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南禅寺5 南禅院(東山北部散策23)


写真は、紅葉の池泉回遊式庭園

水路閣の裏側にあります。
拝観料は300円です。
入った左手に方丈があります。
方丈の襖が反対側まで開いており、秋には向こう側の真中に丁度真っ赤なもみじがあり、額縁のようできれいでした。
方丈には上がれませんが、方丈を回り込むように夢窓疎石作庭と云われる庭園が拡がります。

まず方丈の正面には一面苔の庭園、奥には池、右手の唐門が引き立ちます。
方丈の左手には大きな曹源池を中心とした池泉回遊式庭園があり、池を中心に苔生した散策路を1周します。
散策路の奥には、亀山天皇の分骨を埋葬した亀山法皇分骨所があります。
この辺りの紅葉がきれいです。

山側にあるため、周囲が深い樹木で包まれているので、ここだけ山寺のような雰囲気があるのが他と違うところです。

写経会
毎月15日(8月を除く、1月2月は龍淵閣)に写経会と呈茶が行われます。
通常の拝観受付の左手の庫裏から入ります。
受付は12:00~13:00、写経は13:00~14:00で、写経の後に呈茶があります。
庫裏の玄関から入り、受付をします。
志納料は1000円で、その際に写経する薄い紙を頂きます。

玄関から真っ直ぐ正面が方丈で、こちらで写経をします。
玄関から廊下を左に曲がった左手に待合が、その奥に茶室の龍淵窟があります。

まずは方丈で写経。
仏間の内陣中央には本尊で重文の亀山法皇木像がお祀りされていますが、遠くて暗いので輪郭ぐらいしか分かりません。
方丈の各席には下に敷いて写す般若心経の原本、筆ペン、手が汚れないように下に敷く厚紙が置かれています。
写経は12:00~から出来ます。
13:00になるとご住職が来られて、般若心経を2回みんなで唱えます(約10分)。
その後ご住職の法話が約10分。
これが13:20頃に終わると仏間に納経して、終わった方から待合に移動します。
なので13:00より前に写経を終わらせておくと、1席目の呈茶に入れます。

待合は8畳+8畳間で、庭には茶室の龍淵窟と亀山法皇分骨所が見えます。
懐紙と菓子切りは、持参しなくてもこちらに用意されています。

13:30頃にお声が掛かり、待合から茶室へ。
この際皆さん荷物は待合に置かずに、茶室前の廊下に置かれていました。

茶室の龍淵窟は7畳+1畳の床の間があり、火灯窓の付いた出書院もありました。
呈茶は1席14名で普通の月釜のように進み、約30分で終了し14:00頃に失礼しました。
参加者が40名弱でしたので、14:00~、14:30~の3席、15:00には終わるようです。

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コメント ( 3 ) | Trackback ( )
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非公開文化財系特別拝観時に (WAN)
2012-11-01 12:36:14
方丈に入れました。最近は、あまり開催されてませんが、前は結構あったっぽいのでそろそろあるかも知れませんね。
 
 
 
WANさま (amadeus)
2012-11-01 12:42:05
僕が特別拝観めぐりを始めたここ3年はなかったんじゃないでしょうか。

方丈拝観の存在すら知りませんでした。

次回あったら行こうと思います。
 
 
 
記憶が… (京極堂)
2012-11-02 01:09:56
私も本文中のイメージと一緒かな。方丈は襖は開いていたけど、中までは…物忘れの激しい京極堂、モヤモヤ度200%ですわ(笑)。心字池と亀山天皇御陵の記憶はあるのですが…拝観は2004年の『南禅寺』展の連動企画だった様な気がしますが…これも…以後、心して拝観したいと思います。
 
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