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2012 4/1の拝観報告3 (法然院)


写真は、花笠椿の咲く三銘椿の庭

最後に法然院です。
3/18の法要時は花笠椿が少し咲いていただけでしたが、今回はどうでしょう。

事前に案内があったのですが、通常の入り口は一般用、庫裡の方が檀家用の入り口でした。
檀家用の入り口に入ると、ご住職の奥様が出て来られ、檀家パス!!にて無料で入れました。

いつものように本堂→方丈→三銘椿の庭→北書院→お茶室
のルートでした。

椿も結構咲いていました。
今までで1番でしたね。

行かれた方は分かると思いますが、結構広いでしょう。

4/7までの公開ですので、霊鑑寺と安楽寺もあわせて是非!

詳細は、
・法然院1 通常拝観
・法然院2 特別拝観 伽藍内
です。

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コメント ( 3 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
なんて美しい… (はずれ)
2012-04-05 01:03:44
ここのところ桜の咲き具合に心を奪われておりますが、椿もよいですね。

鮮やかなピンクが愛らしいです。つややかな葉っぱの緑や白壁とのコントラストも美しく、このまま額に入れて飾っておきたいくらいです。はぁ~っ

このような風情のあるお寺の檀家でいらっしゃるなんてつくづく羨ましいです。

 
 
 
はずれさま (amadeus)
2012-04-05 08:45:06
法然院の伽藍内部を見ずして、「法然院はいいね」とおっしゃっているのを聞くと、ここまで引っ張ってきたい衝動に駆られます(笑)。

さくらも徐々にいい感じになってきましたよ!

4/6の0:00更新をお楽しみに!
 
 
 
帰京報告:法然院 (ふじ組)
2012-04-08 01:21:48
4/7上洛(法然院)のご報告です。

余韻・余韻・余韻 うつろ状態です。

法然院は以前から訪れたいと思っており、自分自身どんどん期待を高め、かなりハードルを上げてしまっておりましたので期待を裏切るのではという心配がありましたがさにあらず。総門から入るところ私の前には歩く人は誰もおらず、山門からは拝観を終えた人のわずかな流れ、山門を越えた瞬間、十数秒ですが、人がいない瞬間がありました。目からの美しき境内、耳からの静寂と花鳥の響き、肌から感じる森林の空気、匂いから感じる清々しさ、まさに五感で感じる体感です。これで期待感を越え、無というか逆に平常心になりました。

中庭に椿(三名椿)を主役することは驚きで、足を止めずにいられません。なぜ椿が広い庭でなく狭い中庭にという演出です。結局美しいのです。

方丈庭園も浄土庭園らしく派手な演出はないのですが、ゆったりと庭園をながめながら心落ち着く一方、鹿おどしの音が何か考えさせられる、何かを決断しなければと思う空間です。

私が些細なことで気になったのは方丈を左に曲がったところに大きな木の切り株でした。苔むして妙に趣があります。このような狭い箇所になんでこんな切り株が?という疑問でした。帰り際、拝観受付で僧侶関係の方がおっしゃるには昭和初期に木が倒れ、書院を傷つけたということでした。それがその切り株跡ということでした。

堂内に休憩部屋があります。拝観寺院の堂内で休憩処?、しかも庭園を観ながらほうじ茶のサービスなんてありえません。おもてなしの精神がにじみ出ています。さらに手水鉢に3色の椿をちりばめ、若い女性が喜ぶ姿も憎い演出と感じました。

これまで法然院の特別拝観期間は春・秋のそれぞれわずか1週間で、もっと期間を延長していただければ拝観するチャンスも増えるのにと思っておりましたが、今回、拝観して納得です。期間延長してはいけません。このままでいいんです。本当に訪れたい人だけが拝観すればいいということを。

世界遺産登録の寺院も京都の顔ですが、内容(建造・仏像・庭園・茶室・住職・檀家)が凝縮され、昔ながらの風情を現代にしっかりと息づいている法然院もThis is 京都です。Amadeusu様にヨイショしているわけではないのですが(貴重な情報を預かっているので若干)感銘を受けた寺院がたまたまAmadeusu様の縁ある寺院であったということです。

もし叶うなら、新緑の頃、雨上がりの朝に訪れたい法然院でした。








 
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