奇跡への絆

図師ひろき

星に願いを

2009年10月31日 21時52分07秒 | Weblog

 いよいよ明日に迫りました!

 マウンテンバイク4時間耐久in木城!!

 西日本最大級までに成長した大会を支えるために、木城若者会のメンバーは、この日に至るまでいろんなものを犠牲にしながら頑張ってきました。

 それぞれが仕事をかかえ、家族や恋人を守りながら、大会のために睡眠時間や遊びの時間を削りながらここまでたどり着いたのです。

         

 今日もメンバーは朝から、会場設営、コース設営、商品の仕分けなどに汗を流しました。

 全長約4kmのコースには、コーステープが張り巡らされ、そのテープを結び付けるための棒杭を何百本と打ち込んでいます。

        

 名物となっている竹やぶコースです。

        

 前泊している選手が試走しています。

 その横で危険と思われる、倒木の撤去です。

       

 こちらも名物となっている、DJの井上さんです。

 スポーツDJでは国内でも有名な方で、千葉県から駆けつけていただいています。

 参加チームは、105チーム!

 全選手に木城町の特産品が入った参加賞が用意されています。 

       

 できあがったコースを一周してみましたが、あらためて自然の素晴らしさに感動しました。

 会場を取り巻く原生林には勢いがあり、ジーッと見ていると森が成長する瞬間が見えるほどの迫力があります。

 そしてコスモス・・・手作りの看板・・・

 どこを切り取っても絵になる・・・

           

 今は静寂に包まれている会場ですが、あと10時間後には、号砲とともに歓喜の渦が沸き起こります!

 心配なのは・・・雨です・・・

 天気予報では、降水確率60%・・・

 今まで一度も雨に降られたことのない大会です・・・

 雨でぬかるんだコースでは、選手の疲れが何倍も大きくなります・・・

 なによりスタッフが今まで頑張って積み上げてきた、分刻みの当日スケジュールを変更しなくてはいけなくなります・・・

 “どうか、大会が終わるまで雨に持ちこたえてもらいたい・・・ これからの私の人生で、大切な日が雨に降られることと引き換えにしても
、明日は晴れにしてください!”
       
       
 
 今年も去年のように、笑顔の花が満開になりますように












熱視線

2009年10月30日 22時14分27秒 | Weblog

 議会と公務の合間を縫って、児湯准看護学校の講師をしています。

 教える科目は“精神保健”と“保健医療福祉の仕組み”です。

 2教科合わせても年間30単位(1単位45分)と短期間でありますが、講義のために現場の情報を収集し、関係法令を勉強しなおすことは、自己研鑽であると共に、今の私にとっては日常をリセットし、リフレッシュできる時間にもなっています。

 なにより金八先生世代の私としては、教壇に立つことも夢でしたので、生徒との時間の共有は至福のときでもあります。

 生徒の多くは午前中、看護補助として現場で働き、午後から受講します。

 過酷な実習も重なってきますので、講義は睡魔との闘いのはずです・・・

 が、居眠りする生徒はいません!

 初回の講義で私は、こう語りかけます・・・

 「仕事と勉強の両立は大変だと思います。睡魔に負けてしまいそうになることもあるでしょう・・・そんな時は遠慮なく眠ってください。

 みんなを子ども扱いするつもりはありません。

 いちいち起こしたりはしません。

 寝て起きて、遅れをとっていると気付いたら、走って追いついてください。

 もちろんみんなが眠くならないように、私も真剣勝負の講義をします。

 私に着いて来てくれれば、現場に出たときにどの看護学校を卒業してきた同期よりも、一歩も二歩も抜きん出た、知識、技術そして心を備えた看護師に育てます。」

 と・・・

 生徒の目は活き活きとしています!

 生徒の多くは高卒で年代的には、青年期でいわゆる社会に出る前のモラトリアム的時期でもあります。

 自分が何のために生きているのか・・・自分の適性は・・・社会人として何ができるのか・・・自分と向き合い、自分の行き方を決めていかなければならない時期です。

 この時期に自分と向かい合うことなく、社会の中での自分の存在感を見出せないでいると、いわゆる自我同一性の確立が上手くいかないと、引きこもりやニートといったモラトリアム(猶予期間)が長くなってしまします。

 しかし、生徒たちは立ち止まることなく看護師への階段をしっかりと上ってくれています。

 クライエントや家族の痛みや苦難に寄り添い、医療や福祉の最前線で看護にあたる仕事は尊い・・・
 
 その尊い仕事に自信を持って就いてもらうため、私が知りえる情報と今までの経験で培った知識と技術、そして情熱を余すことなく注いでいます。

 そして生徒の熱い視線から私もエネルギーをもらっています。

       



