総合型地域スポーツクラブ『木城ドリームス』主催ゴルフコンペを開催しました。
今年も120名もの方々に参加していただき、盛大な大会となりました。
一応、私が代表を務めさせてもらっている木城ドリームスですが、実務のすべてを事務局の眞鍋さんと長友さんが取り仕切ってもらうことで、スムーズな大会運営ができました。
今年も全参加者に、参加賞とは別に豪華賞品をお渡しできたのも、事務局の献身的な活動のおかげです。
本業の合間を縫っての準備から運営まで、本当にありがとうございましたm(_ _)m
今大会は、午後から雨が降り出し、コンディション的には良くはなかったのですが、それでも参加していただいた方々にも、心から感謝いたします。
これからも地域スポーツと生涯教育の推進のため、伸び伸びと木城ドリームスは頑張っていきます!
今回、参加いただいた方々には来年もお会いできますように。
できることなら来年は、お友達もお誘い併せのうえ参加いただき、ドリームスカップをさらに盛り上げていただければ幸いです。
毎年恒例となっている、視覚障がい者の方々との芋掘りに家族で参加せていただきました。
年々、参加者が増えているようで、ボランティアの方や自衛隊員の方々も合わせると50~60人ほどで一斉に土まみれになりました。
はじめこの畦を見たときには、とても掘り尽せないだろうと、あらためて農作業の大変さを感じていました…が、掘り始めてみると、楽しいこと楽しいこと!すっかり童心にかえって汗を流しながらせっせせっせと掘り続けました。
つるをただ力任せに引っ張っても芋は顔を出してくれません。
まずは畦の横側から土をどかしていき、芋にたどり着いたら土を丁寧にほどいていき、芋の半分以上が露出したところで一気に引き抜くときれいな芋が元気よく姿を現してくれます。
この時、芋の皮はまだデリケートなので、荒っぽく扱うとペロッと皮がむけてしまうので、引き抜いた後も丁寧に丁寧に。
視覚障がい者の方々も、つるを辿り、うまく畦を崩し、次々に大きな芋をゲットされていました。
時々は手を取らせてもらい、まだ手つかずの畦までエスコトーして、一緒に芋掘りに没頭しました。
気が付けば、農家さんが用意していただいた芋掘り用のスペースは、見事一本残らず芋が掘り出され、持ちきれないほどのお土産と笑顔を全身で抱え、畑の中をのっそのっそと歩きなんとか車に運び込みました。
我が家のおちびさんたちは…
芋掘りというより、土遊びのほうが一生懸命で、ポケットの中に土だんごをいっぱい詰め込んで、私が
「よ~し、帰るぞ!」
と言っても
「まだ芋掘りする!!」
と言っては、だんごをせっせと握っていました。
子どもたちがもう少し大きくなって、障がい者の方々の手を引いて芋掘りを手伝うようになってくれたら、もしかしたら泣いてしまうかもしれません…
そんな温かい出来事にふれさせてもらうことをどこかで期待しながら、これからも地域活動を続けていきたいと思います。
ボランティア団体「たどりみち」の皆さん、貴重な体験をありがとうございました。
スポーツ振興対策特別委員会で現地視察調査を行いました。
今回の視察先は、宮崎県体育館です。
まず施設管理者から概要説明を受けました。
県体育館は、昭和43年6月に置県80周年を記念して整備されました。
ということは、私と1歳違いの今年で築46年です。
昭和54年に開催された宮崎国体では、体操競技と空手道競技で使用されました。
本館競技場は、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、といった球技のほか、体操、レスリング、フェンシング、柔道、剣道などに対応可能です。
またバレーボールやバスケットボールや武道に対応した別館も備えています。
平成11年には屋内外に人工登はん壁(いわゆるボルダリング競技用壁)を整備し、競技人口拡大と健康増進を図っています。
耐震補強はされているものの、屋内天井崩落対策はなく、あちらこちらの老朽化は甚だしいものがありました…
床の全面張り替えは一度も行われていないため、補修工事のあとが至る所にありました…
また建物外壁全体には亀裂があり、西壁面にはタイルが剥がれている部分があったり、鉄骨腐食に伴うモルタルが崩落している所があるなど、全面改修が必要なことは誰の目にも明らかです…
さらに空調設備もなければ、エレベーターも設置されていないため、夏の熱中症を気を付けなければならないことや、高齢者や障がい者が利用や観戦しづらい状況があります。
それでも年間25万人を超える方々が施設利用されており、今後も県内のスポーツ及び文化の発信拠点としての役割を担っていくべき中核施設であることには間違いありません。
が、このままの状態では2巡目国体はもちろんのこと、国際大会やスポーツ合宿の誘致を胸張ってできるものではありせん…
財政難であることは百も承知ですが、県の長期計画を抜本的に見直してでも、体育施設の再整備に乗り出さなければならないことを痛感させられた調査となりました。
なぜ今までに、スポーツ施設整備のための基金造設をして準備していなかったのか…
嘆いていても予算は生まれません…
執行部と共に知恵を絞り、汗をかいていきます!
