島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

ノコギリカミキリ

2010-07-18 14:01:28 | 昆虫
九州北部地方は、昨日梅雨明けしました。
昨日からカラッと晴れた天気が続いています(昨日夕方に夕立がありましたが)。
一昨日撮影した「ノコギリカミキリ」をご紹介します。
触覚がノコギリの歯状をしたカミキリムシ科の甲虫です。
成虫は5~8月頃にあらわれます。
夕方からさかんに林の中を飛び、夜間灯火にも飛んできます。
幼虫はスギ・ヒノキなどの針葉樹やブナ・クリなどの倒れた木やまきなどに生活しています。
日本全域に生息しています。
ノコギリカミキリ属には本種の「ノコギリカミキリ」と「ニセノコギリカミキリ」の2種があります。
この2種の見分けに苦労して更新が遅くなりました。
ヤスデの群れの中で発見して、「これはヤスデ退治の救世主となるか!?」と期待したのですが、よく考えたらカミキリムシは樹木を食べるのであって、昆虫食ではありませんでした。
このノコギリカミキリも大量発生したヤスデの中を右往左往していました。
PS.梅雨明けしてヤスデの大量発生も一段落しました。今は数も減っています。
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