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二条陣屋2 皆如庵 春日の間 2階(二条城散策7)


写真は、皆如庵。

廊下を進むと雪隠(トイレ)と湯殿(お風呂)があります。
お風呂は外部からお湯を流し入れるのですが、お風呂の脇に水槽のようなものが付属しています。
この中央には所謂”火鉢”があり、お湯がぬるくなると水槽のスリットを開けてお湯を回遊させることで“追い焚き”できるスグレものです。

さらに奥には皆如庵(かいにょあん)という1畳台目のお茶室です。
ここの水屋はかなり大きいです。というのも、いざという時はここに大名を匿います。
すると水屋の奥が開き、廊下に逃げられるのです。
またこの廊下の天井には釣階段があり、いざという時は2階に逃げられます。

皆如庵の奥には春日の間があります。
庭園には春日社がお祀りされており、床の間には三笠山、袋戸には大仏殿や三月堂が描かれています。

2階に登ります。
2階も迷路のようです。
蘇鉄の間は1段低くなっており、内装はあたかも屋形船の船内のようです。
この先の廊下の板が開き、その中が先程の武者隠しです。
床が30cm程高くなっており、1階の天井と隙間を作ることで武者隠しの足音を消すのです。

さらに奥には4畳半のお茶室 囲いの間ですが、ここの天井は網代張りで天井から吊ってあるそうです。

さらに手前に戻ってきた庭側には、赤壁の間があります。
手前が8畳間、奥が6畳間で、壁が紅殻で赤いです。
8畳間の方は床の間があり、天袋は三角形です。
6畳間の方は襖に見える方は開けても板があり廊下に出られず、隣に小さな戸棚のような扉の方が廊下に通じています。

また奥に進んだ階段は落とし階段です。
最上段に引き板があり、降りた後にこれを引くと階段の上の数段が見えなくなります。
追っては暗くて見えずにここに落ちる訳です。

最後のやや広い廊下の飛びの間で、配膳室の役割です。
ここの階段を降りると玄関に戻り、1時間で終了でした。



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