PART2「昼猿」はこちら。
2010年といえば、とっても一般人な発言で申し訳ありませんが「ゲゲゲの女房」がベストワンです。
ドラマにも感動しましたが、水木先生をめぐるあやしい人々の配役やら設定やらがばっちりすぎです!(梶原さん、大倉さん、うじきさんなど。)
水木先生の父(風間杜夫さん)が亡くなる回の日は土曜日で、朝から号泣したものの、子どもの運動会があって、ゆっくり泣いてもいられず忙しくて大変でした。
……実はわたしも見ましたあの回。
ひょっとしてこの連続テレビ小説は毎週こんなに泣かせているのかと呆然。背の高い松下奈緒を活かすためか、一見して地味、そして長身の向井理を水木しげるに起用したのも成功。前にも言ったけれど、サディスト的ルックス(きっと女王様やらせたら天下一品だと思う)の松下と、いじめられっ子みたいな向井が、その見かけとまったく逆の性格を演じたのもよかった。
うちの奥さんもやはりはまっていて、ガロのファンだった彼女は村上弘明を見て「よかったー。長井さん(ガロの編集長)をかっこいい人がやってくれて」と喜んでました。つげ義春の役は誰がやったんだろう。
映画:「十三人の刺客」
本:「バウンティハンター」(図書館で借りたもの)日本人で、アメリカに住み、賞金稼ぎをしている人の話です。
いま、わたしが読んでいる漫画が「進撃の巨人」。いまのところ、3巻まで出ています。
これが、面白いんですわ。荒削りな「絵」、しかも急な展開!デモ…。熱い!
……よかった、庄内映画村がらみも他県の読者に評価してもらえて。バウンティハンターの方は「日本人ただひとり 殺しのライセンスを持つ男」という副題のついた荒木秀一なる人物の書。なるほど、こりゃ面白そうだ。読んでみようっと。
PART4「閣下の年齢」につづく。