陰陽師的日常

読みながら歩き、歩きながら読む

現状報告

2005-09-23 21:58:22 | weblog
昨日まで続けていた「絵本のたのしみ」、いま手を入れている最中です。なんでこんなにいっぱい書いちゃったんだろうというぐらい長い……。
「絵本」のくくりで書くのに多少ムリがあるネタも詰め込んでますし……。
ともかくがんばって明日にはアップできるようにしたいと思ってます。

ところで今日はお彼岸でしたね。
秋分ということで、日の出を見ようかと思ってベランダに出てみたのですが、曇っていて日の出はまったく見ることができませんでした。
だいたいわたしは早起きで、目覚ましなんてかけなくてもたいがい五時には眼が覚めるのですが、夏が過ぎていまの時期になると、起きてもまだ暗いのです。そこで照明のスイッチを入れるのですが、なんとなく、朝、電気をつけるというのはイヤなもの。起きるともう明るい夏の方が好きです。

そういえば、子供の頃はお彼岸といえば、新幹線に乗って父親の実家に行っていたのを思い出します。
昔は山の斜面だったのですが、わたしが生まれた頃には山全体が宅地造成されて、色とりどりのマッチ箱のような小綺麗な家が建ち並ぶなかを抜けていって、その一番奥に墓地がありました。コンクリートの塀に囲まれて、日当たりも良く、えらく明るいお墓でした。山の斜面は見晴らしがよく、遠くに小さな海も見えました。
そこで、わたしが会ったこともない、生まれるはるか以前に死んでしまった「ご先祖様」に「こんなに大きくなりました」とご挨拶して、花を供えてお線香をあげて帰ったのを、いまでもよく覚えています。

いまではお彼岸といっても、お墓参りに行くわけでもなく、幸い仕事が休みだったので、公園に行きました。てくてく歩いたり、木陰で本を読んだり。このところ、ちょっと疲れていたので、いいお休みになりました。

帰りがけ、道路沿いに点々とある小さな田圃はすっかり黄金色になっていました。
そういえば、カエルが啼く中を帰った初夏の日もあったことを思い出しました。
季節はこんなふうに流れていくんですね。
今日はまだまだ暑かったけれど、お彼岸を過ぎると秋らしくなるんでしょう。
何か、そのなかで取り残されてしまったような、自分ひとりはずっと夏の中にいたいような、そんな気も少しします。

ということで、もう少し手を入れることにします。
明日あたり、サイトのほう、のぞいてみてください。
それじゃ、また♪