島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

22年4月ジオバスツアー報告

2022-04-06 12:55:03 | イベント
22.4.6(水) 天気;晴れ 気温;15℃
 2日の土曜日に4月ジオバスツアー「島原半島の地形と人々の暮らし〜口之津・加津佐〜」を開催しました。
 参加者は色々とあって10名としておきましょう。
 研修室にて事前学習を行い、本日のコースについて知識を入れてから巡りました。移動中のバス車内でも景色から分かる事を学びました。
 まず最初の場所は南島原市口之津町の「早崎海岸」です。

 漁港のアコウの木を見学し、海岸に降り立って島原半島の大地の成り立ちについて学びました。
 島原半島と天草の間に流れる早崎瀬戸の潮の流れの速さも白波から見て取れました。
 その後、加津佐町の前浜に移動し昼食にしました。 前日まで強い風が吹きとても寒かったのですが、当日は風も穏やかで日差しが暖かかったです。
 昼食後、前浜の隣にそびえ立つ「女島」に登りました。

 上から見える海・陸地を観察しながら、地形の謎・人々の暮らしとの関わりを学びました。
 再びバスで移動し、最後の観察地「岩戸山」に向かいました。
 こちらも急な坂道を登り、大智禅師が修行したと言われる座禅石で「猿の墓」の伝説をお聞きしました。

 岩戸山には有名な「穴観音」もあるのですが、数年前の台風で道が崩落し、現在は立ち入り禁止になっています。
 火山に関係する大地の成り立ちと、その土地の上に住む人たちの生活の営みがわかる観察会となりました。
 
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