少子化・子育て支援対策特別委員会政務調査3

2009年10月29日 21時48分22秒 | Weblog
        

 宿泊したホテルから国宝でもある“彦根城”が綺麗に見えました。

 姫路城などとともに天下の名城の一つに数えられる彦根城は、井伊直勝によって約20年もの歳月をかけて建設され、元和8年(1622)に完成しました。

 歴史好きな私としては、ゆっくり見て回りたい気持ちでいっぱいでしたが、“今回は政務調査、政務調査”と自分に言い聞かせ、早朝お堀の周りを散歩しただけで、後ろ髪を引かれながら、バスに乗り込みました。

 一路、次の研修先である三重県へ・・・

 三重県では、フリーターやニートを含む若者就労支援に重厚な政策をもって取り組まれていました。

 若者の就労支援をすることにより、安定した収入、安定した生活そして安定した家庭を築くことに繋がり、結果少子化へのアプローチになるとの観点から先進地である三重県で研修を行いました。

       

 三重県では就労のためのサポートステーション及び支援センターに、カウンセラーをはじめとする専門職が配置され、相談体制を充実させているだけではなく、積極的に在宅訪問をし、若者本人は勿論のこと、家族指導を含めたサポートが行われていました。
 
 年間2000件を超える相談のうち、一般就労に繋がる件数はまだ多くはありませんでしたが、社会との間に何らかの障壁のある若者たちの貴重な拠り所として、また地域のセーフティネットしての貴重な機能を有していました。

 事実、相談者の約4割は精神疾患や発達障害など生きづらさを抱える方々であるとのことでした。

 通常、若者の就労支援は、県商工労働部が担当するものですが、三重県では、労働関係、福祉関係、教育関係など5部局が連携し、縦割り行政の弊害を解消するため新たな組織を立ち上げ、柔軟かつ効果的なアプローチが展開されていました。

 本県は本年度中に、子育て支援に関する行動計画を見直し、来年度から新たな計画のもと、さらなるサービス充実を図ります。

 今回の特別委員会政務調査は、その新行動計画策定に具体的提言をするための多くの情報を収集することができました。

       

 宮崎発、東京経由石川県、福井県、滋賀県、三重県そして宮崎へ・・・

 正直・・・2泊3日では、かなりハードな研修内容と移動距離でしたが、委員全員、集中力を持って精力的に取り組んでいただきました。

 最後になりましたが、今回の研修を支えていただいた、松崎書記さんと山中副書記さんに心から感謝を申し上げます。

 ありがとうございました。

 

少子化・子育て支援対策特別委員会政務調査2

2009年10月28日 22時45分21秒 | Weblog


  午前中は石川県のNPO法人“子育て生活応援団”の実践内容を研修し、現場視察をしました。

  子育て生活応援団は県内の子育てに関連する41団体と連携を図り ・地域子育て支援拠点事業・子育てひろばサロン出張サポート ・育児サークルの立ち上げなどに取り組まれ、行政サービスと民間営利サービスの間をきめ細やかにサポートされていました。


       
 
 またサポートを受けた子育て世帯が、子どもが成長した後に、サポートする側になり、循環型支援が確立していました。


  午後からはバスで福井県に移動し、福井県の少子化対策について研修しました。


  福井県は、女性の就業率が51.6%で全国1位、共働き世帯数の割合が58.2%で全国1位となっています。
 
 その数字を支えるかのごとく


 ・ふくい3人っ子応援プロジェクト(3人目以降の子どもは、3歳まで保育料や医療費などが無料)

 ・子育て支援職場づくり推進事業(育児・介護休業法の義務規定を超える就業規則を整備している中小企業に奨励金支給)

 ・子育てマイスター地域活動推進事業(保育士や保健師など約500名を子育てマイスターとして登録し、地域で気軽に悩みや不安を相談できるように児童館や公民館に配置)

  などなど政策説明を受けているだけで、予定していた研修終了時間がきてしまいましたが、委員からの質疑も次から次に繰り出され、大きく時間超過してしまうほど研修は熱を帯びました。
 
  私が特に注目したのは、福井県の三世代同居世帯割合が20.2%で全国2位ということでした。

  ただ行政サービスを充実させるのではなく、本来ある家族の絆、いわゆる家族力を守るための働きかけにも力を入れており、このような総合的な取り組みが、子育てしやすい環境づくりに結び付くことを確認しました。


少子化・子育て支援対策特別委員会政務調査1

2009年10月27日 22時07分45秒 | Weblog


 石川県に来ています。

 私が委員長を務めさせてもらっている少子化・子育て支援対策特別委員会で、石川県、福井県そして三重県を巡り政務調査を行うためです。

 初日の今日は、午前7時15分に宮崎空港集合。

 東京を経由して、午後14時20分に石川県庁に到着しました。

       

