奇跡への絆

図師ひろき

雑感536

2013年06月30日 23時20分09秒 | Weblog
 最近は、6時間眠れなくなってきました…

 仕事の関係もありますが、他にもいくつか原因はあります…

 早朝、トイレに起きるようになったこと。

 そしてトイレに起きると二度寝ができなくなったこと…

 なんとか眠ろうと、目を閉じてみますが、睡眠を十分にとった子どもたちが体や顔を縦横無尽にはい回わり、穏やかに目覚めることはなくなりました…

 それでも日中、元気に動き回ることができているのは、やっぱり子どもたちが元気の源になってくれているからだと思うのですが、できることなら、朝あと1時間くらいは横にならせてもらえれば言うことはないのですが…

 睡眠中には、“メラトニン”というホルモンが分泌されるようです。

 そのメラトニンの分泌時間が長ければ長いほど、前立腺がんの発症を抑制するという効果があるという記事を読みました。

 睡眠時間を7時間未満、7~8時間、9時間以上の3つに分け、比較したところ、7~8時間グループから得られた数値を“1”とすると、7時間未満は“1.34”で、9時間以上は“0.49”と半減しています。

 さすがに前立腺がん予防のために、9時間以上の睡眠を確保することは今の生活では許されませんし、横になってるだけでも苦痛になると思います。

 今は、気力体力とも充実しているので、短い睡眠時間でも動けますが、アラフォーからアラファイブになると、嫌でも体力は低下してくるでしょう…

 これからも日頃から体力維持には努め、睡眠時間も徐々に確保しつつ、心身のバランスをとり動いていきます!

雑感535

2013年06月29日 23時47分40秒 | Weblog
 日本、50%。

 ドイツ、60%。

 フランス、70%。

 スウェーデン、80%。

 この数字はなんだと思いますか?

 正解は、20代後半の既婚女性の労働力率です。

 日本の働く女性の割合、いわゆる労働力率は低く、特に既婚者女性の労働力は50%に留まり、改善策の効果はいっこうに見えてきません。

 高齢化が進む中で、女性の働き手確保はますます重要となり、日本の女性が他の先進国並に労働参加が進めば、日本の生産力は2030年までに最大25%増となるとの試算を発表している研究機関もあります。

 しかし、実際の日本の就業者数は、減少の一途で2030年までに850万人も減少するとも予想されています…

 アベノミクス効果で、景気が上向いてきそうな感じはするものの、地方でもお金が回りはじめたことを肌で感じるためには、女性の労働環境整備は不可欠です。

 まずそのたに保育サービスの拡充が課題であることは誰もが認めるところで、都市部では待機児童解消のため、新設保育施設整備が急ピッチで進んでいます。

 また全国的な問題でもある保育士確保策として即効性のある賃金改訂も行われています。

 本県においても、安心こども基金の活用により、月額1万円程度の増額が見込まれています。

 さらに保育人材確保に関しては、看護師や介護福祉士確保策同様、海外からの人材受け入れも視野に受け入れつつ、環境整備をする必要もあるのではと考えます。

 宮崎は、子育て子育ち日本一を目指すとともに、女性労働力向上に努めていきます!

雑感534

2013年06月28日 23時36分42秒 | Weblog
 手のり文鳥、ハムスター、そして犬、猫と小さい頃からわが家ではペットを飼ってきました。

 幼いときには、せっせとペットの世話をし、愛情を注いでいたことを覚えています。

 ある時は、可愛がっていた文鳥が死んでしまい、妹とオイオイ泣きながら墓を作ったり、ハムスターがいなくなったときには、暗くなるまでドロドロになりまがら探しに行ったものです。

 犬を飼っていたときには、山や川を駆け回り、数々の冒険を共にしました。

 そこで最近のペット犬で人気ベストを調べて見たところ…

 第三位はダックスフンド、第二位はチワワ、そして第一位は…プードルでした。

 このベスト3でも分かるように人気犬種は圧倒的に小型犬で、飼育されている犬の約40%は5㎏以下の小さな犬のようです。

 癒しや元気の源となってくれるペットですが、売る方と飼う方のモラルを強化しなければならない時代にもなっています。

 市場拡大にともない、目先の利益を追求するあまり、無計画に繁殖を繰り返し、売れ残りを処分したりする業者が横行している実態もあります。

 環境省の資料によると、年間59万5000匹の犬が市場に出されるものの、飼い主が決まるのは56匹あまりとなっており、犬だけでも約1万4000匹が殺処分などにより命が捨てられています。

