奇跡への絆

図師ひろき

厚生常任委員会県北調査報告1

2014年05月31日 23時24分00秒 | Weblog

 今年度、私が属している常任委員会は“厚生常任委員会”といい、主に医療福祉に関する内容を調査し、執行部との協議をし、政策実現を図るとともに、厚生関係予算の執行が適正に行われているかを審議する委員会です。

 定例議会がない期間を利用して、県内外の調査活動に出向きます。

 今回は県北の関係施設や行政機関との協議をするために、2日間にわたり5か所の調査をしてきました。

 まずはじめに、門川町にある「子育て人づくりセンター“ひだまりハウス”」を訪問しました。

       

 平成19年に県が「宮崎県子育て応援本部」を設置したことをきっかけに、門川町でも同年に「門川町子育て支援本部」が設置され、その後町立保育園の民営化や許可保育園の運営などが計画的に実施されていきました。

 そして平成23年4月に、門川町の子育て支援拠点として「門川町子育て人づくりセンター」が開設されました。

 ここはファミリーサポートセンターとしての機能をはじめ、子育て何でも相談や子育て情報発信、子育て支援員(ボランティア)養成などの事業を展開されています。 

 保育士3名と保育士OB数名のスタッフで運営されており、開館時間は午前9時から午後18時までです。

 ご存知の方も多いと思いますが、先ほどの“ファミリーサポートセンター”とは、子育てを手助けしてほしい方(会員)と子育てのお手伝いをしてくださる方(会員)が、センターのコーディネートにより育児を支え合う活動のことです

       

 この日も施設内には、子ども連れの多くの利用者が来られていて、絵本を読んだり、お弁当を食べたりしながら子どもは楽しみ、そして保護者は癒されている光景があちらこちらで見受けられました。

 利用料は無料で、未就学児と保護者が一緒に利用でき、また町内在住者だけではなく、町外者でも利用できるため、利用者の約3割が日向市や延岡市からの来られていました。

 この場合、保護者は親に限らず、じいちゃんばあちゃんが連れてこられても利用できます。

 この窓口の広さは地域密着にこだわり過ぎて、かえって遠方の施設を利用せざる負えなくなっている高齢者福祉を反面教師にした柔軟な対応であるとも言えます。

   

 園内の片隅には菜園もあり、季節の野菜が素朴な姿で子どもたちと一緒に育っていました。

 地域で子どもを育てるには、このような子育て支援センターは当然必要で、女性の社会参加を促進するうえでもさらなるサービス拡充が求められています。

 さらにきめ細やかな施設整備と人材養成が進むよう、県と市町村が連携を強化し、予算確保をしなければならないことを認識できた調査となりました。

 

 

 






雑感715

2014年05月30日 23時05分37秒 | Weblog
 さあ!いよいよ6月定例議会が始まります。

 今日、議会運営委員会があり、会議日程が決まりました。

 今回も一般質問に立ちます!

 今回は愛みやざき3人全員が一般質問に立ち、県政課題について、知事はじめ執行部と議論を闘わせます。

 一般質問登壇順番を決める抽選もあり、私の登壇日時は、6月16日(月)の4番目で14時からに決まりました。

 私の机の引き出しには、いわゆる“ネタ帳”があり、毎回一般質問時には、この中から厳選して質問事項を絞り込んでいきます。

 今回は…

 ○高齢者副使と景気雇用対策について

 ○児童養護施策転換にともなう県の取り組みについて

 ○消費税増税後の県内経済動向と商工会・商工会議所振興策について

 ○県産農畜産物の東南アジア流行促進について

 などを柱に質問を創りあげていきます。

 “創りあげる”という表現とおり、材料は今まで現地に足を運び、関係者と意見交換をしながらネタ帳に落とし込んだ内容を1つ1つ組み上げていき、関係法令や先進地情報を収集して、理論武装という壁を創り、論破できるだけの城を築いていきます。

