島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

合津城址

2012-02-05 13:14:28 | 歴史・史跡
愛野町の散策が面白い。
先月末の温泉神社に引き続き、史跡散策を楽しんできました。
まずは「合津城址」。

国道を少し離れた所に「合津古城址」の石碑があります。
城は旧合津湾の高台、正面の小高い丘の上にあったと考えられます。
戦国時代に有馬氏家臣の合津氏(城主に合津主税)が築きました。
この石碑から上へ登る道にもう1つ石碑があるそうで、探してみたが見つからない。
「おっかしいな~、ないじゃん。」と諦めかけた所で地元のおばあちゃんに声をかけてみた。
「ああ~、あそこ、あそこ。」と崖上を指さす。
「は?」

あんな所に!?
「あそこまで近づけないですよね?」確認の意味で聞いてみたが、「そこから登れるよ。」と・・・。
ほぼ垂直の土手に、腐った木片とゆるゆるの鉄杭で段が作ってある。
『うそ~ん』足をかけてみたが、ずるずると滑る。
まったく段が役に立っていない。
いやしかし、せっかく親切におばあちゃんが教えてくれたんだ、行かないわけにはいかない。

怪我を覚悟で上まで登って撮影してきました。
こちらの石碑には「地頭合津主税城跡」と刻んでありました。
なんとか無事に帰ってこれましたが、もうちょっとマシな場所に建てられなかったのだろうか。

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コメント
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