goo

豊国神社2 書院 豊秀舎(東山南部散策53)

-
写真は、豊秀舎

豊国神社の社務所の左手に、本殿への外廊下があります。
その外廊下を奥、社務所の左側に接して書院が、書院の庭園の奥に茶室の豊秀舎があります。

通常は非公開ですが、9/19の藪内家の献茶式でのお茶会や、秋に開催される太閤まつりでのお茶会や文化講座で利用されることがあります。

社務所左手の外廊下を右に入ると玄関があり、そこから上がり左に進むと書院です。
明治4年にこの地に恭明宮が造られました。
恭明宮は、明治天皇が東京に移られた後の歴代天皇家の位牌や仏具のなどの置き場として、また京都に残った女官の住居となっていました。
しかし明治6年には使われなくなりました。
その使われなくなった恭明宮の建物用材を利用して、この書院は造られたのではないかと言われているそうです。

書院の外に苔のきれいな露地庭園があり、庭園の左手に茶室の豊秀舎があります。

豊秀舎
この茶室は野村證券創始者である野村得庵翁の寄贈です。
本来書院側に玄関があるようですが、2017年の太閤まつりでのお茶会では、廊下から茶室へ入りました。
隣りの5畳半の間は襖の引手が瓢箪になっており、瓢箪の間と云われています。




コメント ( 1 ) | Trackback ( )