 ただ一般質問は論破するだけではなく、議論の中から実りある答弁を引き出さなくては、単なる自己満足に陥ってしまいます。

 専門的知識や細かな数字を引き合いに出して、いくら知事や執行部を困らせたところで県民の福祉向上には繋がりません。

 これから原稿作成に全力を注ぐため、議会に缶詰状態になります。

 もし時間が許され方は、歯に衣着せぬ議論の場を傍聴いただければ幸いです。

雑感714

2014年05月29日 23時22分34秒 | Weblog

 肉離れの治りがかんばしくありません・・・

 以前ほどの痛みはなくなりましたが、肉離れになった時のように前屈をすると“ピリッ”となってしまいます・・・

 歩くことには支障なくなりましたが、走るとピリピリ響きます・・・

 もっと動きたいのは山々なのですが、今は我慢我慢と言い聞かせながら、ゆっくりゆっくり過ごしています。

 それでももうすぐ、消防団の操法大会があり、今年も選手に志願したので、6月になれば力走が求められます。

 なんとかそれまでには・・・

 今回、肉離れになったことで、あらためて歳をとったと感じたと同時に、このまま衰えてはなるものかと強く思いました。

 走ることやスポーツは嫌いではなく、むしろ球技からマラソンまで同年代には負けないというくらいに体力維持はしてきたつもりでした・・・

 それでも今年は、正月に20㎞ほど走ったくらいで、あとはろくに体を動かしておらず、明らかに肉質はやわらかくなってしまっていたところの肉離れだったので、なるべくしてなったとしか言いようがありません。

 ここからずるずる運動不足になるのは嫌です。

 走れるようになったら再び脚力から腹筋から胸筋を鍛えるトレーニングを始めます!

 とは言ってもいきなりのフルトレーニングでケガをしてしまってはさらに気弱になってしまうことも目に見えているので、ぼちぼちがやっていこうと思っていたところに、うれしい情報が入ってきました。

 “エネルギー消費量がウォーキングの2倍という「スロージョギング」が注目を集めています”

 という記事です。

 スロージョギングとは、『ゆっくり走る』ジョギングのことで、ウォーキングと同じくらいか、それ以上の遅さで走り、笑顔で会話できるくらいのペースで息があがらない程度の無理なく走れるスピードが最適なペースとされています。

 太ももをはじめとする大きな筋肉を使うため、エネルギーを消費しやく、さらにスロージョギングはふつうのジョギングよりも膝などへの負荷が抑えられるというメリットもあるそうです。

 スロージョギングの最大の特徴は「歩幅」。

 子どもがチョコチョコ走っているようなイメージで、なるべく小股で走るのがポイントだそうです。

 そして1日合計20分が目安ともありました。

 笑顔で会話しながら走る相手はいないものの、私の場合、長渕剛を口ずさみながら走れるくらいがちょうどいいと思われます。

 ケガをバネにして体力増進をすることを、ここに誓います!

 

 


シンガポール・香港調査報告8

2014年05月28日 22時54分42秒 | Weblog

 さあ、いよいよ調査報告も終盤です。

 香港事務所でストックされていた県産品がどのような所で販売されているのか“みやざき棚”を視察に行きました。

 香港の商店街を進むにつれ、香港の人々の生活感あふれる活気がどんどん押し寄せていきました。

     

 そして香港といえば建築現場の足場が“竹”なんですよね。

   

 その勢いある街中で肩をすくめるように“ジャパン・プレミア・ストア”はありました。

 正直、店名からしてもっと大きな店舗を予想していましたが、日本だとコンビニくらいの広さの店舗でした。

  

 店舗の中に入ると感動的な光景が目に入ってきました!ご当地県産品が所狭しと並べられているではありませんか!

       

 都農ワインはまだしも、香港で都農のご当地グルメでもある“トマト鍋”に出会えるとは思ってもいませんでした。

 そして宮崎茶も各種揃っているではありませんか!