 これらの現状を改善するため改正動物保護法により、売買双方の責任が明文化され、違反者には罰金が課せられるようにはなりました。

 が、それ以前に縁ある命の尊さを一人ひとりが再認識して、優しい手を差し延べていきたいものです。

雑感533

2013年06月27日 23時36分13秒 | Weblog
 ポイントカードはたくさん持っていますが、よく使うのは数枚でしょうか…

 たまにしか使わないカードは持ち歩かないので、お店に行く度にカードを作ってもらうことも…

 そんな私でも是非持ち歩きたいポイントカードが作られたようです。

 都市部を中心に、“ペットボトル回収機”というものの設置が拡大しており、ペットボトルを1本投入することで2ポイント貯まり、500ポイントで250円相当の買物券と交換できる仕組みになっているとのこと。

 この回収機は、ペットボトルを数秒でで破砕し、24時間捨てることができ、トラックでの回収回数とコストを減らすことができる優れものです。

 通常であれば、集めたそのままのペットボトルを中間処理施設に運び、缶などの不純物を除いてから圧縮して、リサイクル施設に運ぶという手間とコストがかかります。

 行政コスト削減や環境対策になり、地域経済の活性化にも繋がるこのペットボトル回収機ですが、課題もあります。

 回収機は1台2台では、トラックで回収量には追いつかず、最低でも25台設置しないとコスト削減にはならないことや、高齢者など回収機までペットボトルを持ってくることが困難な方への配慮も必要となります。

 またポイント(=金)欲しさに、ペットボトルの奪い合いなどが原因でトラブルが発生する可能性も否めません。

 今後、宮崎でも導入が拡大していく際には、行政と業者、そして住民がシステムに対する共通認識を持ち、環境と財政と人に優しい取り組みにしていきたいものです。

雑感532

2013年06月26日 23時13分14秒 | Weblog

 東京オリンピック誘致に奮闘されている猪瀬東京都知事に関するエッセイを読みました。

 “アジアヘッドクウォーター構想”や“羽田空港の国際化”など、猪瀬知事の“発想”について紹介されていました。

 “アジアヘッドクウォーター構想”とは、東京の標準時間を2時間前倒しにするというもので、これはクールビズに関連したものではなく、株式相場の中心であるニューヨーク市場が終わるタイミングで、東京市場が開くことを狙ったものです。

 ニューヨーク市場と連動することにより、市場アイデンティティが高まると共に、香港やシンガポールとの時差が1時間から3時間に広がるため、外資系企業が東京に拠点機能を移す誘引にもなる、という発想です。

 猪瀬知事は18歳の頃に、永田町や霞ヶ関のビル群を眺めながら

 「政官は、すでに作られたものに従い、“昨日”に生きている。

 私はどこか改革できるという“明日”に生きたい。

 そしてその“明日”に近いのが東京都である。」

 といかにも作家らしい志を抱かれ、そして貫かれ、都知事まで上り詰められたようです。

 「猪瀬知事は10代の頃から、“国家とは何か”を自問してこられ、その青年がそのまま大人になったような人物である。」

 と、著者から評されていました。

 全く比べるに値しませんが、私も10代の頃から“福祉とは何か”を自問してきました。

 猪瀬知事が東京のビル群を見て、改革を志したように、私も医療福祉の現場を見て、改革に壁は政治にあると確信し、政界に飛び込みました。

 まだまだ途半ばですが、“福祉の明日を創りたい”という志は、あの頃のままです。

 宮崎からでも日本の福祉を変えることはできる!!


