続いて島根県です。
北海道から島根県への移動は、かなりの移動距離でしたが、我々がどうしても島根を訪問し、県政に活かさなければならない課題があります。
それは、古事記編さん1300年事業への取り組みです。
周知の通り、古事記に登場する中心舞台は宮崎県です。
しかしこの観光客誘致やふるさと再発見などの千載一遇のチャンスを、本県はまだ活かしきれていません。
島根県では、出雲大社周辺をメイン会場に、島根県内各地を訪ね歩き、地域の魅力を体感してもらうためにイベントや仕掛けを次から次に創りだしています。
“神話博しまね”の特設会場を視察しました。
この行列は・・・
神話を映像と演劇により再現したショーを見るために入場を待つ観光客です。
そして何より、ステージで繰り広げられていた神楽に・・・
これだけの人がくぎ付けでした。
繰り返しになりますが、これは平日の昼間の風景です。
スタッフの方も、この演出です・・・
そして隣接する古代出雲歴史博物館も、相乗効果で入場者が急増していることは言うまでもありません・・・
また会場周辺の歴史的遺産へのエスコートもされており・・・
ここは昭和59年に、銅剣358本、銅鐸6個、銅矛16本が出土した“荒神谷遺跡”です。
まだまだ紹介できていませんが、悔しいくらい多種多彩で、きめ細やかな事業が散りばめられていました。
スタートは明らかに出遅れてしまいました・・・
しかし宮崎にも神話の宝は、ふんだんにあります。
素直に認め、素直に見習い、そして宮崎らしい神話事業が展開できるように執行部と連携して行きます。