企業トップの社員訓示を短くまとめた記事を読みました。
どれも今の自分にも響く貴重な示唆でした。
JFEスチールの林田社長は
「机上の倫理ばかりではなく、現場に出て、現場を見て、現実を知ってほしい」
まさに現場主義の私にとっては基本中の基本、初心中の初心を指し示す言葉で、足を運ぶ体力気力がない議員は失格だと思います。
川崎重工業の長谷川社長は
「恐竜が滅んだのは環境変化に対応できなかったためで、会社も同じ。危機感を持ってほしい!」
まさに現代は、経済界のみならず、行政も前例なき領域に対し、臨機応変に取り組む姿勢が求められています。
いや姿勢だけではなく、実践が求められています。
世界に類を見ない少子高齢化が進む中、小手先ばかりの制度変更では行き詰ることは明らかです。
危機感を持って、抜本的な制度改革を訴えていきます。
全日本空輸の伊東社長は
「内外の格安航空会社の参入、日本航空の再生など競争は激しい。自らを変革する以外に道はない!」
行政サービスも競争です。
企業を誘致するにしても、人口減少に歯止めをかけるにしても、他の自治体がしていることを真似ているばかりでは埋没して行きます。
その競争に打ち勝つためにも、無理を承知の上で決断しなければならないことがありますし、その決断を促すためには今まで通りの自分ではダメです。
同じやり方で地団駄を踏むばかりではなく、まずは自らを変革し攻め方を変えていくことの必要性を教えられました。
ソニーの飛来社長は
「自分で自分の限界を創るな。新しい物事や情報に触れ、遊び心を持ってほしい!」
後半部分がいいですね!
ワクワクしないとダメですよね。
最近つくづく思います。
ということは最近ワクワクできていないのか・・・
最近、仕事でワクワクしていますか?
自分に任せられた事業があったり、乗り越えなければならない課題があっても、そこに立ち向かう時の仲間がいてくれれば、風景はガラッと変わるものですが、そんな瞬間を最近味わってないような気がします・・・
でもその瞬間は、与えられるものではなく創るものですね。
アサヒグループホールディングスの泉谷社長は
「同じタイプの金太郎あめ集団ではなく、個性を生かすもも太郎集団が必要だ。自分の強みを伸ばしてほしい!」
私の強みは“福祉”です。
現場の声にしっかりと耳を傾け、誰にも勝るとも劣らない勉強をし、政策を立案、提案する姿勢を貫いています。
そして現場を変革する具体的な指示を出すための経験も積んできました。
これからもしっかりと爪を研ぎます。
鷹とは言いませんが、地域を住民目線で飛び回るツバメのように、いつも暮らしのそばで活動する姿勢を忘れません。