喜♪きりん

人が苦手なのに何故か販売員をしてる人の日々あれこれ

彼の美学

2020-09-11 11:27:42 | ある役者の喪失(20207月19日~2021年7月19日)
晴れてます。

日記のいくつかを非公開にしました。
彼の作品を愛していこう。

さて、最近動画で春馬君の「ゴリラの物真似」ってやつを見ました。
物真似ていっても笑うものじゃなく形態模写に近いかな。、見事でした。
動物園で見て習得したらしいのですが、たまたま見つけたインタビュー記事でこれも一つの演技の勉強法だと言ってて、メソッド演技法を紹介していました。
ゴリラに関する記事は見つけられ無かったですがこれ↓

三浦春馬「一線を越えてしまったという主人公の心の機微を作り上げていきたい」 舞台『罪と罰』にかける思い。https://spice.eplus.jp/articles/204828 

これを読むと相当勉強して自分を追い込んで来たのが分かります。
23歳の時に「ラストシンデレラ」で幅広い層の女性に人気が出て、その路線で続けていれば不動のドラマ俳優の地位を確立したかもしれない。なのに彼はその数か月後にALSを題材にしたヒューマンドラマを自ら希望してプロデューサーに掛け合って作り上げ出演した。現状に満足せず常に高みを目指していたのか。でもサムライハイスクールの監督がブログで書いてましたが、彼は若くして現場をよく見ている、そして最終回のエピソードにもあるようにクリエーター目線でもあった。そんな彼が舞台を経験し、自分の演技に目覚め鍛錬を重ね出会った「メソッド演技法」は彼を成長させ、彼を追い込んでしまったのだと思う。

当たり前だが、役者には色んな表現があって上記の演技法はその一つに過ぎない。多種の演技が有るから良い化学反応が生まれ良作になったり、またかみ合わずに終わったりする。

一時期彼の演技が「舞台役者」のようだと言われた時期があった。

普段、舞台を見ない人が口にするこの「ようだ」はいわゆる【濃い演技】身振り手振りが大げさで自然でなく浮いているというものだが、確かにそうだったのかもしれない。
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