犬神家の一族 愛のバラード - 大野雄二 トリオ
PART1「マケインとトランプ」はこちら。
「何があっても、暴力をふるった時点でユニホームを脱がせるからな」
2003年に落合が中日の監督に就任したときにチーム全体に発した宣言。しかし、わずかこれだけのことを実現するのに5年を要したとか。
この人の体罰嫌い、というか体育会嫌悪は筋金入りで、秋田工業高時代は先輩からのしごきのために退部。東洋大でも体育会系の雰囲気に嫌気がさしてわずか半年で中退。練習嫌いという評判には、実はこういう背景があったのかもしれない。
中日において体罰根絶に5年を要したのには、鉄拳制裁で有名な、しかもそれが美談のように語られた星野イズムがのこっていたからだろうし、ことは中日だけではなく、プロ野球全体、スポーツ界全体にまん延していることが予想できる。健全な精神は健全な肉体に宿る?なんの冗談だろう。
本日の1曲は大野雄二の「犬神家の一族 愛のバラード」あの明朝体のどでかいクレジットが目に浮かぶ。にしても大野さん、むかしからそうだったけど、もう少しその猫背はなんとかならないですか。
2018年10月号PART1「親分健在。」につづく。
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