今年度中に定数・選挙区とも見直しを行い、条例改正をします。
生産者の方々が、商店街の方々が、建設業の方々が、血の出るような努力をされています。県議会も民間の方々と共に、自ら身を削り、改革の旗を振らなければならないのです。
先日、特別委委員会が開催され、各会派から改正案が持ち寄られました。
現時点で、議会内で共通理解されていることは、45議席ある総定数を40議席以下にすること。基準人口は2005年の国勢調査を用いること。の2点です。
総定数案は、
・自民党・・・39 もしくは 40
・社民党・・・39
・公明党・・・39
・民主党・・・39 もしくは 40
・愛みやざき・・・36
愛みやざき案は、現在16ある県内選挙区を7に合区し、1選挙区から1づつ減員します。さらに人口は少ないが、面積の広い地域に割り振られている議席を削減することにより、9議席減らせることになります。
一部の選挙区から減員するのでは、不公平感が残りますが、この案はすべて選挙区から減員となりますので、全議員が同じリスクを背負うことになります。
さらに愛みや案は、削減率が日本一になるとともに、人口の多い地域と少ない地域の得票数格差、いわゆる一票の格差が極めて小さくなります。
さらに、市町村議会がすでに行っている大幅な定数減員と同等の削減率になります。県は市町村に対し、合併の推進構想を打ち出している以上、県議会も自ら改革を果たさなければ、何の説得力もありません。
県議会議員は、地域の代弁者でありますが、地域議員ではありません。
地域のことだけではなく、県内全域の情報を収集し、状況を把握し、代弁そして政策立案をしなければなりません。
またその機動力、行動力、実践力、向学心がある者こそ、議員として選ばれれば良いのです。
定数・選挙区を改革するには、もちろん痛みを伴います。
定数を削減するということは、同僚同士でリストラを行うようなものです。
しかし、やらなくてはなりません。
県民の方に納得してもらえる結果を出します。
そして、県民の方と一緒になって、県民総力戦で、新しくて温かい宮崎県を創っていきましょう!