喜♪きりん

人が苦手なのに何故か販売員をしてる人の日々あれこれ

ロマンスの夜は壮大なストーリー

2023-01-19 13:39:00 | エレカシ(宮本浩次)
今日でロマンスの夜の配信は終了
現地では見れなかった表情や舞台はこうなっていたんだと新鮮な気持ちで見る。

天井席は左側バルコニーだったので斜めから宮本さんの頭を眺めてた感じでオペラグラスも持たないので歌声となんか動いているなーって感じだったな。

こうやって見るといろんな発見がある。
最初の電車が出てくる映像はプロジェクションマッピングかなーとか窓みたいな背景の墨絵のようなものが女性の顔に見えたり、やっぱスタイルいいなーと感嘆する。
上からだと細っこい生き物が動いているだけだったので、こんな切ない表情をとか、何、この舌ぺろりはけしからん。と情緒がさらにおかしくなる。配信は罪だわ。

以下、曲ごとの感想。

ジョニーへの伝言

まさかこの歌から始まるなんてだれが予想しただろうか。しかしようやく見られた嬉しさと歌の上手さに一瞬で心を鷲掴み涙、これは初めての野音で一曲目にシグナルが来た時と同じくらい感動。

春なのに

卒業シーズンじゃないけど別れと始まりって感じでこの順番は好きかも

まちぶせ

この歌は大好きで石川ひとみさんの声が自然と脳内再生されるから合わさって喧嘩しないかと心配したけど杞憂だった。ちゃんと宮本さんのまちぶせになっていた。

First Love

初めての恋ってやつですかー?
宮本さんのギターは好き、弾き語りオンリーいつか行きたい。

赤いスィートピー  

少女が大人の男に恋をする。
聖子ちゃんだと明るい天真爛漫さが際立つけど宮本さんはちょっと戸惑いを感じる。カバーって面白い。

セプテンバー

この辺から失恋の歌
恋って苦しいものだよね
この歌のダンス?が可愛くて後ろで手を結んでルンルンしてる姿は天井席でも分かりました。可愛すぎて悶えてた(心の中で)

白いパラソル

新しい愛の予感ー。
失恋を経て新たな恋は不安だけどどこかワクワクする。

化粧

二度目の男はずるい人だったわー。ばかだね馬鹿だねー宮本さんは完全に主人公になりきって歌っている。

あばよ

ああもう完全に失恋、酷い男ではない、自分には似合わなかっただけなのだと自問自答してる姿がせつない。人生色々あるよーってところで一部終了。

ここからライブ的には衣装チェンジの時間かな。サーっと降りた赤い幕とドラムのビートを刻む音とシンセ?のなんか不思議な音が幻想的、水の波紋みたい。これは時の経過を表しているのかもと後の歌で想像。

喝采

教会の鐘の音と共に幕が上がる。
そうか主人公は歌姫だったのか、恋人の訃報を知らされそれでも舞台に立つ姿は悲しくも美しい。ここでもしかするとロマンスの夜というのはカバー曲の歌姫皆のそれぞれの人生を謳っているのかなと思った。宮本さんが歌いながら時には主人公になりきったり時には彼女らを俯瞰で見ている。曲によって温度とか感じ方がちがうのがそれなのかな、技術と思いで歌姫達を全身でリスペクトしているのがこちらにも伝わって気持ちいい。

二人でお酒を

これ聞くとラジオでの大竹しのぶさんとの歌を思い出す。才能と歌唱力と表現力の殴り合い。今でも脳内でぶつかり合う、しのぶ恐ろしい子!

翳りゆく部屋

宮本さんのカバー曲の中で最も歌われたであろう名曲。この日はロックテイストな部分もあって耳が興奮した。ちょっとエレカシ入っていたと言うか、彼しかやらない表現。

愛の戯れ

アップテンポで明るい曲調と詩がちょっと悲しいのがいいなってCDを聞いた時に思った曲。宮本さんがどことなくクネクネしててこの女性になりきっているのかなと思ったり思わなかったり(どっちだよ)

異邦人

ここで来たかー。
愛の戯れからのギャップやばい。
この辺から物語からショータイムへ。歌い上げているけどああー宮本さんだーって感じで本人がいっちゃってる。親指以外咥えるのエロい。