平成26年度の農林水産祭において『内閣総理大臣賞』を受賞された、高鍋町染ヶ岡地区環境保全協議会と有限会社綾園芸の方々が受賞報告に来られました。
染ヶ岡地区といえば…
そう!『キャベツ畑のひまわり祭り』で有名なところです。
今年も家族を連れて行き、おもいっきり楽しませてもらいました。
ひまわり畑の規模がすごいことはもちろんですが、今回の受賞に至るには素晴らしいストーリーがあるのです。
染ヶ岡地区は、高鍋町北部の台地に位置し、8つの集落で構成されています。
露地野菜や茶、ブロイラー、養豚業などが盛んな地域でもあります。
その染ヶ岡地区に激震が走ります…
平成22年4月に家畜伝染病である口蹄疫が発生し、高鍋町内はすべての牛と豚が殺処分されることとなりました…
それまで露地野菜の肥料として施用していた堆肥の供給が止まってしまいました…
良質な肥料を求めたどりついたのが“ひまわり”でした。
ひまわりを緑肥として使用することを目的として栽培は始まったのです。
その規模は年々拡大し、緑肥としてすき込まれる前の間を観賞用として一般開放したところ、口コミでひまわり畑のすごさが伝わり、今年は1万人にもおよぶ来場者で畑は大賑わいとなりました。
残念なことに今年は、ひまわりの開花後に台風の襲来を受け、ひまわりが倒れてしました…
しかし、倒れたひまわりは太陽の日差しに向かって立ち上がってきたのです!
その時の写真がこれです。
染ヶ岡地区の取り組みは、地域を支える農業生産を維持するため努力した結果、町全体の活性化や交流人口増加に貢献し、今後もむらづくり活動の発展も期待できることが他地域においても模範となると評価され、栄えある受賞となりました。
心から、おめでとうございます!
そして来年も家族みんなで行かせていただきます。
先日、高鍋町水除地区の避難訓練に高鍋舞鶴ライオンズクラブのメンバーとボランティア参加させてもらいました。
これが訓練前の写真です。
何かちょっと変わっているところに気が付きませんか?
ライオンズのメンバーが手に持っているいるのは…ハンディタイプの投光器です。
なぜ投光器が必要なのかといいますと…今回行われた水除地区の避難訓練が、夜だったからです。
暗くなってから大地震に被災した時には、揺れと津波と、そして停電が一気に襲ってきます。
その停電状態を想定したもので、訓練開始時間も午後6時過ぎからでした。
水除地区の方々は、避難場所として指定された海抜40mの高台まで、約2㎞の道のりを歩いて避難されるという内容でした。
我々は訓練中に事故があってはいけないと、避難経路となる道なりに等間隔で立ち、投光器を掲げて地区住民の足元を照らし続けました。
住民の方々もそれぞれ懐中電灯を持ち歩かれていましたが、避難経路の途中は、ガードレール付近が陥没している所や側溝にふたがない所など、かなり近くまで行かないと確認できない所が何カ所もあったため、投光器で照らしながらも
「道路右側には側溝がありますので気を付けてください!」
と繰り返し声をかけました。
もちろん、被災した際には避難経路を照らすボランティアはいませんが、道なりに危険個所があちこちにあることを体感してもらうことはとても大切なことだと思いました。
無事、事故もなく訓練は終わり、参加者全員で訓練内容を振り返りました。
訓練に参加されていた副知事も感想を述べられ、訓練を続ける必要性を伝えられました。
このような意識の高い避難訓練を実施することは、準備から関係機関との調整まで大変な労力を要します。
その苦労を一手に引き受けてくださるのが…この方です!
