毎月第2日曜日朝9時から始まる、「板宿子ども論語塾」が本日で2周年でした。今日は30名以上の子どもたちが集まってくれました。
今日の論語は第1回目と第2回目に学んだ論語を再度みんなで音読しました。なぜ、それを取り上げたかと言うと、現在世間を賑わしている「食品偽装」を考える上で大切な論語でした。
「子曰わく、巧言令色、鮮し仁。」
上手いこと言って、うわべを取りつくると、仁(思いやり)が少ないよ。食品偽装はまさにこの論語を知れば、行われなかったでしょうね。そして、もう一つは
「子曰わく、利に放りて行えば、怨み多し。」
利益を追求すれば、怨みは多い、そして深いよ。食品偽装は利益を生みますが、これが明らかになると、顧客からの怨みは増し、そして、離れていきます。
2500年前に語られている言葉はさらに輝き、人間は成長していない現れですね。謙虚に学びましょう!
今回からは、当店の若いスタッフ2名が論語を教えることになりました。これも人材育成の一貫です。
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