児湯家畜市場で開催され、165頭がセリにかけられました。
行って来ました!子牛セリ!
セリが始まるまで市場の入り口に立って、あいさつをさせていただきましたが、どの車からも笑顔が返され、復興への希望を乗せてセリが行われる雰囲気がひしひしと伝わってきました。
昨年暮れに訪問したある生産者は
「まだ牛を飼う気にはなれん・・・何十年かぶりに母ちゃんと二人きりの正月を過ごすわ・・・年が明けてから再導入するかどうか考えてみるわ・・・」
と気弱になっていらした方も、トラックで登場され、キラキラした笑顔で市場に入っていかれる姿を見て
“いよいよ動き出されたんだ!いよいよ始まる!”
と我が事のように嬉しくなりました。
そしてセリが動き出しました!
一頭一頭セリにかけられ、会場にいる全ての関係者が、落札価格の表示される電光掲示板に釘付け・・・
高値の連続で、セリ落とされた生産者の方々が会場に向かって、一礼・・・会場からは温かい拍手が・・・その光景を見ている私たちまで心が温まりました。
そしていよいよ西都市の品評会でグランドチャンピオンを受賞した牛が登場すると、場内の集中力が一気に高まりました。
50万円・・・60万円・・・70万円・・・
一瞬会場がどよめくも、数字は留まるところを知らず・・・
落札を知らせるブサーがなった時の掲示板には
頭数の少ないセリではありましたが、着実に光が差してきていることを実感させる活気がそこにありました。
その活気が宮崎県全体にみなぎる様に、行政を動かし、地域を駆け回ります!