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YouTube: Don Henley-The Boys Of Summer
2011年4月号~「伊集院静」はこちら。
「安全神話を唱えた科学者はもちろんだが、一般の人も『まずいこと言っちゃってたな、恥ずかしいな』と思ってほしい。ところが、みんなで東電に『土下座しろ』と言う。土下座しても何の解決にもならない。闘い方が下手だなあとも思う」
29日、シベールアリーナで開かれた永六輔講演会にて。さすが、実はケンカ上手である永六輔らしい。まったくそのとおりだと思う。東電の幹部の土下座になんのメリットがあるかといえば、一瞬スキッとするだけ。
彼ら“原子力組”が、夢の技術である原子力を理解できない一般人を愚民だと思っていることだけはビシバシ伝わってくる。彼らに対して有効な対処法はこう結論づけることだと思う。あなたたちは結局のところ、無能だったのだと。退却戦はわたしたちみんなでやります。
「母ちゃんは、酒で男を下げる連中をいっぱい見てきた。オマエも、今から飲んでおけば、大人になって、恥かくこともないだろ」
すんごい理屈を持ち出したのは、菊池雄星をぶんなぐって西武をクビになったデーブ大久保博元のお母さん。今から、の今が小学一年生の頃ってんだからすごい。おかげでデーブは子どものときから建設作業員たちといっしょにカップ酒をかっくらっていたのだとか。英才教育の真髄がここにある。
水戸商からドラフトで指名されたとき、うわー西武はすげぇヤンキーを選んだんだなあと思ったが、彼は入寮するときも酒をぶらさげて行ったんですって。もちろん、持たせたのはお母さんです(笑)。とりあえず、雄星も飲んだらどうだ?
本日の一曲はドン・ヘンリー。「ボーイズ・オブ・サマー」はやっぱし名曲。
2011年6月号~過去形につづく。