 店長に伺いました

 「売れていますか?」

 店長は

 「評判はいいです。でもまだまだです。できることならトマト鍋もお茶も実演販売をしてもらえると飛躍的に売れると思います。できることなら生産者に来てもらいたいですね!」

 やはり売り方が大切であることを教えられました。

     

  ここでも甘藷は人気で、宮崎牛を使用した加工品やきんかんたまたまもありました。

 そして・・・

   

 香港事務所を経由して納品されたマンゴーもありましたが、残念ながらすでに痛んでいました・・・

 それでも30%引きで販売されていました・・ブランド価値が下がるとも考えられますが、やはり仕入れ値が高価であるがゆえに少しでも回収をすることも必要なのでしょう・・・

 “ジャパン・プレミア・ストア”の次に、外資系のデパートにも足を運びました。

  

 ここでも甘藷は大人気!

 ここで目を引いたのは、やはり牛肉です。

    

 神戸、神戸、佐賀、佐賀、神戸、佐賀・・・

 悔しいことに、宮崎牛はありませんでした・・・

 それどころか

    

 オーストラリア産牛、カナダ産牛、アメリカ産牛にいたってはパッケージに漢字で“和牛”と書いてあるではありませんか!

 宮崎は、この国際競争の中に今から本格的に参入していかなければならないのです!

 今回の調査で、宮崎が進む道がいかに険しいものか明確に認識できました。

 今後のフードビジネス東南アジア戦略において、今回学んだことを注ぎ込み、アジアから生産者に利益が届くような具体的アクションを起こしていきます!

 まだまだ伝えたいことはありますが、この続きは本会議場で!


シンガポール・香港調査報告7

2014年05月27日 21時44分37秒 | Weblog

 香港でまず訪れたのは、平成2年6月に開設された「宮崎県香港事務所」です。

 “東アジアに開かれ、東アジアとともに成長する宮崎”をスローガンに、宮崎の“食と農”海外輸出促進するために常駐者を配置した県の出先機関です。

     

 香港事務所は、輸出大作を積極的に推進するために、商品サンプルやPR用の農畜産物を保管する物流倉庫と県内企業の営業活動の拠点となる“フロンティアオフィス”を併設した事務所です。

 職員は4名で、県からの派遣職員が2名、現地委託職員が2名です。

 フロンティアオフィスは6ブースあり、利用料金は月25000円(光熱費込み)でとなっており、不動産物価が高い香港においてはリーズナブルな設定となっていました。

       

 香港の人口は、約720万人であり、ここを新たな県内農畜産物の消費地と捉えることはもちろんのこと、中国をはじめ東南アジアの入り口とし、さらなる巨大市場への扉を開く拠点としなければならない重要地域です。

 本県の海外輸出戦略が実績をあげていくためには、いくつもの障壁があります。

 まずは人材の育成であり、その次には安定供給するための荷量の確保と輸出支援組織の拡充、さらに信頼できる現地卸売業者や輸入業者を確保すること、つまり良きパートナーを見つけることなどが挙げられます。

 そして忘れてはならないことは、香港に事務所を開設した自治体は、宮崎が7番目ということです。

 他自治体と同じことをやっていたのでは、たとえ“日本一”の看板があったとしても絶対に追い越すことはできません。

 そのためにも行政だけではなく、民間企業や金融関係者ともしっかり連携した上での、役割分担が不可欠であり、また宮崎を刷り込むための効果的なプロモーションも必要です。

 事務所内に設置してある倉庫には、県産の農畜産物から加工品が所狭しと詰め込まれており、店舗への出荷準備は整っていました。

            

 そして私が手にしている県産マンゴーをはじめ、店舗内に“みやざき棚”という宮崎の農畜産物コーナーのある「ジャパン・プレミア・ストア」の視察に出向きました。

 おっと、その前に、児湯茶の営業もしっかりさせてもらいました。

    

 シンガポールに引き続き、香港でも宮崎茶、特に児湯茶の販路拡大に力を入れていきます!