新しい潮流を興す

2013年06月25日 22時56分19秒 | Weblog

 先日、宮崎県若手議員連盟「宮崎維新塾」の総会を開催しました。

    

 よく質問されることがあります。

 「宮崎維新塾は、大阪の維新の会とはどんな関係なんですか?」

 答えは・・・

 「全く関係ありません。今のところは・・・」

 少し含みを持たせたところで、会話を弾ませようとしただけで意味はなく、維新の会とは塾生の中には個人的に繋がりはあるにしても、組織としては関係ありません。

 我ら宮崎維新塾は、結成15年を迎える県内の若手議員により構成される勉強会で、大阪の維新の会より歴史ある団体です。

 市町村合併を経て、塾生は減少傾向にあり、現在は14名で活動しています。

 勉強会を年4回開催し、基本的に県民の方も参加できます。

 国会議員や首長との意見交換や県内各地で地域活性に取り組まれている団体との交流や現地視察を行っています。

 そして塾生全員で県内の諸課題を共有し、各議会に持ち帰り、同じ志で政策提言を繰り返しています。

 今回の総会では、新塾長が誕生し、事務局体制も新たになり、少人数ではありますが積極果敢に活動するための体制が整いました。

 私たち塾生は

 「地域の代表であり、その誇りと自覚を持って、地域を変え、国を変革する先兵である。

 お互いの切磋琢磨により同志的結束を強め、誰よりも学習し、実践力を高め、宮崎における新しい潮流を興し、平成維新を成就する。」

 という大きな目標を掲げています。

 夢を実現していきます!


雑感531

2013年06月24日 23時41分40秒 | Weblog

 テレビや新聞に同世代の活躍が取り上げられていると必然的に目が行きます。

 分かりやすいのはスポーツで、プロ野球やサッカーなどで40歳を過ぎても第一線でプレーしている選手を見ているだけで刺激を受けます。

 先日はスポーツではないのですが、衣料業界で成功している48歳男性の記事に目が留まりました。

 その男性は、総合商社マンだった経験が評価され、ヘッドハンティングされた衣料メーカーで、新規参入した低農薬栽培の野菜を扱う子会社の社長を任されることになります。

 しかしその低農薬野菜が話題となったのは一瞬で、店舗も通信販売も赤字となり26億円もの損失を出して、1年半あまりで事業撤退を余儀なくされてしまいます。

 その男性は会社の代表に辞表を出します・・・

 その時かけられた言葉は

 「お金を返してください」

 「高い授業料を使って“お先に失礼”はないだろう」

 たたみかける叱責。

 しかしそれで終わらず

 「勉強を活かせ!」

 「10倍返しせよ!」

 と激励に変わり、その男性を再度関連会社の社長に抜てきします。

 その期待に応えるべく

 “二度と会社を潰さない”

 “答えは現場にある”

 と自分に言い聞かせ、大抜てきの恩に報いるため、歯を食いしばり握りこぶしを振り、わずか3年で売上高580億円、店舗数215店、海外進出を展開するほどの業績を上げられる活躍をされたのです。

 信じて期待してくれる人のために頑張りぬく姿勢。

 私も見習います!


雑感530

2013年06月23日 23時16分52秒 | Weblog

 病院の病床編成問題が、マスコミに取り上げられていました。

 現在の医療法では、病床は“一般病床”と長期療養目的の“療養病床”に大別されています。

 さらに一般病床には、医師や看護師の配置に応じて区分が4つあり、配置が手厚いほど急性期向けと想定されています。

 しかしこの急性期向け病床が増えすぎてしまい、逆に急性期後の患者を受け入れる病床不足が顕著となっているのです。

 故に急性期病床から転退院できず、適切なリハビリも受けられないまま入院継続を余儀なくされていることが日常化しています。

 長期療養病床も慢性的に不足しており、行き場のない高齢者は、医療保険も介護保険も適応外の、いわゆる有料老人ホームなどに高額な費用負担をして入居している方も少なくありません。

 何故こんな歪な医療福祉の現場になってしまったのか??

