「進路はどうなった?」 「進学か!宮崎の高看は難しいけど、よく頑張ったな!」 「就職か!現場はいいぞ!楽しいことばかりじゃないかもしれないけど、患者さんから救われることもたくさんあるから、まずはゆっくりしっかり話を聴く姿勢を忘れるなよ。」
教え子の晴れ舞台でもある卒業式にも出席したかったのですが、定例議会の関係で参加できなかったので、早く生徒たちと話したくて会場に入るや否や・・・
など、もう卒業式は終っているにもかかわらず、相変わらず先生風吹かせて彼らの2年間の努力を称えました。
謝恩会は、ばず生徒から歓迎の歌と事務長と音楽の先生によるフルートとピアノのセッションが披露されました。
そして舞台は一転、躍動のソーラン節!
続いては、名物となっているK先生を中心とした出し物!
会場は、一気に笑いの渦に!!
和やかな時間はあっという間に過ぎて、これもまたお決まりの教務の先生方による“四季の歌”に合わせて、生徒へのメッセージの読み上げがありませした。
歌の合間合間で、生徒が一人一人ステージに呼ばれ、先生が語りかけられます・・・その言葉を聴いた生徒たちは思わず感極まって・・・と思いきや、生徒たちはいたってニコニコ!
語りかける先生達の方が、ウルウルと声を詰まらされる場面が・・・
今どきと言えば今どきな・・・でも私にはとてもアットホームに映りました・・・家族みたいな絆のある学校なんだろうな・・・生徒の良いところも悪いところも全部ひっくるめて包み込み、巣立つ我が子をいとおしく思っている先生方の姿を見ながら・・・
“やっぱ、現場はいいな~”
なんだか私もジ~ンときました・・・
「今度は先生が頑張る番よ!」
謝恩会から帰る私の背中に届けられた言葉に振り返ると、生徒たちの満面の笑みがありました。
「俺たちの応援しっかいね!!」
教え子たちの声援に応えるためにも、なんとしてでも這い上がってきます。