奇跡への絆

図師ひろき

デンマーク奮闘記12 ~自分をコントロールする~

2009年01月31日 10時34分16秒 | Weblog


 しばらくお休みしていました、“デンマーク奮闘記”を再開します。

 “もういい加減、あきたよ~”との声もちらほら聞こえてきますが、あと2~3回でまとめますのでお付き合いください。

 デンマーク研修のいよいよ終盤。

 今回の研修先は、国民学校(日本の小・中学校)と高校です。

 国民学校は、1~9年生までの一貫教育で、基本的に6~15歳が対象年齢となります。

 そして選択性ではありますが、なんと0年生と10年生という教育制度がありました。

 0年生とは、5歳児を対象に就学前教育をするもので、対象児のほとんどがこの制度を利用しています。

 さらに10年生とは、9年生時に卒業試験があり、そこでの成績がもう一つだったり、もう1年勉強したいと希望する学生のために進学前の猶予期間が設けられています。

 進学といえば、驚くことにデンマークの高校進学率は50%足らずです!

 あとはほとんど専門学校に進むそうです。

 「早く専門的技術を身につけ、早く社会人になって、早く納税し、社会貢献することがデンマーク人では当然のことと教育します。」

 と、さらりと小学校の校長先生はおっしゃいました。 

 「高校以上に進学する者は、高学歴が求められる資格を取得するためで、目的もなく進学をすることはありません。」

 とも付け加えられ、日本との違いは教育の違いであることを痛感しました。

       

 小学校でも、パソコンを使っての授業が一般的で、教室のあちらこちらにパソコンを囲み、話し合っている生徒たちがいました。

          

 これは職員室の風景です。

 ざっくばらんな雰囲気で、日本の職員室とは・・・

 そして驚くことに、デンマークでは教科書選定は、最終判断は学校が行うものの、基本的に教員が選定することになっているとのことでした。

       
 
 学校給食ではなく、お弁当か売店でパンが売られていました。

       

 掲示板の風景は、日本とあまり変わりませんでしたが・・・

               

 なかにはこんな奇抜なものもありました。

                

 楽器も民族楽器からモダンなものまで、充実した品揃えでした。

               

 運動所には、ローラースケートやスケボーをするために施設までありました。

               

 中学生のクラスでは、宮崎から持ってきた宮崎の観光パンフレット(英語版)を使って、トップセールスも行ってきました。

                 

 写真では分かりづらいと思いますが、これは学校に付設されている歯科です。

 これもデンマークでは一般的で、もちろん無料で利用できます。

                 

                   

 高校の風景です。

               

 調子にのって教壇にも立たせていただきました。

 高校の校長先生からのレクチャーで驚かされたことに、以前にも紹介しましたがデンマークではアルコール規正法が緩やかなために高校生も飲酒できます。

 しかしこの高校では、さすがに校則によって校内での飲酒は禁止されているそうですが、月に1回開催される生徒主催のダンスパーティの時には、“ビール”と“ワイン”以外の飲み物は出されないそうです。

 「これも自分をコントロールするための教育ですから。」

 と言い切られる校長先生の言葉はさすがに、素直には飲み込めませんでした。

 とにもかくにも刺激的で貴重な時間が続くデンマークです・・・





愛みや新メンバー!

2009年01月30日 11時17分36秒 | Weblog


 松田代表!ダイエット成功!!

 いや、愛みやざきに新しいメンバーが加わわる!!

 と言いたいところですが、すぐ分かっちゃいますよね・・・

 中央にいらっしゃるのは、宮崎県出身のバレエダンサー“西島千博”さんです。

 県庁を表敬訪問された際、愛みやざきの部室にも寄ってくれました。

 西島さんは、3歳からバレエを学ばれ、1990年に渡仏。

 1991年にはフランス・カルポー賞バレエコンクール第1位受賞。

 1994年からはスターダンサーズバレエ団に入団し、プリシンバルとして様々な公演で主演を務められています。

 今回、西島さん総合演出作品『ラ・プレゼンテ』が宮崎で公演されます。

 華麗なクラシックバレエの名作“白鳥の湖”“くるみ割り人形”など誰もが知っている名場面に、斬新なイリュージョンを組み合わせ、ファンタジー溢れる世界観を表現する作品に仕上がっているようです。

 『ラ・プレゼンテ』とは、大切な人へ贈る感謝の気持ちのことで、人は身近な人にこそ、その気持ちを伝えずに日々過ごしていまっています・・・公演を観ることにより、“大切なだれか”に素直に気持ちが伝えられるようになる心温まるエンターテイメントショーということで、今からどんなストーリーなのかとても楽しみです。

 西島さんは、丁寧な方でした。

 偉ぶるところは全くなく、やさしく両手で握手をしていただきました。

 その立ち方や無精ひげまでも芸術的に見え、個人的には真矢さんとのことを聞きたかったのですが、さすがにミーハーにはなれませんでした。

 公演は、2月19日(木)と20日(金)の二日間。
 
 場所は、宮崎市民プラザ・オルブライトホール。

 私も障がい児・者の方々と一緒に観に行かせていただきます!

               


青島から世界に

2009年01月29日 15時43分05秒 | Weblog

 “あなたの街に活かせる意識改革”~青島再生プロジェクトから学ぶ地域活性化術!~

 と題して、私の所属する宮崎維新塾が、県民の方を対象に公開講演会を開催します。

 今回の講師は、全国旅館組合連合会会長を歴任され、旧青島橘ホテルを解体再開発される、和多屋別荘グループの小原健史社長をお招きします。

 青島再生プロジェクトでは、2階建ての高級コテージ風ホテル(24室)を建設、地元特産品の販売スペース、飲食ゾーン等を計画されており、鹿児島新幹線開設も視野に入れ、鹿児島~青島~高千穂までの観光ルート構築を考えておられます。

 「青島再開発で宮崎観光が発展することは間違いない!」

 「宮崎から世界の経済を良くしよう!」

 と訴え、第二の湯布院、黒川を目指す!小原社長の地域活性化ビジョンから、皆さんの街にも活かせるヒントを見出していただきたいと思っています。

 ・ 日 時 平成21年2月7日(土) 13時受付開始
                        14時開会

 ・ 場 所 青島グランドホテル特設開場
 
 ・ 参加費 無料

 参加希望される方は、住所・氏名・職業(所属団体)を記載されメールかFAXにて、私の方まで申し込みください。

  尚、会場の都合上、先着100名で参加締め切りとさせていただきます。 


                    

 昨年9月、愛みやざき政務調査の時、小原社長からレクチャーを受けてきました。
   
              

 この青島に新婚旅行ブーム以来の賑わいが戻るのか!

 



保育制度見直すべきか否か

2009年01月28日 12時26分33秒 | Weblog

 宮崎県保育連盟主催の“緊急!保育制度に関する説明・意見交換会”に参加して来ました。

 会場となったサンホテルフェニックス国際会議場には保育関係者や行政関係者が大勢集結し、中には鉢巻きを付け意気揚々と出席されている方々もいらっしゃいました。

 そのような中、厚生労働省児童家庭局少子化対策企画室長の朝川氏が、社会保障審議会少子化対策特別部会で検討されている“新たな保育の仕組み”について説明されました。

 この“新たな保育の仕組み”の検討に際しての前提として

 「すべての子どもの健やかな育ちの支援を基本に置くこと、保育の公的性格・特性を踏まえること、人口減少地域等を含めた保育機能の維持、選択できるだけの“質”の確保された“量”の保障・財源確保が不可欠であること。」

 とあるものの、今回の保育制度の見直しでは、保育に関する国庫負担の減額や保育契約時に市町村を通さない直接契約になるのではないか等が懸念されています。

 国庫負担が下がる、つまり補助金が下がることになれば、保護者の保育料負担が大きくなることや保育所間の競争性が高くなり、保育士の労働条件が厳しくなることが予想されます。

 また保育契約が直接契約になると、保育料の未収対策までも保育所側で行うことになり、本来の保育業務がおろそかになる可能性が出てきます。

 そもそもこの保育制度の見直しは、都市部における待機児童の解消を図るための論議が発端となっており、新たに認可保育所を設置するだけの財源のない国は、保育規制を緩和し、認可外保育施設や“保育ママ制度”のような家庭的保育事業を運営しやすくするための内容になっているように、私には映ります。

 一方地方では、少子化の一途で、都市部の現象を改善するために地方までも同じ制度が導入されたのでは、地方の現状に即した保育事業を展開している施設はたまったものではありません。

 朝川氏の説明の後、質疑応答がありましたが、今回の見直しが改悪となり現場が窮することになることになるのではないかと憂う声が次から次にあがり、時間はあっという間に過ぎてしまいました。
 
 現場の声を聴く、貴重な大会参加となりました。

 結論!日本は保育や教育予算が少なすぎる!!

 奇跡を待つより!手を繋ぎましょう!!


                    

足を運び肌で感じる

2009年01月27日 16時28分20秒 | Weblog

 都農町の生産者の方々にお声かけいただき、河川の侵食状況と岩の堆積状況の確認に行ってきました。

 畑のすぐ脇を流れる内野々地区の心見川は大水の時には、水位が畑より高くなり、農作物に多大な影響を及ぼします。

 そこまでいかなくても、激流は長い時間をかけて、護岸を侵食し、その上にある田畑や民家を脅かしています。

 地元住民も協力して、河川に覆いかぶさる木々を伐採し、自然災害時の被害を最小限に抑えようと努力されています。(例えば台風時に、護岸付近に木々が茂っていると、木ごと護岸壁が剥ぎ取られてしますことがあります。)


               

 侵食により農業用水路が埋め込まれていた土地がえぐり取られ、水路はむき出しとなり、一部宙に浮いている所さえありました。

                              

 このままでは近い将来、水路は崩落し、この水路から農業用水を確保されていた生産者の生活は窮地に追い込まれることになります。

 
 また名貫川の河口付近にも足を運びました。

 すると、河口は上流から流れ出る大小の岩により塞がっているではありませんか!

 “ここは、池か!”

 と思ったほどです。

 水は岩の下から何とか海に流れ出ていましたが、これでは一切魚が川にあがって来れません!

 つまりこのままの状態では、河口付近での漁を生業とされておられる方々ができなくなると言うことです。

       

 ありがたいことに、高鍋土木事務所の方々が迅速に対応していただき、現地確認にも同行していただきました。

 河川改修には、多額の予算が伴います。

 抜本的な整備には時間がかかるとのことでしたが、応急処置を約束していただき、地元の方々も一様に安堵の表情を浮かべられていました。

 会議室からは現場を知ることはできません!

 これからも足を運び肌で感じ、地元の方や執行部の方々と対策を搾り出していきます。
 
 


風がなければ・・・

2009年01月26日 23時29分56秒 | Weblog


 木城若者会の主催する凧揚げ&持ちつき大会に参加しました。

 木城若者会は、商工会青年部、農協青年部、SAP、青年団の4団体からなるボランティア活動をする元気集団です。

 このブログでも紹介しましたが、西日本最大級のマウンテンバイクの耐久レースを主催する団体です。

 私もこの若者会の3代目代表を務めさせてもらいました。

 今回、子供たちのためにイベントをすることを聞き、少しだけですが手伝いに行って来ました。

 若者会のメンバーは子供たちが集まる前から寒風の中、額に汗しながら、一生懸命もち米を蒸かし、凧つくりの説明書に目を通し、焼き鳥のための火をおこし準備をしました。

                    

 集まってきた子供たちに、凧を選んでもらい、丁寧に作り方を説明し、出来上がった子供からどんどんグラウンドに走り出していきました。

                     

 お父さんお母さんが凧を持ち、子供はめいいっぱい糸を伸ばし、走り出したくてうずうずしています。

                  

 風がほとんどない・・・

 なければ走ればいいんです!

 “いっせーの!せっ!!”

      
 
 子供たちはグラウンドの端から端まで、走る走る!

 高く上がっている凧を振り向くこともしないで、とにかく走る走る!

 お父さんお母さんは、拍手拍手!

 澄みきった冬空に泳ぐ凧は、眺めている私をも幸せな気持ちにさせてくれました。 

 たくさん走ったあとは、腹ごしらえです。

 みんなで餅をつき、丸め、ほうばり、温かい時間は過ぎていきました。

               


チーム“ずっぴん”

2009年01月24日 22時00分51秒 | Weblog

 小学校・中学校の同級生を中心にミニバレーのチームをつくっています。

 小学校時代の私のあだ名がチーム名に・・・

 チーム“ずっぴん”です。

 毎週月曜日の午後8時から10時まで木城町内の体育館で練習しています。

 が、仕事の都合で午後8時までに体育館にたどり着けることはまれで、なんとかスケジュールの都合をつけ、久しぶりに練習に参加すると・・・

 「てげ久しぶりやね~、あんまり練習にこんと、チーム名かゆっかいね!!」

 仕事で叩かれ、体育館で叩かれ・・・あとはボールをおもいっきり叩いて発散するしかないですよね!

 一応、監督をさせていただいていますが、監督が指示をしなくても練習はどんどん進みます。

 体をほぐした後、2チームに分かれての練習試合をします。

 私は高校のときバレーボール部でしたので、昔とった何とかで、自分ではまだまだ動けるし、飛べるつもりですが・・・

 最近は、スパイクがネットにかかりまくり、レシーブのあと1歩がでない・・・現役の頃は華麗にスライディングして拾えていたのに、今はスライディングと言うより、こけてると言う表現が正しいかも・・・

 毎月1回は大会があり、チーム“ずっぴん”は結構強いんですよ!

 先月も高鍋の大会に出場し、見事優勝しました。

 私が仕事でいなかった時の大会ですが・・・


 練習は10セットくらいはしますので、終わる頃にはへとへとです。

 練習後体育館の外で、みんなで話しながら涼んでいると

 「おぉ、体かい湯気がでちょるよ!」

 と私の肩から立ち昇る汗を見て、同級生の子供たちが喜んでいます。

 「はぁぁぁっ、カメハメハー」

 と訳の分からぬことを言って、子供たちを追いかけて遊んでいたら、次の日鼻水と熱がでました・・・

 この時期スポーツの後は、ちゃんと汗を拭いて、体を冷やさないようにしましょう。


               


民主主義の武器

2009年01月23日 16時29分11秒 | Weblog

 東国原知事のマニフェスト中間検証会に行ってきました。

 早稲田大学のマニフェスト研究会が、85におよぶ知事のマニフェスト項目を1つずつ評価され、総合評価は100点満点中“84点”でした。

 評価の内訳は、マニフェスト項目のうち

 ・達成ができたもの、順調に進んでいるものを“A評価”
 ・やや遅れて達成できたもの、やや遅れて進んでいるものを“B評価”
 ・かなり遅れて進んでいるもの、方針を転換したものを“C評価”

 に分類していました。

 85項目のうち

 A評価・・・65項目
 B評価・・・12項目
 C評価・・・ 8項目

 でした。

 A評価の主なものとして、

 ・“みやざきブランド”向上プロモーションを行う。
  →この項目は、知事のトップセールスにより大きな成果を出していることは、県民のみならず全国民が認めるところでしょう。AAA(トリプルA)でもいいですね。

 ・Iターン、Uターンの呼びかけ“移住おもてなし日本一運動”の強化を行う。
  →この項目は、相談窓口を設置したり、知事の県外での情報発信により着実に成果は上がっていますね。ただ、I、Uターン者の実数を把握する手段がないため評価は難しいところもあるのですが、“A”でした。

 ・県の人件費約1,600億円を総額で100億円程度削減し、人件費の抑制を行う。
  →この項目は、平成19年3月に第二期財政改革推進計画を策定しており、平成22年までに253億円の削減を行う予定ですが、削減することが行政サービスの低下と直結しては何もならないことに注意しなければなりません。

 B評価の主なものは

 ・女性の社会的地位向上のため、ジェンダーエンパワーメント測定に着目し、啓発事業を推進する。
  →この項目は、広報事業やセミナーは開催されているが、ジェンダーエンパワーメント指数の目標値が設定されていないことがマイナス要因でした。

 C評価の主なものは

 ・医師不足の悩む中山間地など巡回制度“宮崎版ホームドクター制度”の導入を行う。
  →この項目は、中山間地はもちろんのこと、県立延岡病院の医師不足も大きな波紋となっており、道はかなり険しいと言わざるを得ません。

 
 我々、行政関係者だけではなく、一人でも多くの方にマニフェストへの関心を持っていただき、“大切な1票”“民主主義の武器である1票”を投じる指標にしていただきたいと思います。

 知事は冒頭の挨拶の中で

 「参加者が少ないですねぇ・・・もっと多くの方が来てくれると思ってました・・・」

 と言われたことには実感がこもっていました。

 支持率が高い知事だからこそ、表面的な人気ではなく政策を知った上での支持が欲しいのだろうと思いました。

 芸能人は“歯”が命。政治家は“政策”が命。

 肝に銘じて、活動します!

                    


九州新時代!

2009年01月22日 14時10分13秒 | Weblog


 九州地域戦略会議主催の“道州制シンポジウム”に行ってきました。

 九州地域戦略会議とは、九州地方知事会、九州経済連合会、九州商工会会議所連合会、九州経済同友会、九州経営者協会からなり、“九州はひとつ”の理念のもと、官民一体となって九州独自の発展戦略の研究や具体的施策の推進の取り組んでいくための組織です。

 ウェルシティ宮崎で開催されたシンポジウムには県内はもちろんのこと九州各県の行政関係者や経済界の方々が集まり、会場は満席でした。

 まず、鳩山邦夫道州制担当大臣からのビデオメッセージが放映され、国の考える道州制ビジョンの大まかな説明がありました。

 その後、東国原知事と江口PHP総合研究所代表取締役社長の対談がありました。

 以前にも道州制については取り上げましたが、国・県・市町村の二重、三重行政の弊害を是正し、無駄を省き、行政サービスの効率的提供を目指す道州制は、国の行政改革の大きな柱です。

 ただ道州制を導入すれば、行政の安定したサービス提供が確保されることにはなりません。

 道州制導入、つまり地方への権限委譲を進めると同時に、財源委譲が行わなければ、単なる国から地方への業務の押し付けにしかなりません。

 故に道州制推進は、税制改革も同時に行わなければなりません。

 
 あと9年後です。
 
 道州制担当大臣の諮問機関でもある“道州制ビジョン懇談会”が、昨年3月に発表した中間報告の中には、はっきりと“道州制導入はおおむね10年後を目指す”と記されています。

 行政のスリムを図ることはもちろんのこと、今後九州は経済圏を関東・関西からアジアへシフトし、新たな国際的商圏開拓をする時代に突入しています。

 宮崎県が道州制の波に埋没しないように、宮崎代表の一人として自己研鑽し、しっかり宮崎を主張していきます。そして皆さんへのきめ細やかな情報提供も忘れません。


               


微笑む香り

2009年01月20日 15時46分29秒 | Weblog

 今朝は川南町の街頭に立ち、挨拶をさせていただきました。

 車窓から子供たちが手を振ってくれたり、クラクションを鳴らしていただいたり、笑顔の絶えない1時間です。

 挨拶を終え、児湯郡内の川南、木城、高鍋、新富役場を回り、エコクリーンみやざき問題への各議会対応について話を伺ったり、2月7日にある若手議員連盟“宮崎維新塾”の講演会(また後日、詳しくご案内します。)の案内させていただきました。

 
 昼食後、県庁内の愛みやざき会派室(通称・部室)でデスクワークをしていると、どこからともなく可憐な香りがしてきました。

 あたりを見渡すと、私の机の後ろの方、3mほど離れた机の上に、なんともさりげなく、ひっそりとスイセンが活けてありました。

 部室に入ってきたときには気付かなかったのですが、優しく微笑む香りがそこにありました。

 男ばかりの殺風景な部屋に、誰がこんなことを・・・ 

 武井さんが・・・西村さんが・・・あっ、代表か!

 では、ありませんでした。

 女性職員の方が、家の庭から摘んで来ていただき、挿してくれたそうです。

 感謝します。ありがとうございました。

 なんと心温まる気配りでしょう!

 政治もこうでなければ!!

 押し付けるのではなく、でしゃばるのではなく、気が付けば足りないところを補ってくれている・・・そんな存在になれれば幸いです。

 定額給付金みたいに、無理矢理肥料を与え、強引に花を咲かせようとしても、咲いた花はすぐに散ってしまうはずです。(政治的たとえで、ごめんなさい・・・)

 一人ひとりが、さりげない思いやりを持って、事にあたることができれば素敵ですよね。

 さぁ!後半戦の仕事も、ニコニコ行きます!