“宮崎県高鍋藩生まれ!山形県米澤藩育ち”をキャッチフレーズに新ブランド“鷹山牛(ようざんうし)”の披露会がありました。
高鍋・米澤・鷹山とくればもうお分かりの通り、“上杉鷹山”の功績を称えるとともに、宮崎牛の販路・消費拡大のための新たな取り組みが始まったのです。
上杉鷹山は、今から約250年前、高鍋藩主秋月種美(たねみつ)の二男として生まれました。祖母豊姫が米沢藩出身という縁によって、10歳のとき米沢藩主の養子となりました。
17歳で第10代藩主となったとき、米沢藩は膨大な借金をかかえ、民衆も苦しんでいました。
鷹山はこれらを乗り越えるために、自分から模範を示して節約に努め、新たな産業をおこし、財政の立て直しに全力で取り組みました。
35歳で引退後も養蚕・織物・陶磁器・和紙などの産業を盛んにしました。
「なせば成る、なさねば成らぬ何事も、成らぬは人のなさぬなりけり」という言葉を残した名君でした。
上杉鷹山が米澤藩の財政再建に貢献したことに習い、現在低迷する宮崎牛価格の建て直しを図るため“鷹山牛”は誕生しました。
今から2年前から、三重県伊賀市と木城町で畜産を営まれる中林社長様のご紹介で、山形県の佐藤様が児湯家畜市場から子牛を購入いただくようになりました。
その子牛を米沢市で肥育され、“鷹山牛”と命名し、いよいよ販売が開始されることとなりました。
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宮崎牛の評価が全国的に高いことは周知の通りですが、“鷹山牛”の売込みで有り難いことは、“宮崎県生まれを”しっかりとうたってくれていることです。
味は、A5(肉質ランクで最高位)であるのですが、脂(いわゆる霜降り部分)がしつこくなくて、後口があっさりしています。
焼肉はもちろんですが、牛刺しで良し、しゃぶしゃぶで良し、最高でした!
このストーリーのある新ブランドを今後も大いに応援していきます。
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