奇跡への絆

図師ひろき

初心と感謝を忘れず

2011年03月31日 20時59分34秒 | Weblog

 今まで宮崎県議会議員をまっとうさせていただき、ありがとうございました。

 皆様の支えのおかげで、県民福祉向上のため、一日たりとも怠惰に流されることなく、4年間走りつづけることができました。

 特に議会改革と口蹄疫はじめ被災対策においては、議員や執行部と丁々発止の議論を闘わせ、懸命に働きました。

 議会改革では、議席を「6」減らし39とし、応旅費酬(交通費)を一律5000円カットし、そして政務調査費については1円以上の領収書添付を実施するに至りました。

 また被災対策においては、早朝、深夜に関わらず生産者との連携を密に図り、総理官邸にて直訴するなどして国・県とのパイプ役としてきめ細やかな行動力を発揮してきました。

 そして福祉政策においては、デンマーク研修を踏まえ、宮崎を福祉先進県に引き上げるため、高齢者、障がい者そして子育て世帯、さらには中山間地、農漁村の暮らしを守る具体的内容を提案し続けました。

 あらためまして4年間議員活動に取り組ませていただいたことに感謝するとともに、ご心配をおかけしましたことに心からお詫び申し上げます。

 悔いはありませんが、まだ道半ばです。

 宮崎復興のため挑まなければならない課題は、目の前に積み上がっています。

 福祉現場を改善するために創り上げなければならない政策は、目の前に見えています。

 私は闘います。

 しばらくの間、ブログの更新ができなくなり、具体的な活動内容をお知らせできなくなりますが、私は走り続けています。

 皆様の近くへお伺いすることもあろうかと思います。

 もし見かけることがありましたら、気軽に声をかけてください。

 勇気がでます!元気がでます!

 そして今まさに、奇跡を待つより、手をつないでください。

雑感113

2011年03月30日 23時41分55秒 | Weblog

 川南と都農の漁港をまわり、漁師の方や仲買の方々と話をしてきました。

 「魚価は下がる一方、燃油は上がる一方…」

 「東北の港がやられたから、こっちが忙しくなるかと思ったら、都市部での消費が低迷してて、こっちまで影響がでている…」

 「東北の漁港の方々を、受け入れたい!浜の人間は陸にあがればただの人…浜は浜で引き受けるから、漁港関係者を優先的に避難させてくれ!」

 「漁をしてきて、ただ売るだけでは限界がある…加工施設をつくり、付加価値を高めることができるよう、県にもバックアップして欲しい!」

 「“金ふぐ(しろさばふぐ)”はブランド認定されたが、県は認定シールと旗を作ってくれただけ…」

 「地元では何十年も前から金ふぐは肝も一緒に食べてきた!肝ごと売れるように条例を見直せ!」

 「県はしろさばふぐとどくさばふぐは見分けが難しいと言うが、地元の人間なら間違いなく選別できる。」

 「事故が起きたのは、よその者が釣って、勝手に食べたからなのに、全部のふぐの肝が食べられんなった。」

 「肝が食べられんふぐは、ふぐじゃない!」

 などなど苦境からの打開策を模索する話が、次々に届けられました。

 今まで以上に漁業振興策に取り組まなければならないと感じるとともに、漁村の暮らしを守らなければないないことを痛感しました。

 このまま中山間地同様、高齢化が急速に進み、後継者不足から、地域全体の活気が低迷していくことは明らかです。

 魚価をあげるためにも、加工施設を拠点とした6次産業化を推進し、国内市場にとどまらず、東南アジア諸国の大都市に向けての販路拡大は必然と考えます。

 すでに長崎県は、中国に活魚を輸出し、高値での取引に成功しています。

 長崎にできて、宮崎にできないはずはない!

 行政力・政治力をフル活用し、山村・漁村の暮らしを守るために働き続けます!

 そのためにも2期目、なんとしてでもはい上がってきます!

