
院長は笑って言った。
「私は、この諺には賛成できません。
というより、人生訓のような諺は、全て信用していませんが・・・
つっこみどころが多々ある諺です」
「どういうところが変ですか?
私には、何となくいいような気がします」
真木は院長のつっこみどころが判らない。
「まぁ、私の偏屈な観方ということを断っておきます。
まず最初の、百聞は一見にしかず、です。
人間の百聞も、百見も、あまり当てになりません。
私としては、それが基本の立場です」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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