奇跡への絆

図師ひろき

巣立ち

2011年03月07日 23時01分43秒 | Weblog

 

 「進路はどうなった?」

 「進学か!宮崎の高看は難しいけど、よく頑張ったな!」

 「就職か!現場はいいぞ!楽しいことばかりじゃないかもしれないけど、患者さんから救われることもたくさんあるから、まずはゆっくりしっかり話を聴く姿勢を忘れるなよ。」

 非常勤で講師をさせていただいている児湯准看護学校の卒業謝恩会に参加させていただきました。

 教え子の晴れ舞台でもある卒業式にも出席したかったのですが、定例議会の関係で参加できなかったので、早く生徒たちと話したくて会場に入るや否や・・・

 など、もう卒業式は終っているにもかかわらず、相変わらず先生風吹かせて彼らの2年間の努力を称えました。

 謝恩会は、ばず生徒から歓迎の歌と事務長と音楽の先生によるフルートとピアノのセッションが披露されました。

 
    

 そして舞台は一転、躍動のソーラン節!

  

 続いては、名物となっているK先生を中心とした出し物!

  

 会場は、一気に笑いの渦に!!

 和やかな時間はあっという間に過ぎて、これもまたお決まりの教務の先生方による“四季の歌”に合わせて、生徒へのメッセージの読み上げがありませした。

  

 歌の合間合間で、生徒が一人一人ステージに呼ばれ、先生が語りかけられます・・・その言葉を聴いた生徒たちは思わず感極まって・・・と思いきや、生徒たちはいたってニコニコ!

 語りかける先生達の方が、ウルウルと声を詰まらされる場面が・・・

 今どきと言えば今どきな・・・でも私にはとてもアットホームに映りました・・・家族みたいな絆のある学校なんだろうな・・・生徒の良いところも悪いところも全部ひっくるめて包み込み、巣立つ我が子をいとおしく思っている先生方の姿を見ながら・・・

 “やっぱ、現場はいいな~”

 なんだか私もジ~ンときました・・・

 「今度は先生が頑張る番よ!」

 謝恩会から帰る私の背中に届けられた言葉に振り返ると、生徒たちの満面の笑みがありました。

 「俺たちの応援しっかいね!!

 教え子たちの声援に応えるためにも、なんとしてでも這い上がってきます。