雑感112

2011年03月29日 23時39分54秒 | Weblog

 後援会事務所には連日、多くの方が訪れていただき、電話やファックスでの応援メッセージが届けられています。

 高千穂から

 「出陣式の日程を教えてください!必ず駆け付けるから!」

 椎葉から

 「遠くから応援してますよ!青年団の仲間も応援してます!」

 延岡から

 「運転手をします!仕事休んででも応援に行きますから、なんでも言ってください!」

 日向から

 「ここからが大切よ!あなたなら乗り越えることができる。」

 東郷から

 「人生最大の試練だね。私も頑張るから、踏ん張ってね!」

 佐土原から

 「児湯の知り合いに声かけよるからね!」

 清武から

 「一緒に県政改革をしましょう!」

 綾から

 「宮崎維新を成し遂げるために、歯を食いしばって頑張れ!」

 宮崎から、大分から、東京から、千葉から、群馬から、栃木から、茨城から、仙台から、盛岡から、八戸から…

 そして児湯5町の方々から、力が届けられています。

 私よりも矢面に立ち、傷ついても前進してくれる支援者がいてくれます。

 率先して事務作業をこなしてくれる若者がいます。

 事務所のゴミはいつもきちんと分別され、気がつくと誰かが持って帰ってくれています。

 集会をするときに、一人で黙々と100席以上のイスを並べてくださる事務局長がいます。

 そして本気で怒ってくれる方々がいてくださいます。

 私が今、ここにあるのは皆様がいてくれたおかげです。

 反省と謙虚さ、感謝の気持ちを忘れず、仕事で恩返しをします。

 頑張るしかない!

雑感111

2011年03月28日 23時31分40秒 | Weblog
 朝、茶畑の横を走ると、幻想的な風景に出会うことができます。

 スプリンクラーから放たれる水しぶきは、日差しを乱反射させキラキラと輝やいています。

 呼応するように茶葉は鮮やかな緑を見せつけ、もしその場で立ち止まることができれば、その瞬間に茶葉の成長を見ることを疑う予知がないほどです。

 それでも根本の方は、陽があたらず、最近の冷え込みでせいか水滴の滴りが、氷柱のように…

 氷柱の指差す地中には、地面に聴診器をあてれば、シューシューと吸い上げる音が聞こえてきそうなくらい、ビッシリと張り巡らされた根っこが…

 そして若葉は、日差しを浴びて伸びる。

 寒いときには、根を張って、凍りつくようなしぶきでも自らを奮い立たせる糧とし、来るべき時に備える…

 茶畑の散水と今の生活を繋げるには、かなり無理がありますが、冷たい空気の中、水を被りながら、輝く茶葉に感動したことは事実です。

 そんな時スプリンクラーからタイミングよく小さな七色がかかると、ゆずの「栄光のかけはし」でも聞こえてきそうな気さえ…

 綺麗な風景に少し感傷的にもなりながらも、茶畑を行き過ぎると、戦闘モードのスイッチが、パチッと入るのでした。

 今日も座るのは、ご飯を食べる時とトイレの時くらい…動き回ってきました。
 なんでも吸収して、糧とし、着実に歩を進めて行きます。

雑感110

2011年03月27日 23時51分47秒 | Weblog

 私は、やっぱり金八世代です。

 中学生の時、金八先生に出会い、こんな変な変な髪型の先生なんかいるわけない…

 それでも高校生になっても、最終回の卒業式の場面では3年B組の生徒になって一緒に涙を流していました。

 そして時は流れ、大学3年のとき私は、社会教育学科から社会福祉学科に転科試験を受け、養護教員志望から医療ソーシャルワーカーになるための進路変更をしました。

 なんとか試験に合格し、医療社会事業を専攻するゼミに入ることができました。

 それからは夏休みや春休みの長期休暇のときには、必ず宮崎に帰省し、病院で実習を重ね、経験と人脈を築いて行きました。

 そんな時、大学で講義を受けているとき

「…君達は大学でしかできない勉強をしている…大学でしか取れない資格は取っときなさい…」

 その時、長髪を振り乱しながらの金八先生を思い出しました。

 それから福祉の資格を取得することに加え、教員免許を取得するため履修科目を追加しました。

 そして教育実習を経て、夢の教壇に立つこともできました。

 それでも医療福祉の現場で見た、弱い立場にある方々に寄り添うことを選んだ私は、古賀総合病院に就職しました。

 そして高齢者も障がい者も、住む市町村によって受けられる行政サービスがちがう!