ライオンズクラブの同士でもある徳久さんです。
徳久さんは以前から水除地区の防災担当をされており、今回もち密な段取りと気配りで見事に現場を仕切られていました。
水除地区のような活動はなかなかできることではありませんが、一人ひとりが防災意識をしっかりと持ち、備えあれば憂いなしを実践していきましょう!
まずは、自宅からの避難経路の確認をご家族と一緒にしてみましょう!
一般質問を終えて…
今回、知事はじめ執行部に投げかけた質問は、5つの項目に関して1問1答方式で18回。
これでもかこれでもかと足で集めた現場の声を投げかけ、具体的答弁を求めていきました。
まず、児童養護施設の小規模化・家庭的養護の推進については、厚生労働省の方針展開に対する県の対応のスピードアップを促し、現在小林・えびの・西諸県地域に施設がないことを解消するために具体的答弁を求めました。
次に、高齢者介護において実施されている“お泊りデイサービス”の内容を県民に周知してもらうことと、現場での安全性確保につなげることを目的に議論しました。
精神障がい者の処遇改善に関する質問では、今年県立宮崎病院精神医療センターで発生した医療事故の検証をするとともに、県内精神科病院において同様な事故が発生することのないよう、実地指導の徹底を求めました。
県内ダムの洪水リスク対策においては、ダムに堆積する土砂問題を取り上げ、ダム建設時の想定より3倍も4倍もの速度で堆積している土砂除去の必要性を説きました。
が、現在の県内ダムにおいては、洪水調整機能が損なわれているダムはないとのことで、かみ合わない質疑応答になってしました。
図書館行政拡充に必要性については、知事がいわゆるマニフェストにおいて『日本一の読書県を目指す』と大きな目標を掲げられていたので、現在、県立図書館の蔵書数も、県立図書館から市町村図書館への図書貸し出し数も、専任図書館司書数も、県民一人当たりの図書資料費額も、どれをとっても全国最下位レベルにある状況から、どのようにして“日本一”にまで引き上げていくのか、また何をもって日本一ということを県民に示すのかを問いました。
知事は
「…数字上の日本一を目指すのではなく、読み聞かせや一斉読書実施などにより県民の読書意欲の醸成を図っていきたい…」
旨の答弁だったので
「現在、掲げられている“県民100万泊運動”のように、検証しづらいぼんやりとしたスローガンではなく、数字や物流サービスでも日本一を示す姿勢を見せてほしい!」
と訴えました。
質疑応答を繰り返しながら感じていたことは
“原稿、捨てようかな”
と考えていました…
すでに原稿のほとんどは頭に入っていましたし、私が原稿を捨てない限り、執行部からの答弁も範囲内に収まってしまい、本音でもやり取りができていない…
しかし、通告している以外の項目については質問できませんし、いくら喰らいつき質問を繰り出したとしても、予算措置が伴うものや法律・条例を越えるものについては実りある答弁が返ってこないことは承知しているので、ただ鼻息が荒いパフォーマンスをしても意味がないのです…
まだまだ頑張らんといかんなぁと痛感する一般質問でした。
今回も、質問を創り上げていくにあたり多くの職員と関係機関の方々と貴重な情報交換と意見交換をさせていただいたことに感謝いたします。
特に財政課の矢越さんには、きめ細やかなサポートをしていただき、おかげで準備万端の登壇できたことに心から感謝いたします。
ありがとうございました。
先日、散髪に行ってきました。
20年以上の行きつけである同級生がやっている床屋ではなく、10分1000円のカット専門店に行きました。
同級生は体調不良のため、長期休業を余儀なくされていて、一日も早い復帰を願うばかりですが、無理はせず万全な状態と笑顔で帰ってきてほしいと思います。