 宮崎県庁とは対照的で、近代的な建物に驚かされました。

 石川県の人口規模は宮崎県とほぼ同じですが、子育て支援政策については全国でも群を抜き充実しています。

 ・民間企業と連携し、子育て世帯が買い物や飲食をしたときに割引や特典が受けられるプレミアム・パスポート事業

 ・地元銀行と連携し、定期預金利息の一部を子育て支援財団に寄付してもらい事業運営にあてる子育て応援ファンド
 
 ・小中学生には携帯電話を持たせない保護者の努力義務を盛り込む全国初の子ども総合条例

 ・地域通貨(エンゼル券)利用による地域における子育てネットワークを構築

 などなど県が強力にイニシアチブをとり、民間と連携することにより県内一体となった子育て支援体制が醸成されていました。

 このことが評価され国が行う“子どもと家族を応援する日本”功労者表彰において全国で唯一自治体受賞されています。

 宮崎県は全国で第2位の合計特殊出生率を誇りますが、明確な政策的根拠があるとは言い難いところもあります。

 2世帯3世帯同居率が比較的高いことや地域で子どもを見守るといった宮崎の持つもともとの子育て力と石川県のような政策力を合体させることができれば、宮崎は全国でも図抜けた子育てしやすい自治体になります。
  
       

 今回の研修内容を余すことなく吸収し、必ず今後の県政に生かします!
 










 


雑感44

2009年10月26日 23時18分37秒 | Weblog
野村監督の胴上げに涙しました。

相手チームの選手までもが一緒に胴上げの輪に加わり、満面の笑みで、宙に舞う監督を仰ぎ見ている…

さっきまでは敵と敵でありながら、試合が終われば、相手の努力や功績を称え合う姿はスポーツならではなのか…

今の生活の中では、競いあいや評価されることを気にすることの連続で、お互いの活動や取り組みを認めあうことは…

野球であれば、チームが優勝することが最大の目標か…

個人タイトルを獲得することが最優先か…

いや、ファンに喜んでもらうためのはず!

議員は政党や会派が過半数を獲得することが最大の目標か…

過程はどうであれ、選挙に勝てばいいのか…

いや、住民福祉向上のために働くこと!

死力を尽くして闘ったあとは、星と星とが、山と山とが賛嘆しあうように、人と人も賛嘆しあえる関係に憧れています。

明日から特別委員会の政務調査です。

県政発展のため研修先の情報を貪欲に吸収すると共に、議会チームワークを強くするために汗をかいてきます。




一気に7000部

2009年10月25日 22時54分34秒 | Weblog


 日曜日にもかかわらず、仲間が集まってくれました!

 ひろき通信の封書作りのために!

 今回の封書には、ひろき通信のほかに、愛みやざき県政報告会in児湯の案内状と出席確認のための葉書を同封するため、いつもの封書作成と比べると3倍も4倍も手間がかかるはずでした・・・

 いつもは家族と1週間も10日も夜なべして、封書作りをしていましたが、今回の作業を家族だけでしていたのでは何日間かかるのか・・・と途方に暮れてしまい、思い切って素直にSOSを出しました。

 すると・・・

 仲間伝いに声をかけてくれ、15人もの友情が駆けつけてくれました。

 中には子育て真っ最中の方もいて、子どもも一緒の登場に、はじめは・・・

 “こりゃ・・・誰かが子守りをしながらになるな・・・”

 と思いきや、子どもたちも一生懸命に手伝ってくれ、大きな戦力になってくれました!

 午前中だけで、4000部近くの封書が積み上げられ・・・

 「そろそろきりのいいところで、飯食いに行こうか!」

 と声をかけても、その手が止まることはなく、気がつけば12時半を過ぎようとしていたので、半ば強制的に作業を中断して、遅い昼食をとりました。

 この頃には、初対面のメンバーもいたのですが、すっかり打ち解け、ランチタイムでほぐれた雰囲気のまま、午後の作業に突入・・・そしてラストスパート!!

 15時半、7000部終了!

 最高に効率的な作業をしていただきました。

 「さすがに肩が凝ったねぇ・・・ずっと座ってばっかりやったかい、ちょっと体動かそうか・・・ボウリングに行きたい人!」

 と誘うと、子どもたちは元気よく

 「ハ~イ!!」

 と言うことで、ボウリング場に直行!