 

 




シンガポール・香港調査報告6

2014年05月26日 23時33分11秒 | Weblog

 さあ!この眺めはどこからでしょう? 

    

 そうです!シンガポールと言えば・・・


  

 船の形をしたプールが乗っかっているホテル「マリーナ・ベイ・サンズ」です。

 2010年に開業した大型統合リゾート施設で、ホテルを中心にショッピングモール、国際会議場、美術館、映画館などが併設されています。

 年間の売上額は約2900億円あり、税収への貢献は年間500億円、関連雇用は3万人以上です。

 そして、売上額の約80%をたたき出しているのが、カジノです。

 世界最大とも言われるカジノの視察に行ってきました。

 カジノに入場するのには、パスポートの提示が必要で、金属探知機ゲートを通過いなければならず、マカオのカジノと比較してかなりセキュリティが高いと感じました。

 さすがにカジノ内での写真撮影はできなかったので、その豪華さと東南アジアの勢いを映像で伝えることができないことは残念ですが、まさに別世界という言葉が形になったような空間でした。

 フロアごとに客層が決められており、VIPしか入ることができないフロアは外からしか見ることができなかったのですが、一般観光客対象のフロアでもあちこちで歓声があがっており、その瞬間に大金が動いていることがよく分かり、賭け事をあまりしない私にとっては、恐怖すら感じるような場所でもありました・・・

 “宮崎にもカジノは必要なのか?”

 “もし誘致できたとしても、経済効果以上のものが代償となるのではないか・・・”

 “そもそも人間にはカジノは必要なのだろうか・・・”

 と現実的な思考がさらに強くなってしまう視察となりました。

 気分転換に屋上展望台に行ったのでした。

    

 スカイパーク展望デッキというだけあって、確かに空の中の公園のようでした。

 展望デッキの隣りには・・・

   

 あのプールがありました!

 しかしプールが利用できるのは、ホテルの宿泊者だけのようで、なんとシングルルームでも1泊6万円以上するこのホテルには到底泊まることもできず、遠くから現実離れした優雅なプールを眺めるだけでした・・・

 ホテルを後にして向かった先は、空港です。

 次の目的地である香港に移動です。

 シンガポール空港は、テーマパークのような施設があることでも有名です。

 少しだけ搭乗までに時間があったので・・・

     

 無料で遊べる合成写真を撮って、空港内にある大画面にアップしてみました。

 次回からの香港報告も期待してください!

 

 

 

 


シンガポール・香港調査報告5

2014年05月25日 23時39分53秒 | Weblog

 実際、シンガポールで開催されていた“ジャパン・フェア”を視察してきました。

   

 大型ショッピングセンターの食品売り場の半分ほどのスペースに、ぎっしりと日本産の農畜産物や加工品が並んでいました。

 やはりまず探すのは宮崎県産です。

 ありました!

        

 シンガポールでマンゴーは珍しい果物ではありませんが、日本の市場価格の約2倍で売られている高級マンゴーは珍しく、さすがシンガポールでも贈答用での購入が多いようです。

 それでも高品質が刷り込まれている“ジャパンブランド”は揺るぎない人気があるとのことでした。

 日向夏も見つけました。

   

 日本のパッケージが付加価値になるということで、日本語表示のまま売られていましたが、ここで重要な欠陥を見つけました。

 それは日向夏が入った袋の裏に、日向夏の食べ方が書いてあったのですが、これまで日本語表記であったので、現地の人はそれが読めず、正しい日向夏の食べ方ができていないことは明らかでした。

 これではせっかくの商品が台無しです・・・

 やはり口に入れてもらうまでがフードビジネスであることをしっかり考え、輸出しなければなりません。

    

 甘藷も大人気でした。

      

 ここには宮崎牛はありませんでした・・・

 すでに日本のブランド牛は、これでもかこれでもかと進出してきており、ここに割って入るには多大な労力と資金が必要であることを痛感させられました。

   

 寿司もきれいでした。

   

 生乳も大量に並んでいました。

   

 ゆず風味の商品も人気があるそうで、ここにはまだまだ商機があります。

   

 米も日本国内でも評価の高いブランド米がズラリ!

