事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

明細書を見ろ!2019年1月号PART1 職員室の彼女。

2019-01-17 | 明細書を見ろ!(事務だより)

 

2018年12月差額号「忘年会の翌朝。」はこちら

印刷室に新しいコピー機がやってきたのは2017年の夏。CANONの

Image RUNNER ADVANCE 6565

そうです。例の280万円(税別)の彼女です。モノクロでプリントアウトするときはそっちを選択してね、とリクエストしたのをみんな守ってますよね。守れよ。

そして今年、新人が職員室に。EPSONのインクジェット複合機

LX-10000F

こちらの彼女は定価260万円(税別)。期せずして印刷室と職員室でプリンタ業界の1位と2位が激突することになりました。

参考までに、2017年の国内インクジェット製品の出荷台数のトップはEPSONでシェアは43.8%。2位がCANONで43.7%とデッドヒートをくり広げています。3位のブラザーのシェアは10%で、ほぼこの3社の寡占状態。レーザープリンタはCANONがトップでリコー、ゼロックス、京セラなどの戦国状態です(IDC Japan調べ)。

今週、山形にやってくるという噂のEPSONの社長は、まさにこのインクジェット複合機でレーザーの市場をぶんどろうと考えているらしい。

さて、10000Fの特徴は

・消費電力が小さい

・実はコピー機(65枚/分)を凌駕するスピード(100枚/分)

・高画質(去年配布されたブラタモリのチラシは、この製品でカラーコピーされたものです)

・ランニングコストが安い(スマートチャージの契約よりも安価)

……いいことだらけのようです。ま、これは業者のセールストークですけどね。市内の小中学校でこの機種が入っているのはうちだけ。要するに実験台。

「他の学校にも宣伝してよ」

とリクエストされているけれども、それは請求書を見てからだな。

画像は「アリー/スター誕生」A Star Is Born

あの哀しいお話をなんとレディー・ガガで再映画化。前から脱ぎたがる人ではありましたが、まさかこんなに……。オリジナルの名セリフ

Hello, everybody. This is Mrs. Norman Maine.

を現代に甦らせるために、登場人物にはブラッドリー・クーパー以外にラストネームが与えられていません。うまく考えたなあ。

PART2「定期昇給」につづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする