宮崎駅となりのKITENビル8階大ホールは超満員となりました。
我ら愛みやざきの県政報告会である“愛みやざきセミナー”にこれほど多くの方々が集まっていただきました。
・・・という表現は間違いではないのですが、全部正解という訳でもないようです・・・
この方、分かりますか??
今回講師に作家で史学者でもあられる竹田恒泰先生をお迎えできたことが大きかったようです。
作家で史学者としての紹介よりも、明治天皇の玄孫で“やしきたかじんのそこまで言って委員会”で活躍中の竹田先生と紹介した方がピンと来られる方も多いと思います。
竹田先生は、開口一番
「マスコミをにぎわせている竹田です。」
とカミングアウトから入られ、それで一気に会場は笑いに包まれ、和やかなうちに講演会はスタートしました。
外見はしなやかで、どちらかというと線が細い感じに見受けられましたが、竹田先生の話される内容は、実に骨太でした。
演題“日本の自立 ~アジア諸国との関係~”に沿って、日本の戦前戦中戦後の歴史をひも解かれながら、中国や韓国との関係と距離感について、まさに熱弁をふるわれました。
ここから先は、竹田先生の了解を得たうえで講演内容をそのまま紹介します・・・
「終戦が、あと一週間遅れていたら、北海道と東北はロシアに、東日本はアメリカに、西日本は中国に占領されていたかもしれない。」
「中国の成長には限りがあり、2年後からは生産労働人口が減少し、20~30年後には国力が大きく低下する。」
「竹島に韓国大統領が上陸したことは日本にメリットがあった。そのことにより二国間の領土問題が国際問題として取り上げられるようになった。」
「日韓併合による統治時代の36年間は植民地化とは全く違う。日本は韓国にインフラ整備をはじめ多大なる投資を行うとともに、各地域に学校をつくり、識字率が大幅に上がった。」
などなど、竹田先生ならではの切り口でバッサバッサと歴史認識や今後のアジア諸国との付き合い方などを示されました。
これらのコメントだけを並べると、かなり過激な内容のように感じ取られるかもしれませんが、常にユーモアを交えながらの話で、全く観衆をあきさせることなく予定では質疑応答を含めて90分の予定できたが、竹田先生の独壇場で怒涛の110分は終了しました。
特に第二次世界大戦の辛い歴史から今日まで、修復と離反を繰り返している日中韓の未来を考えるときに、今回の竹田先生の講演内容は大いに参考となるもので、この歴史を踏まえ我々世代だからできるアジアの友好関係構築に尽力しなければならないとの意を強くさせてもらいました。
ありがとうございました。
これかも愛みやざきは県民目線を忘れず、県政をリードする気概を持って前進していきます!