 流通コストの関係もあり、どの商品も日本でに価格の2~3倍ですが、着実な販売実績をあげておられました。

 その中でも今回の市場調査で驚かされたものに、酒・焼酎があります。

       

 銘柄の豊富さはもちろんですが、驚いたのはその価格です。

 なんと焼酎1升が、約9000円でした!

 まだ酒・焼酎の消費量は、ビールやワインに比べると少ないのですが、この価格でも売れるジャパンブランドの評価の高さを再認識させられました。

 焼酎がより高級なお酒のように思えた視察となりました。
 

 

 



シンガポール・香港調査報告4

2014年05月24日 22時00分54秒 | Weblog

 続いて、本県の日向市に本社のある(株)八興商事がシンガポールに設立された現地法人にて情報収集させてもらいました。

 建物は、シンガポール中心地から車で30分ほど走った住宅地の中にありました。

       

 敷地内には大型トラックが引っ切り無しに出入りしており、勢いある物流事業が展開されていることは一目瞭然でした。

    

 八興商事におかれては、シンガポールで定期的に開催される“ジャパン・フェア”や“九州物産展”などをめがけて、県内外の農畜産物を東南アジア市場に注入されています。

 主な取扱い品として、牛乳・黒にんにくや黒酢などの健康食品・オーガニック食品・ミネラルウォーターなどをあり、今後はカット野菜や冷凍野菜なども取り扱いたいとのことでした。

 しかしここでも東南アジア市場開拓が、いかに困難なものであるかを示唆する意見が出されました。

 「シンガポールでの日本フェアは、もう飽和状態にあり、飽きられている感がある。」

 「生産者が売り場に来て、市場の声に耳を傾けるべきで、そうすることにより行政関係者だけで来るよりは小売り側からの信頼度は増す。」

 「フェアに来て販売している企業は、フェアだけに労力をさかれていて、営業活動ができていない。フェア後も滞在し、営業できるだけの経費を行政側が捻出すべきだ。」

 「農畜産物の原産地証明を取得することが企業側の負担になっているので、行政が代行する部署を設けるべきだ。」

 など大きな課題が突きつけられました。

 即答できる材料を全くと言っていいほど持ち合わせておらず、ただただ受け止めることしかできませんでしたが、この提案こそが実りあるフードビジネス事業展開に繋がることは間違いありません。

 ただフェアという花火を打ち上げて終わりではなく、企業が東南アジアに根付く支援をすることが行政の役割であることを再認識させられました。

 意見交換後、現場見学をさせてもらいました。

        

 私が指さしているのは、本県産品であり、牛肉です。

      

 これは中国産のドライフルーツのようなものでしたが、現地の方々が丁寧に梱包されていました。

  

 そして児湯茶の宣伝もしっかりして、今後取り引き品目に加えてもらうことを強くお願いしてきました。






 

 

 

 