 底上げをするためには、法律や条例を創る立場にならなくてはダメだ!

 そして29歳の時、町議会議員に立候補し、今があります。

 今夜、3年B組金八先生の最終回が放映されました。

 金八先生からの最後の贈る言葉は

「…一遍を照らす人になってください…」

 でした。

 自分の身近な人を、弱い立場にある人を、そして自分の住む地域を優しく包み、元気にする人になってくだい…と理解しました。

 金八先生は最終回でしたが、金八先生の贈る言葉は心に染み込みました。

 一遍を照らせる活動を続けます。

自然を感じる

2011年03月26日 23時21分06秒 | Weblog


  新富町上新田で行われたウォークラリーに参加させていただきました。

 昨年、参加させていただいたときにはまだ西都~高鍋間の高速道路が整備中であったため、みんなで堂々と高速道路を歩きました。


 今回はただ歩くだけではなく、ネイチャーゲームをしながらのウォーキングでした。

 ネイチャーゲームをご存知ですか?

 私も初めて体験したのですが、五感をフルに使って日頃見落としてる花の名前を確認したり、雑踏の中にかき消されている鳥の鳴き声に耳を傾けてみたり、匂いをかいだり、触ってみたりしながら自然の中に溶け込んでいく体験ゲームです。

 

 説明を聞いた後、4人1組になって、歩き出しました。

 私の仲間は2人の保育園生と人生の大先輩おばあちゃんチームで、歩きながらいい匂いがするもの、フワフワしたもの、鳥の鳴き声、スミレやおたまじゃくしなどを見つけるたびに、チェックするカードにポツポツと穴を開けていきました。

 途中、ため池の渕にみんなで腰掛けて、目を閉じ、耳を澄まし、聞こえてくる音を数えたり、菜の花の前で記念撮影をしたりと、工夫をこらした内容に参加者全員、笑顔満開でした。

    

 約1時間半ほど歩いて、ゴール!

 自然を体感したことを確認するシートも、ちゃんとすべてチェックできました。

  


 そしてお待ちかねのランチタイム!

  


 青空の下で、おにぎり!それに地元で取れた芋、大根、イチゴ・・・子どもたちは我先にとかぶりつき、大人たちも目を細めながらおにぎりをほお張り、漬物をかじる・・・これぞ田舎の贅沢!

 都会のアスファルトジャングルの中ではありえない、そして味わえない最高級の食卓がそこのありました。

 この至福のときを、東北・関東で被災した子どもたちにも届けてあげれたら・・・

 まず宮崎を元気にして、その元気を被災地に届ける活動を必ずやります!


児湯は広い!

2011年03月25日 23時27分37秒 | Weblog

 今日はタイトな一日でした。

 午前5時55分起床!

 朝食をかじり、新富での街頭あいさつを約1時間。

 その後、高鍋に移動してあいさつ回りをして、午前9時50分都農の老人クラブにて県政報告をさせていただき、終わって高鍋に戻り、再びあいさつ回り… 
 午前11時20分新富の障がい者施設増築記念式典に参加させていただき、終了後昼食をかきこみ、新富のあいさつ回りをして、午後3時30分高鍋の事務所にて来客対応。

 午後4時、木城中学校保護者の方々との意見交換。

 午後5時、後援会幹部との協議。

 午後6時、川南へ移動してあいさつ回り。

 午後8時、木城へ移動して恩師へ近況報告。

 午後9時、高鍋の事務所に戻り、マスコミからのアンケート記入などの事務作業…

 午後10時30分、ブログ「奇跡への軌跡」作成開始…そして今にいたるです。

 1つ抜けていました…実は昼食後、15分ほど仮眠をとりました…

 明日も朝からワクワクするような行事参加が目白押しです!

 とにかく頑張る! 

 楽しみながら頑張る!

 宮崎を元気にして、東北・関東の被災者を支えになれるよう頑張る!