         

 気持ちのいい仲間や小さい仲間にもに支えられ、一気に7000部を作り上げることができました。

 心から感謝します。

 ありがとうございました。

 ありがとうございました。

 ありがとうございました。

 みんなの支えが私の原動力です。

       


大盛り焼きそば

2009年10月24日 19時47分38秒 | Weblog


 週末という感覚がありません・・・

 と言うより週末ほど動き回っています・・・

 午前中は精神保健福祉士と臨床心理士合同の“自殺対策支援者研修会”に参加し、午後からは都農ワイナリー祭の前夜祭にあたる“スパークリング・サンセットライブ”に行ってきました。

 宮崎市内で開催された自殺対策支援者研修会は、午後もビッシリ入っていたのですが、地元行事も大切にしたいので、ギリギリまで研修を受け、車に飛び乗りました。

 ゆっくり昼食をとる時間がないことは日常茶飯事で、今日もコンビニにより、おにぎりを2~3個買って、かじりながら都農町に向かうはずでしたが、朝食もろくに食べていなかった私の目に、大盛り焼きそばが飛び込んで来て、ロックオンされました。

 腕時計を見ると、都農到着予定時間まで10分ほど余裕があると判断した私は、思い切って大盛り焼きそばを手にして、レジに急ぎました。

 「温めはどうされますか?」

 時間がもったいなかったので

 「そのままでOKです!」

 再び車に飛び乗り、ラップをはがして、野菜ジュースで冷たい焼きそばを流し込みました。

       

 “完食!満足!”

 そして都農へ直行!!

 ライブ開始時間の15分前には到着して、会場を回りながら挨拶をするはずでした・・・が・・・

 会場はガラ~ンとしていました・・・

 “雨天中止・・・”

 と思いきや看板に“雨天のため会場変更”の文字が・・・

 都農町役場横の文化会館まで取って返して、なんとかライブに間に合いました。


         

 地元バンドの演奏や華麗なフラダンスの披露がありました。

 このように慌しい週末は過ぎていきます。



環境農林水産常任委員会政務調査3

2009年10月23日 20時43分58秒 | Weblog


 広域的なバイオディーゼル燃料化事業を調査するため伊丹市環境クリーンセンターに行ってきました。
         

 バイオ燃料には植物系や家畜の排泄物を利用するものなどいくつか種類がありますが、伊丹の場合は家庭や公共施設からでる廃食用油をディーゼル燃料として再生する事業を立ち上げていました。

  燃料化したものは、ごみ収集車や廃食用油回収車など14台に使用、燃料費の節減が図られていました。

       

 この事業は、行政だけではなく住民が一体となった回収運動が展開されており、環境意識の高さを証明している事業として評されています。

 しかし、この事業の課題として、コストが高いことがあげられます。

 廃食用油を精製するコストは、60円/㍑ですが、回収コストが500円/㍑かかるそうです。 またバイオ燃料の規格がなく、適合車輛も少ないため、一般化しにくいこともあります。

 環境に優しい事業としては理解できるものの、そこには多額の税金が投入されているのも事実です。

 人口が100万人以上の自治体で同様事業が展開されれば、スケールメリットにより費用対効果のバランスがとれるとの研究がされているようですが、それはあくまでも住宅密集地にあてはまる内容になっています。

  宮崎県は化石燃料の代替エネルギーとして、太陽光発電の実用化に取り組んでいます。

 間違いなく訪れる化石資源の枯渇に備えるためにも、あらゆる手を尽くし、循環型社会の実現に取り組まなければなりません。

 子供たちのために… 地球で生きるすべての生物のために…


環境農林水産常任委員会政務調査2

2009年10月22日 20時16分15秒 | Weblog


  早朝から県産農作物の取引状況等を調査するため、大阪市中央卸売市場に行ってきました。

   この日は県産黒皮かぼちゃがセリにかけられていました。

        

     

   黒皮かぼちゃといえば、生目産が有名ですが、この時期は地元尾鈴産の黒皮かぼちゃが取り扱われていました。


   以前愛みやざきで東京太田市場のマンゴーのセリを視察したとき同様、ここ大阪でも宮崎県産の評価は高く、尾鈴産かぼちゃがセリにかけられると仲買人の方々が身を乗り出され、場に緊張感が走るのを体感しました。 

   宮崎県は市場から遠隔地にあり、鮮度維持やコストパフォーマンスにおいて他県に比べ不利な状況にあります。

  しかしそれを上回るクオリティで市場で“日本の食糧基地宮崎”を確立しています。

   話は変わりますが、私は日頃パソコンを持ち歩いておらず、今回の出張中のブログは携帯を利用して書いています。



  携帯からだと写真は一枚しかアップすることができないので、躍動感ある市場の写真は帰ってからアップしますので、良かったら2~3日後にも覗いてみてください。

  話を戻しまして、午後からは兵庫県姫路市に移動して、水耕栽培の先進地を視察しました。

            


  水耕栽培とは、土ではなく溶液を利用し、安定した環境で安定した栄養供給をすることにより、安定した生産性を確保すると共に、栄養価の高い農作物を作ることに成功しています。

  今回の写真は、その水耕栽培で育ったサンチュという野菜です。 水耕栽培は初期投資が高いなど、まだクリアするハードルはあるものの、企業も注目する新農法で、今後さらにシェアを拡大するものと考えられます。

   明日は、伊丹市の環境クリーンセンターにて研修を受けてきます。