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勧修寺2 特別公開 宸殿、書院、本堂(山科散策12)


写真は、上段の間

2018年3/24~4/15まで、宸殿、書院と本堂内部の公開がありました。

拝観料は600円。
通常の拝観口から入り、右手の宸殿から中に入ります。
宸殿
入って右手から三の間、二の間、上段の間と並ぶ広間です。
上段の間の奥には、刺繍釈迦如来説法図(国宝:勧修寺刺繍ともいう。現在は国立奈良博物館所蔵)のレプリカが掛かっていました。

廊下伝いに進み書院へ。

書院
右に次の間、左に上段の間があり、上段の間の奥に柳の間があります。
次の間は15畳で、土佐光起の近江八景図が描かれています。
床の間の左下には瀬田の唐橋が、右上には石山寺が描かれています。
また4/7 16:45~の「そうだ 京都、行こう」の書院壁画と庭園貸切拝観では、書院内部に入れました。
左手の障子の裏側下には、浮見堂が描かれていました。

上段の間は8畳で、土佐光成の竜田川紅葉図が描かれています。
左手の違い棚は、中央が高い左右対称であり勧修寺棚と云われています。
また奥の柳の間は4畳で、門跡の私室ではないかと云われています。

さらに廊下伝いに進み、最後は本堂です。

本堂の内陣中央には、本尊の千手観世音菩薩像がお祀りされていました。

また当日は観音堂も開扉されており、内陣中央に真っ白な観音菩薩像がお祀りされていました。

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