雑感109

2011年03月24日 23時55分35秒 | Weblog

 新しく靴を履き始めました。

 以前から用意していた靴なのですが、この時が来るまで取っておいた、秘密のアイテムです。

 朝、街頭に立つときは、ジャンパーに作業ズボン…そのあと公務ではスーツに着替え、再び地域を歩き回るときには、スーツを脱ぎます…

 最近は、分刻みでの移動が続くので、いちいち靴を履き変えたり、革靴と運動靴を持ち運ぶ手間を省くために、作業服でもスーツでも違和感がなく、スポーティーに動けるシューズを履き、軽快に駆け回っています。

 かなり機能的で、従来の運動靴のように紐で締め上げるのではなく、ダイヤルを回すとワイヤーのような紐が締まり、キュッと足にフィットする構造になっています。

 スキーをされる方なら分かると思いますが、スキーのブーツのような感覚です。

 革靴で歩き続けると足がむくみ、夕方には圧迫感すら感じますが、このシューズはダイヤルを調整するだけで、適当な履き心地が得られ、さらに土踏まずのところには、形状クッションがあり、疲れにくい!

 かなり気に入ってます。

 ここまで書くとシューズメーカーの宣伝広告のようですね…

 まさにラストスパートに欠かせない、アイテムを手に入れました!

 まだ言うか…

 明日も弾むように駆け抜けて行きます。

 ここからが勇気と元気くらいしか取り柄のない私の真骨頂です!

雑感108

2011年03月23日 23時57分04秒 | Weblog
 帰宅途中です。

 全力で走っています。

 高鍋町での街頭あいさつに始まり、都農町での太陽光発電所の竣工式に参加させていただき、弁当をかき込んで、あいさつまわりに心を込めて、そして今夜は高鍋町で「図師ひろき“がんばろう宮崎”決起大会」を開催しました。

 都農町の太陽光発電所と決起大会の内容は、後日詳しく報告します。

 決起大会では多くの方々から元気になる力もらいましたが、お見送りをさせてもらっている時に、軽いめまいが…

 空腹によるものか…軽い脱水症状か…

 とりあえずお茶をがぶ飲みして、川南町に移動。

 カラオケ教室の皆さんと語り合い、励まされ、ここでも明るくなる力をたくさんいただきました。

 気が付けば23時を過ぎており、さすがに目がショボショボしてきて、これではかえって失礼にあたると思い、帰路に着きました。

 そして今ようやくブログを書き終えようとしています。

 風呂に入ってきます!

 そのあと少し事務作業をします。

 そして明朝は都農駅前の街頭に立ちます。

 奇跡は待つものではない…掴むもの。

 全力で走り続けます!

雑感107

2011年03月22日 23時41分06秒 | Weblog

 217時間…

 恐怖、孤独、疑心、寒さ、そして空腹…絶望の淵にあった二人の命に再び光があたりました。

 台所にできたわずかな隙間に逃げ込み、冷蔵庫に残っていたヨーグルトなどでなんとか飢えをしのぎ、80歳のおばあちゃんを生きる勇気を与えつづけたのは、鍛えぬかれた消防隊員でも、屈強な訓練をつんだ自衛隊員でもない、16歳の少年でした。

 低体温症になりながらも、ばあちゃんの命を守った少年の217時間は、容易に想像することはできない…

 どれだけ心細かったことか…どれだけ不安だったことか…どれだけ強くなったことか…どれだけ成長したことか…

 ある意味、少年だったからこそ、ただひたむきに、ただ素直に、ただ信じることができたのではないかとも考えます。

 私なら、寒い閉ざされた空間の中で、空腹と闘い、衰弱していくばあちゃんを見守りながら、一体何時間くらい健全な精神状態が保てるだろう…

 ただ信じることがどれくらいできただろうか…

 少年は、72時間を過ぎると、生存率が急激に下がることを知っていたのだろうか…

 おそらく知らなかったのでは…

 いや知っていて少年は諦めなかったのだ。

 限界を決めるのは、自分の心だ。

 諦めないかぎり、可能性は生き続ける。

 いつか少年と話してみたい…

 もしそれが叶ったとしても少年は

 「必ず助かると信じていただけ」

 と力強くもサラッと語るような気がする…

 今、私も不安な波にのまれそうなことありますが、家族、仲間、そして勝利を信じる気持ちは誰にも負けません!

少年から大きな勇気をもらいました。

 さらに前進します!