雑感713

2014年05月23日 23時34分36秒 | Weblog

 第27回サラリーマン川柳が発表されましたね。

 どの作品も時代を風刺した傑作ぞろいですが、やはり上位の川柳はドラマが凝縮された名作が選定されています。

 「うちの嫁 後ろ姿は フナッシー」

 「妻不機嫌 お米と味噌汁 “お・か・ず・な・し”」

 「帰宅して うがい手洗い 皿洗い」

 「おもてなし 受けてみたいが あてもなし」

 「やられたら やり返せるのは ドラマだけ」

 「わんこより 安い飯代 ワンコイン」

 など、サラリーマンのリアルな日常が目に浮かぶ作品ばかりです。

 個人的には

 「帰宅して うがい手洗い 皿洗い」

 が好きです。

 我が家ものこの通り・・・ではありませんが、きれい好きな私としては、皿が洗ってなかったり、そうじしていない所が目に入ると愚痴ぐち言ってしまいます。

 もちろん気が付いた時に率先して、家事も手伝うようにしていますが、あまりし過ぎると嫌味になるといけないとも考えるので、頑張って目をつむるようにもしています。

 サラリーマンの悲哀が続く作品の中で、異色を放つ作品を見つけました。

 「“オレオレ”に 爺ちゃん一喝 “無礼者!”」

 高齢者を狙った振り込め詐欺が後を絶ちませんね・・・

 後を絶たないどころか、年々増加傾向にあり、その手口もますます巧妙になっています。

 地区の老人クラブの会合で、参加者に振り込め詐欺の電話を受けたことがあるかどうか尋ねてみたところ、数名の方から手が挙がりました。

 もしかして私の両親も騙されてはいやしないかと、時々確認をしていますが、今のところうちにはかかってきていないようです。

 もしかかってきたとしても、私の親父なら先ほどの川柳のように

 「あんたは口のきき方も知らんのか!うちの家族に名前も名乗らんで電話かけてくるようなバカ者はおらん!」

 と逆にしつけてくれるはずです。

 笑ってほのぼのとなる川柳みたいな日常ならいいのですが、弱い立場の方々から財産をむしり取る詐欺行為は絶対に許せません!

 もし怪しい電話がかかってきたときには

 「無礼者!」

 と一喝する勇気で対応しましょう。

 

 


雑感712

2014年05月22日 23時12分19秒 | Weblog

 今年もやってきました、消防操法大会の季節が!

 2大消防行事の1つである操法大会が6月下旬に開催されます。

 そのための練習が始まりました。

 操法大会とは、決められた動きで、いかに早く火を消すかを競う闘いです。

 実際に火を消すのではなく、“火点”という的を倒すまでの時間を競うものですが、ただ早く倒せばいいというものではありません。

 指の先から頭のてっぺんまでの気合いの入った節度と、4名の仲間と呼吸を合わせホースをのばし、水を送るなどのチームワークが求められます。

 ですから操法大会の要員になると、大会まで度重なる練習と大会当日の緊張感を背負うことになります。

 私が所属する木城町消防団第9部の部員は8名しかいません・・・

 必然的に2年に1度は、要員をしなければならないのですが、すでに3年連続で要員をしており、なんと今年も志願して要員をすることにしました。

 何故かというと、今年は初めて要員をする部員がいるので、操法大会に慣れたベテランがいた方が少しはスムースに大会を乗り切ることができるのではと考えたからです。

 とは言っても何度、要員をしてもプレッシャーに慣れることはなく、大会で足を引っ張ってしますのは私かもしれません・・・

 初練習では、初出場の部員への指導が中心でしたが、1年ぶりの練習で、私もかなり忘れている動作がありました。

 私の操法における役割は、機械操作です。

 消防車に積んであるポンプを起動させ、水を吸い上げ、一秒でも早く前方に水を送らなければなりません。

 もしポンプの操作を誤り、水を送る際にもたついてしまえば、他の要員がどんなに素早く消火準備ができたとしても、その努力を水の泡にしかねない重要な任務が課せられています。

 ゆえに日頃から、機械のメンテナンスと燃料やオイルの点検も怠ることはできません。

 操法の練習は、みんなの仕事が終わってから集まり始まりますので、どうしても遅くなってしまします・・・

 先日もなんとか日暮れ前には集合できましたが、練習が終わったのは22時近くになっていました。

 地区内の公園の駐車場で練習をしたのですが、練習中のゆらゆらと揺れるいくつかの緑の光を見つけました。

 分かりますか?

 そうです、蛍です!

 練習はハードですが、風情ある蛍の光に、“つくづく田舎に住んでて良かったなぁ”と少しの癒しをもらいました。

 あと約1ケ月、みっちり練習し、大会ではベストを尽くして頑張ります!