アバウトなつぶやき

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道明寺粉

2005年10月18日 | たべもの
 棚の整頓をしていたら道明寺粉が出てきました。あ、賞味期限切れてる…。
 またもや賞味期限を過ぎてしまいました。しかし乾物、しかも期限はひと月前。
 こんなのは余裕の範囲!とは思っても早く使ってしまいたいもの。桜餅には(三重は自称関西圏だから桜餅って言えば断然、道明寺よ!)桜の葉がなければ許せないので、桜餅はパス。でも、道明寺粉って桜餅以外に何に使えるわけ?
 さっそくPCの前に座ってリサーチ。
 なんじゃ、こりゃ。桜餅しか出てこんやんけ。

 おっと「道明寺蒸」ってのが出てきましたよ。
 道明寺蒸は、白身魚をふやかした道明寺粉で包み、味付けしただし汁の中に入れて蒸上げる…というものらしいです。ほほぅ、美味しそうだ。これに決まり!
 とはいえ、今日はスーパーへ買出しに行ったものの白身魚は買ってない。今ある魚介類は、サンマ・サケ・エビ。よし、エビのすり身で代用しよう。
 そう思って作り始めたのは良いのだけど、すり身に道明寺粉をまぶすなんて出来っこないよ?ふやかしたらもっちりしておにぎりみたいに握れるかと思ったら大間違い(涙)こんなん、もち米に戻っただけやん。
 仕方ないから、まず軽くエビのすり身だけゆがいて団子にし、それからまぶして蒸すことにしました。
 で、なんとか丸めたので蒸すことに。だし汁に入れたらバラバラになりそうだから蒸し器で蒸そうっと。うーん、餅で20分だから、同じくらい蒸せば良いかなぁ。
 で、25分後。うぉ、大変!火を止めなきゃ!
 ふた開けたらビックリ。エビ団子が熱で膨張したため、まぶしてあった道明寺粉は見事に吹き飛んで、ふくふくのエビ団子とバラバラになった餅がそれぞれ単体となって鍋の中で散らばっていました。くっ、爆発したか…。
 結局、だし汁の中にエビ団子と丸めた餅を浮かべて食べるハメになりました。
 予定通りのものが口に入ったけれど、入る時の形状が明らかに想像と違いました。道明寺蒸はどうなったんだ!?
 だれか、本物作って食べさせて下サイ(泣)。