同級の床屋なら
「いつもの通りで」
の一言で、心地よい髪型に整えてくれるのですが、カット専門店ではそうはいきません・・・
私は基本的に短髪で、視野に髪が入ってくることと耳やえりあしに髪がかかることが嫌なので、サイドから後頭部まで軽くかりあげてもらうようにしています。
案外、“いつもの通りで・・・”を伝えるのは難しく・・・
「かりあげの長さは、12mmにされますか、9mmにされますか、もしくは6mmでもできますが?」
と尋ねられ、返事に困りました・・・12mmと6mmがどんな感じになるのか分からなかったので
「とりあえず9mmでお願いします」
「了解しました。サイドからバックにかけて9mmのツーブロックにさせていただきます。」
担当してもらった理容師の受け答えは、丁寧で有り難かったのですが、あまり極端なツーブロックにはしてほしくないんだがなぁ・・・と少し不安な気持ちでバリカンの行方を見守りました。
10分間カットということもあり、手際がよく、そしていさぎよく髪は切られていきました。
細かな注文をつけようかとも思いましたが・・・“1000円だからなぁ”の気持ちもあり、途中口を挟むことなく10分が過ぎていきました・・・
「こんな感じでいかがでしょうか?」
と後ろから鏡をあてられた時には、ちゃんと整って見えたので
「ありがとうございます」
と納得して、お店を後にしました。
家に帰って、再度髪をセットしなおしてみると、予想以上にかりあげてもらったところが短く、思い切ったツーブロックになっていて、ヘルメットをかぶっているかのような髪型になっていました・・・
明日はいよいよ一般質問登壇日です。
若干、後頭部が気になりながらの質疑応答になるかもしれませんが、集中して臨みたいと思います(笑)
毎年この時期になると取り上げられる『流行語大賞』ですが、先日ノミネート作品50語が発表されました。
様々な分野から今年を象徴する言葉が集められました。
アニメパワーを示す言葉として・・・
「妖怪ウォッチ」 「ありのままで」 「レリゴー」
これらは子どもも納得のエントリーでしょう。
政治関係では・・・
「集団的自衛権」「限定容認」 「イスラム国」「積極的平和主義」
などが挙げられており、この一年が政治的激動期であったことの証ではないでしょうか・・・
情けない政治関連ノミネートとして・・・
「号泣会見」
がありました。
これは兵庫県議会議員の、ずさんな政務活動費使用が明らかになったものですが、マスコミによってはすべての議員が不透明であるかのごとく取り上げれていたことは、大変心外でした。
我々、宮崎県議会議員は政務調査にかかる1円以上の領収書は使用説明に加え、開示することを義務付けていることを申し述べておきます。
これらの他にも・・・
「危険ドラッグ」「アイスバケツ・チャレンジ」「家事ハラ」「マタハラ」「JKビジネス」などがノミネートされており、近年世間を騒がせたキャッチーな言葉が並んでいます。
スポーツ界からは・・・
「勝てない相手は、もういない」「リトル本田」
も2語がノミネートされており、、テニス界の錦織選手とサッカーの本田選手の活躍が日本人に勇気と元気を与えたことが加味されたものと考えます。
今回ノミネートされた言葉で、驚かされたことがあります!
それはこのノミネートで、初めて聞く流行語が多数あったということです。
例えば・・・
「ゆづ」「こじらせ女子」「まさ士」「こぴっと」「J婚」「マイルドヤンキー」
などがありました。
常日頃、新聞やインターネットで情報収集をしているつもりでしたが、流行語ノミネートされてるほど有名な言葉を初めて知るということは、驚きでもありショックでもありました・・・
皆さんは全部ご存知でしたか?