 答えは簡単です。

 医師や看護師配置が手厚い急性期病床ほど診療報酬が高く設定されており、急性期病床のほうが儲かるからです。

 しかし急性期病床には、急性期を脱した方がそのままで、本来受け入れるべき患者を断らざるを得ない現状があり、我々の保険料で運営されている病床には高額な診療報酬が、目的外であるにもかかわらず注がれ続けています。

 どうすればこの状態を改善できるのか・・・

 答えは簡単です。

 長期療養病床の診療報酬を引き上げる。

 もしくは在宅看護・介護に関する報酬を引き上げ、脱施設化を実践する。

 これができれば病床の偏りは解消されるどころか、住み慣れた環境で療養できるノーマライゼーションを実現することもできます。

 国は今後、病床再編を計画しており、より明確な機能分化を進めていくようですが、患者ニーズにあった医療福祉現場の改善に繋がることは期待できません。

 国を待たず、県としてやらなければならないことをやっていきます!

 


雑感529

2013年06月22日 22時58分58秒 | Weblog

 中日ドラゴンズ前監督の落合博満さんのインタビュー記事を読みました。

 “名選手は名監督にあらず”

 といった言葉ありますが、落合さんは選手としても2年連続で三冠王を獲得するなど言わずとも知れた名選手です。

 では監督としての成績は、ドラゴンズを率いた8年間で629勝491敗、勝率5割6分2厘と誰もが認める名監督でもあります。

 私はドラゴンズファンではありませんが、落合監督の冷静沈着で感情をほとんど表に出さない采配は、選手以上に存在感があったことを覚えています。

 選手からコーチや二軍監督を経て、監督になるといった階段を踏むことなく、いきなり監督になられたにもかかわらず、好成績を残すことができたのは何故か?

 落合さんいわく

 「選手時代から監督目線で野球を見ていてからじゃないですかね」

 と、さらり・・・さらに続けて

 「現代は社会も組織も目まぐるしく動いている。

 部長や課長としてやるべきことは、自分がその立場になってから考えればいい・・・これでは遅すぎるだろう。

 決して上司の仕事を批判的に見るという意味ではなく、常に“自分が部長ならそうするか”という目線を持つことは、仕事の感性を磨いてくれる。」

 と大変示唆にとんだコメントを残してくれています。

 今の立場に甘んぜず、愚痴をこぼすだけのネガティブマインドではなく、“自分ならそうするか”という視点に立ち、ポジティブマインドで感性を研ぎ澄まし、環境を変革させていくことは、どの職場においても求められることでしょう。

 今の職責を全うしつつ、これからもポジティブアクションで宮崎を動かしていきます!

 


雑感528

2013年06月21日 22時58分13秒 | Weblog

 “こころのかぜ”とも言われるうつ病は、誰もが陥る可能性がある精神疾患です。

 五月病はなんとか乗り越えたところに、長雨が続くこの時期は精神科を受診される方は少なくありません。

 “何とをしても楽しくない”“無関心”といった気分が一日中続き、なおかつ2週間以上継続するようならば、うつ病が疑われます。

 うつになることは何も悪いことではなく、、早期治療を始めることで改善は十分に期待できます。

 最近、運動療法には抗うつ効果があることがクローズアップされています。

 具体的には、ランニングやジョギングなど有酸素運動のほうが効き目は高く、運動時間は1日45~60分を週3~5回行うことが望ましいとされています。

 少なくとも2~3ヶ月継続することにより、抗うつ薬を単独使用するよりもうつ症状の再発率も低くなるという研究結果も発表されています。

 今までは、うつ状態にあるときは、頑張らせず、励まさず、穏やかな環境で療養することが一般的な対処法でありましたが、薬物に頼り過ぎることなく、一生懸命運動に取り組むことで、達成感が気分を上昇させるようです。

 うつ状態になってからの運動が、症状改善に効果があるのであれば、日頃からの運動が、こころの健康を保つことに効果的であることも間違いありません。

 まさに“健全なる精神は、健全なる肉体に宿る”ですね!

 病は予防が大切です。

 この時期、梅雨の合い間の青空や新緑のまぶしさは格別ですし、日中仕事で太陽を見ることができなくても、雨上がりの夜空は、いつもより輝きを増した星が幸福感を届けてくれます。

 その青や緑、そして優しい光に包まれながら体を動かしリフレッシュして、こころのセルフケアをしながら、夏を乗り切る体力も蓄えていきましょう!