「宮崎に来ると海外に来たみたいだ!」
「ハワイにも似た風景があるなぁ」
大学のときの友人が来県してくれたとき、ほぼ間違いなく口にする宮崎の第一印象です。
宮崎の玄関口である宮崎空港から市街地に続くワシントニアパームの並木が、南国情緒あふれる雰囲気を演出してくれているからです。
このワシントニアパームの管理が今、問題となっており、国道10号線・220号の植栽と景観に関する検討会が設置されている記事を読みました。
私は物心ついた頃から、ワシントニアパームは今くらいの高さがあったと思いますが、年々着実に成長しているのですね。
40年程前に植栽されたときには、4~5mであった高さが、今では15~20mとなり、高所作業車がかろうじて届く高くなってしまっています。
年1回行われる剪定では、交通規制を伴う大掛かりな作業が必要で、1本のワシントニアパームを選定するのにかかる経費は、4万2000円ほどで、約850本ある宮崎のシンボルの管理には、膨大な時間と経費が必要な状態となっています。
台風などの後には、大きく硬い葉が道路に落ちて、車を傷つけるなどの被害も出ているようです。
ネガティブな情報列挙となってしましたが、個人的にはワシントニアパームは存続して欲しいと考えます。
しかしこれからも木が成長し続けていくことにより、交通事故を誘発したり、災害時に非難の障害となってしまっては、本来の道路整備目的を果たせなくなってしまいすので、たいへん悩ましいところです。
国道10号線・220号の植栽と景観に関する検討会では、県民や観光客を対象にアンケートを実施される予定のようです。
南国宮崎の看板でもあるワシントニアパーム・・・
あなたはどのような整備を望みますか?