それではここからは、今年の図師ひろき的流行語大賞の発表にうつらせてもらいます・・・
私的には・・・
『集団的自衛権』『ありのままで』そして・・・・・・・・・『ダメよ~ダメダメ・・・』
に決定します。
皆さんは、どの流行語が栄えある大賞を受賞すると思いますか??
昨日に引き続き、今回一般質問で取り上げる内容を掘り下げて紹介します。
5本の柱の1つに、『図書館行政拡充の必要性』があります。
図書館行政とは、県立図書館を中心とした、市町村図書館及び学校図書館に関する行政サービス内容を指します。
特に県立図書館は、県民の解題解決を支援する“知の拠点”となる中核施設であるとともに、県内図書館のフロントランナーとしての役割と使命を担わなければなりません。
しかし、その役割を果たしているかの判断をするための指標として、図書購入にあたる“資料購入費”が、前年度比35%減の2800万円まで激減してしまっています・・・
この数字は、九州では最下位・・・さらに宮崎市の資料整備費の3500万円も下回る屈辱的なものであります・・・
本県の図書館行政は、“停滞している”もしくは“後退している”と言わざるを得ません・・・
他にも・・・
県立図書館の蔵書数は、堂々の全国42位。
専任図書司書数、全国43位。
県民一人当たりの公立図書館資料費、全国42位。
県立図書館から県内図書館への貸出数、全国41位。
この数字から分かることは、県立図書館に蔵書が少ないことが、県民一人あたりの図書資料費が低いことに直結しており、本来県立図書館が担うべき『図書館の図書館』としての市町村図書館に本を貸し出すことも伸び悩んでおり、何より図書館機能をコーディネートする専門職である図書館司書が絶対的に巣則しているという状況がにょじうに表れているのです!
この状況を踏まえ、知事は政策提言の中で、「日本一の読書県」を目指すと大きな看板を掲げています。
全国最下位クラスまで低迷してしまった本県図書館行政をどのように日本一まで引き上げていくのか・・・
今回の一般質問において、知事及び教育委員会から明確かつ具体的答弁を引き出し、県民の読書意欲をさらに拡大させられるよう議論を尽くしていきます!
来週火曜日に登壇する一般質問で取り上げる内容が固まりました。
柱は5本です。
〇児童福祉の課題と将来像
〇高齢者介護の質と安全性確保
〇精神障がい者の処遇内容
〇県内ダムの洪水リスク
〇図書館行政拡充の必要性
どの柱とも喫緊の行政課題で、国の補助をあてにすることなしに県単独で事業化していくべき内容です。
その1つに高齢者介護における『お泊りデイサービス』への対応が挙げられます。
在宅における高齢者介護の家族負担を軽減するための介護サービスとして、昼間に事業所で高齢者を預かり、食事や入浴、レクレーションなどを実施するのがデイサービスです。
が…今回取り上げる“お泊りデイ”は、昼間だけではなく、そのまま宿泊もできるようにサービスを拡大したものです。
一見利用者ニーズに即した介護提供とも理解されますが、実際には大きな問題が横たわっています。
そもそも高齢者介護は、介護保険の導入により“施設型福祉”から“在宅型福祉”に転換されるはずでしたが、施設入所待機者は現在も増加の一途で、介護保険制度は完全に機能不全に陥っています。
その機能不全を補うように、介護保険適応外の介護サービスが拡大しています。
その1つが有料老人ホームであり、“お泊りデイ”なのです。
お泊りデイは、1泊1000~2000円の低額で宿泊できるため、利用者は増加しているのですが、本来宿泊設備も人材も有していないデイサービス事業者が、無理して受け入れていることもあり、ベッドもないままに畳の上にそのまま雑魚寝させられ、一晩中おむつ交換もないまま放置されている高齢者がいるという実態もあります。
宮崎ではこのような劣悪な状況で介護されている高齢者がいないことを祈るばかりですが、介護保険適応外ということで県当局の管理・指導が行き届かないという状況もあります。
すべては国の高齢者対策が、現場に即していないことが原因なのですが、国の対応を待っていたのでは、さらに現場は混乱をしていくばかりです。
県としてできる最善策を一般質問で提案していきます!