島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

ウシハコベ

2008-05-01 14:24:01 | 植物
先日から色々と調べていた植物の正体が、つい先程判明しました。
名前を「ウシハコベ」と言います。
図鑑を調べて、最初は「ミミナグサ」だと考えました。
しかし、調べるうちに「いや、オランダミミナグサか?」と思うようになり、よくよく調べてみると花弁が10枚に見えることから「ハコベ」であることが分かりました。
さらに調べてみると花柱の違いによって「ウシハコベ」であることが判明しました。
「ウシハコベ」は、ナデシコ科の1,2年草もしくは多年草です。
道ばたや林のふち、田畑のあぜ道などに普通に見られます。
ハコベに比べて全体に大きいので「ウシ」の名前がつきました。
花弁は5枚なのですが、深く切れ込むために10枚あるように見えます。
これはハコベの特徴です。
また、ハコベでは雌しべの先にある花柱が3本に分かれるのに対し、この「ウシハコベ」では5本に分かれています。
(ちょっとこの写真では、3本か5本か見分けがつかなかったので実際に見てきました。)
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