ロマンス

で、表題曲ですよ。この繋ぎがすんばらしくて構成考えた人は天才かなって思いました。会場は総立ちでボルテージ最高潮!ん?この光景どっかで既視感が?思い出した去年行った玉置さんのライブと同じだ。
ずーっと座って聞いていたけどダンサブルな曲から「田園」で会場が一体になった時だ。やはり天才は思考が似ているのかな。この辺からもう宮本浩次ショーですね。舞台作品が終わってショータイム。

desire
飾りじゃないのよ涙は

明菜ちゃんの曲はカバー出来ない。彼女が唯一無二だと言うことを証明したカバーだなっていうのがCDで聞いた印象だったんです。だから感情を込めるとダサいと言った宮本さんはある意味正解だなと。女の人でも違和感なのにましてや男性が歌うとなると、陽水さんくらい声に個性があってぶっ壊して歌わないと無理だろうなって思った。なのでこの表現の仕方は大正解、もう思いっきり暴れて歌って客も踊りまくるこれでいい私は踊って疲れました。

アンコール?まだ電車が通っていないから違うのかな?
ここでこの曲

あなた

幼い頃にリアルタイムで聞いていたこの曲は人によって解釈が違うみたいで面白い。
子供の時は将来の夢の乙女心としか思わなかったけど、これを乙女の妄想だっていうのも今だとそうかもなって納得できる。
でも宮本さんだと純粋な乙女に感じるのが不思議、このピュアさは何なんだろう。

MC

まともに話したのはここくらい、語る事情に悲壮感が全くないのはこうやって振替公演が実現したからだろう、本人や奔走してくれた関係者達には感謝しかない本当にありがとう。

恋に落ちて

これもリアルタイムで聞いた曲
ドラマは見てないけど耳に残ってる。ただこんなに英語多かったっけ?宮本さんのカタカナ英語はうーん、頑張ったなって感想。方言と同じで簡単に再現できるものじゃないよね。なにしろ歌声がそんなの凌駕しちゃってだんだん気にならなくなる。
ライブハウスで間近で弾き語ってほしい。
ファンクラブ限定でやってくれ死ぬ気でチケット取る。

恋人はサンタクロース

そんでこの温度差よ。配信で残ってて良かった。こう言うハプニングも込みで楽しめるのがライブよね。「歌詞見ちゃおっかなー」可愛い❤️おじさんにおばさんが可愛いって思うのなかなかないぞ。この曲はクリスマスが終わったのにやるの?って意見も見たけど、ロマンスの夜だから、恋人達の逢瀬にはクリスマスイベントは不可欠さって思ったかどうかは知らないけど彼の中には必要だったんだろうな。そしてここて電車が動いて到着、ハッピーエンド?と思いきや。

木綿のハンカチーフ

ここて突き放すかー?いやこれは別よね違うカップルの歌か思い出の恋の歌よねって考えてたらあれまてよこの歌だけ男性視点が入っているじゃん。掛け合いになっているけど互いのエゴを歌った歌で締めるのかーってなった後で 

冬の花

はい出ました。強い女、悲しみもくやしさも全部受け止めてまっすぐ歩いていく女、ハンカチーフ女が失恋の後でこれくらい強くなっていたらすごいよね、都会に行った男なんてひとたまりもないよね。これは宮本さんのオリジナル曲だから彼の女性への願望も込められているのだろうか。どう考えてもハンカチーフ女より冬の花女の方が好きそうだもの。母親の影響強そう。

まあそんな下世話な感想は置いといて
、この曲は歌えば歌うほど味が出るなって印象。初聴きとは比べ物にならないくらい好きだし表現力も増してネットミームで笑っている人達が聴きにくると歌唱力で殴られてファンになるというのも納得。うちの母親もこの曲は大好きなのである層にはハマる要素があるのだと思う。

さてメンバー紹介と共に最後の曲、神戸のネタバレで知っていたけど現地では本当にやるのかハラハラしていた。この時点で2時間以上過ぎていたからね。でもやらなかったら暴動おこるんでない?って思ったからやってくれて良かったー。てことで

カサブランカダンディ

ジュリーはねーやっぱTOKIOとかサムライが印象強くてでも曲が始まった途端ああ、あのお酒を吹くやつだーって思い出した。子供心に印象に残っていたんだろうな。
しかし意図的ではないと思うけど、ここまで女の心情の歌を謳って最後に強い女と情けない男の歌で終わるってのが面白い。

このライブ女性と男性では感想が分かれそう。会場はほぼ女ばかりだったけど男性側の感想も聞いてみたい歌の上手さとかそんなんではなくてね。

でもこのライブは夫婦や恋人同士で見るライブではないなと思う。年配夫婦なら昔を思い出してあらあらなんて懐かしさに浸れるけど、現在進行形のカップルは複雑だろうロマンスの夜

長いダラダラ感想は以上です。
あー堪能した。

2月に
WOWOWで放送されるので見てない方はぜひご覧になって下さいお勧めです。













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